2009/04/01 - 2009/04/10
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amefuriさん
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10日間でチェコ、オーストリア、ハンガリー、ポーランドに行ってきました。
6日目はウィーンちょこっと&ブタペスト観光。
-
6日目。朝6時起床。2日間泊まったこのペンションともお別れ。
普通の部屋だったけどテーブルがあったので物書きしやすかったし(覚書のために毎晩日記を書いていた)、シェアシャワーの出も良かったし、なんだかんだで居心地良かったです。
荷物をパッキングし、また7時ジャストに朝食に向かい、昨日と同じようにパンを1つだけかじってチェックアウト。
バスが11時発なので10時15〜半くらいにはバスターミナルに行っておきたい。
それまではウィーンで最後の自由散策です。
どこに行こうか前の晩考えた結果、普通の建物は10時オープンなので、見学系のものより公園などを散歩しようということになりました。
あまりよく見てなかった王宮近くをうろうろしたい。
U3に乗ってVolkstheater駅で降り、トラムに乗って市庁舎の写真だけパチリ。
朝になればテントが撤去されて市庁舎だけ撮れるかなと思って行ったんですが、置かれたままでした。
バイクイベントは数日にわたるイベントのようですね。
道路を渡ってブルク劇場の横を通り、フォルクス庭園へ。
王宮の敷地の隣にあるお庭です。かなり広い。
まだ8時前なので観光客は私一人。あとはジョギングしている人が時々通るだけの静かな庭園。
(上)ウィーンで見る刈り込みはいつも波状のものですね。
(下)フォルクス庭園から臨む王宮。すぐ横は英雄広場です。 -
フォルクス庭園を抜けて、そのまま英雄広場へと流れ込みました。
通って来たところを振り返って写真を撮っているので、カール大公騎馬像の後ろにはフォルクス庭園、その後ろには市庁舎が見えています。
最初に英雄広場に来た時、この風景を見て市庁舎をお城を勘違いしてしまったんです。
その気持ちもわからなくはない、でしょ? -
昨日図書館に来る時、王宮の敷地は通って何か所か写真も撮りましたが、目先の図書館につられてあまりよく見てませんでした。
団体ツアー客もそこらじゅうにわらわらしてたし、立ち止まってると馬車がやってきて邪魔になるし。
そんなわけで人気も少ない今の時間を利用して、英雄広場と、その先のアーチ型の通路を通って王宮を外観だけ見学。
エメラルド色のドームも素敵だけど、あちこちに置かれた白い彫刻がみんな動きがリアルで目を引きます。
王宮の展示の中でも、9時から開くSiSi博物館と皇帝の住居だけ見てみようかな〜と目論んでいたんですが、スタッフの人に所要時間を聞いてみたら「うーん、人によるけど最低2時間」と言われたので諦めました。
9時から2時間ばっちり見学してたらバス出ちゃうよ。
こうやって散歩してると「見たかった」と思う場所が次々出てきてしまって、また来なきゃと思ってしまいますね。 -
王宮の敷地を通り抜け、そのままKohlmarktという通りをぶらぶら。(デーメルはこの通り沿いにあります)
到着した日、その通りの端で右に曲がってシュテファン寺院前に戻ったので、今日は左に曲がってみました。
通りにはこんな立派な彫刻の噴水が。
ちょっとしたことでも絵になる街です。 -
特に行くあてもないんですが、シティマップによると近くに塔のある教会やウィーン大学があるらしい?ということでただひたすら歩く。
ショッテンリンク沿いまで頑張って歩いてみると…塔が見えました!
2本ぴょこんと建っている塔が目印のボティーフ教会。
ゴシック系で素敵そうだけど、今の私には遠すぎる。
この時はまだシシィ博物館を見る予定だったので9時に間に合うように王宮に戻りたいと思ってましたし。
遠目に見て写真を撮って、戻りはバスでシュシュッと。
結局王宮の展示は上で書いたように時間がかかりすぎて無理なので、果てさてどうしたものか…。
いきなり1時間自由時間が増えたので、使い道を考えていません。 -
唸りながら行き先を考え、今までKarlsplatzより左のリンクばかり(市庁舎や国会議事堂方面)辿っていたので、右側を散策してみることにしました。
立っていたところから一番近かったHerrengasse駅から2駅のStubentor駅で下車。
昨日のお昼過ぎからもう一枚購入して使っていた一日券を最後までフルに活用します。
Stubentor駅自体には何もない…。
選択を誤ったかなとも思ったんですが、パルクリンクに出ると目の前は広大なパーク。ここは散策できそうです。
これは戻ってきた時に寄ろう、と思ってとりあえずKarlsplatz方面へ向かうトラムに乗車。
なんとなく最後にトラムに乗っておきたいというだけで乗ったので、ずーーっと乗ってたらまた国会議事堂前まで帰ってきました。(笑)
一応最後に記念写真。
入口まで続いている、うねった道も素敵なんですよね〜 -
いくら時間が余っているからって、こんな調子でリンクをぐるぐる回っててもしょうがないのでまたトラムに乗って引き返し、先ほど見た公園前で下車。
ここは市立公園らしいです。
(上)入るとすぐに花時計が…!とってもきれい。
(下)ここに黄金のヨハン・シュトラウス像がありました!
有名だけどどこにあるのか調べていかなかったので、こんな偶然に見つけられてラッキー。
逆光であまり金色なのが見えなくってごめんなさい。 -
花時計のすぐ側にお花が満開になっている木があり、近寄って見ると下には石碑。(赤と黄色の花のところ)
そこには日本の岐阜市とウィーン・マイドリンク区との友好シンボルとして桜が植えられた旨が書かれていました。
これ、日本から送られた桜だったのか…!!!!!!
ものすごくきれいでした。満開になっている日本の桜がウィーンで見られて幸せ!
ヨハンシュトラウス像と日本の桜を発見したことで、私の気分も急上昇。
さっきまで無意味にトラムを乗りまわして暇だな〜と思ってたのに。(笑)
ウィーンの散策を締めくくる最後としてふさわしい場所に行けたんじゃないかと思います。 -
満足感を得たので、そのままU3に乗ってバスステーションのあるErbergへ。
30分前からチェックインだったので、早い順番でチェックインし、日の当たらない側の座席をゲット。
予想通りの早い者勝ちシステムだったので少し早めに到着しておいて良かったです。
11時、定刻通り出発したのを確認したら後は着く寸前まで夢の中。
酔い止めは飲んでるけど、酔わないためには寝てるのが一番いいんですよね。安全策。
それまで自然の中を走ってるな〜と思ってたバスも、はっきり目が覚めた時にはブダペストの市内と思われる場所に来ていました。
13時55分の到着予定時刻とほぼ変わらない時間に着いたことには拍手。
相変わらずパスポートチェックも何もなくあっさりハンガリーに入国したな〜と思いながらバスを降りて、そこでハタと気付きました。
ここ、どこ……?????
いや、ブタペストであることはわかっているんですが、私は元々電車で入国するつもりでいたので、調べていた駅とバスが到着した駅とが違うことにここで気づきました。
チケットにも「ブダペスト行」としか書かれていないので、ブダペストの何駅に着くのか不明のまま来ちゃった。
まずは自分の位置を把握せねば…と、バスターミナル内に入り、地下鉄のUマークに従って、地下鉄駅の入口まで名前を確認しにいきました。
そしたらUjpectなんちゃらというのが目に入ったので、あらかじめ印刷してきておいたメトロ路線図で名前を探し、3号線上の駅にいることが判明。
3号線なら今日予約してる宿へも乗り換えなしで行けるし、電車で来るより良かったかも!
ハンガリー語がチンプンカンプンなので文字を照らし合わせて探している時は暗号解読のようでした。
地下鉄乗り場まで来たので、ついでに切符売場のおばちゃんに「切符ってユーロじゃ買えませんよねぇ…」と聞いてみると案の定「無理」との返事。
そうだと思いました。おとなしくユーロをフォリントに両替してきます。
…というわけでバスターミナルまで戻り、レートはめちゃくちゃ悪いけれど仕方なく両替。
再び地下鉄乗り場に行って1日券(1500フォリント)を購入し、中欧に来て初めて切符査察を受け、地下鉄に乗り込んでいざ宿へ。
少しだけブダペストの地下鉄について記載しておきます。
1日券はプラハやウィーンと違って刻印式ではなく、切符売場のおばちゃんが手書きで日付と時間を書きこんでくれます。
機械なら好きな時に刻印させて使い始められるけど、手がき形式だとおばちゃんは切符を購入した時刻をそのまま書きこむので、すぐ使い始めなきゃいけません。
私はやったことないのでわかりませんが、おばちゃんに頼めば日付も指定できるのかな…?
地下鉄のホームに続くエスカレーターの前には切符をチェックする人が2〜3人立っていて、提出を求められるので今まで行った国よりはキセルが少ないかもと思いました。
ただし、あまり乗り降りする人が少ない地下鉄駅だと誰も立ってなかったりします。
ここらへんはいい加減。(笑)
1、2、3号線への乗り換えが出来る駅はDeak Ferenc Terのみなんですが、こういう駅には間違いなくいます。
当然ですが、タダ乗りしようなんて考えず、切符を買うか1日券を買いましょう。
地下鉄に乗ってみた印象ですが、駅からしてなんだか灰色っぽいというか、実際は埃っぽくないのにそんなふうに感じるというか、、、クリーンで明るい感じはしないです。
プラハの宿で最初に感じたような、共産主義の名残のような、なんとなーく薄暗くてじめっとしたイメージ。
ウィーンから来たので余計そう思ったのかもしれません。
でも座席は普通にふかふかしてるし、車内アナウンスはあるし、やたらゴトゴト揺れるくらいでサービス的には特に問題なし。
予約していた宿のあるKalvin Ter駅で下車。
この駅、地上に上がると周り一帯が工事中。
そのせいで通りの名前もあんまりわからないし、持ってきた地図では見切れてて、ちょっと道に迷う。
ドラッグストアに入り、レジのお姉さんが若い子だったので、"若い子なら英語が少しはいける"という情報を信じて道を尋ねると、運良くカタコトでも喋ってくれて、実は宿のある通りまで来ていたことがわかりました。
今日は自分の位置を見失うことが多いです。まだ頭の中が寝てるのかしら。
立っている通りが把握できてから宿を見つけるまであっという間。
「Kiralyi Pal GuestHouse」というゲストハウスはドアや壁には何の表示もなく、私は住所だけで見つけました。
呼び鈴を押すとおじさんが出てきたので、「ここってゲストハウスですか?」と聞くとそうだと言う。
余計なお世話かもしれないけど、表に看板くらい出した方がいいんじゃないでしょうか…。
シングルルームで1泊30ユーロ。
カギをもらい案内してもらうと、最上階の5階、シングルルームだけどツインベッドでなかなか好条件な部屋。
きれいさは普通レベルですが、部屋の中に別の部屋があって、そこにはシャワーと洗面所があります。
2日間ホステルに泊まってた時は入浴時間に気を遣っていたので、やっぱり普通のシングルルームは嬉しい!
部屋の写真はうまく撮れなかったので、代わりに窓から見た外の風景でも。
うん、ブダペスト、良い街かも!(印象がコロコロ変わる) -
バスステーションでのここどこ迷子、Kalvin Ter駅を出てからの宿探しうろうろで若干時間を食い、荷物を置いて探索に出たのは3時15分すぎ。
ステーションのインフォでもらった地図にはトラムやバスの番号も小さく記入してあるものの、まだ全くここらへんの地理がわかりません。
ブダペストはドナウ川を境に西がブダ、東がペストに別れていて、街の心臓部はペスト側。私の宿もペスト側。
ブダ側には王宮の丘と呼ばれる、個人的には丘というより山と呼びたい高台が広がっており、そこにブダ王宮や有名な教会が建っています。
一番最初に立てたスケジュールでは、夕方6時半過ぎに電車で着く予定だったので、"くさり橋の夜景を見る"という非常に大雑把な予定しかありませんでした。
バスで来たので少し見学する時間が生まれ、さてどこに行こう…と考えた末、今日はブダ側を制覇することに決定。
どうせ月曜でいろいろ閉まってるけど、王宮の丘には一度は行っておかないと。
見切り発車気味ながら、一番手近な通りからブダ側に続くバス(112番)に乗車。
あれよあれよという間にドナウ川にかかる橋を渡り、ブダ側へ。
地図に載っている112番ルートをたどると、このまま乗り続けていたら王宮の丘とは全く違う方向に走って行くことがわかったので、橋を渡ったあたりで下車。
そこから18番トラムに乗って、王宮の丘に近そうな場所で適当に降りてみました。
全て勘で乗り降りしていたので、着いたのは王宮の丘の裏。これが大間違い。
丘(というかちょっとした登山)を自力で登り切らなきゃいけないハメに。
連日良い天気で気温もガンガン上がっているので、暑くて余計に体力を消耗させられます。
ペストの中心部から16番バスに乗っていれば王宮の丘もバスですいすい登ってくれ、楽に行けたというのに!
Deak Ferenc Ter駅付近まで行く手間をはぶいてそこらへんからバスに乗ったツケがこんなところで…。
まぁ不慣れな地理の中でも無事に王宮に辿りつけたので良しとしたいです…。
登りきった後はぐったりしましたが、一応観光しなくちゃ。
裏から来たせいか、丘を登っている間は誰にも会わなかったのに、上まで来ると観光客がうじゃうじゃ。団体ツアーのバスもいっぱい。
ハンガリーの旗がずらりと並び、風になびいていて、王宮横の広場は和やかな空気。 -
塀のあたりに人が固まっているので、そちらへ行ってみるとドナウ川とペストの街並みがきれいに見渡せて、疲れも一瞬吹き飛びました。
(上)くさり橋とその先に見えるのは聖イシュトバーン大聖堂。
(下)川に面しているお城のような建物は国会議事堂です…!またこのレベルなのか!
日が少し傾きかけているので、朝や昼間のまぶしい感じはないけれど、情緒あふれる光景にしばし足を留めて浸っていました。
丘を頑張って登ったのも報われる気持ちです。 -
そのまま人の流れに沿って、門をくぐると国立美術館になっている王宮が現れました。
サヴォイのオイゲン公の像ときれいな花壇。
右上に王宮の緑色をしたドームがあるんですが、写真では完全に見切れています。すいません。 -
美術館は月曜休館のため、今日は閉まっています。
なので横を通り抜け、違う広場に出て王宮周辺を激写することに専念しました。
(上)お花のきれいな広場。
(下)色が流れて少し汚くなっていることすら良い雰囲気を醸し出している彫刻たちと、さっき見切れていたドーム。
王宮の横にはブダペスト歴史博物館もありましたが、軽やかにスルーして王宮の周りの見学は終了。
移動して教会の周りを散策することに。 -
王宮に背を向けててくてくと歩くと、マーチャーシュ教会が見えてきます。
ハンガリー国王のマーチャーシュが再建し、結婚式を挙げたので彼の名前が教会につけられたとのこと。
通りに面している側には高い尖塔が建っているんですが、如何せん、面している側のほぼ全部が修復中という有様。
屋根の美しいモザイク画は健在ながら、全体図は写真を撮ってもあまりに無骨すぎて絵にならない… -
工事が始まる前か終わった後に来たかったなぁと思うけど、それは私にはどうすることも出来ないので外観を眺めるのはやめて入場。
チケット代は学割で450フォリント。
チケットを見せる時、おじさんから「日本人?」と聞かれました。ここに来る日本人は多いみたい。
(上)逆サイドから工事中でない部分を撮ればそれなりにいい感じに見えるマーチャーシュ教会。
(下)教会の内部。仄暗い明かりの中、壁一面に描かれた幾何学模様に目を奪われました。 -
教会はゴシック様式で建てられています。
柱や天井にもいろんな種類の細かい模様が色とりどりに描かれていて、異国を感じさせる教会になってます。
夜景モードで撮影したので少しブレててすみません。
個人だけでなく、団体のツアー客も何組も来ていて、日本語ツアーにも遭遇!
外国人のおじさんが日本語で教会の内部について説明していたけど、「せっかく」を多様していて、参加者のおばさまが「せっかくせっかくって…」とボヤいてました。
まぁそう言ってくれるな。細かいことを気にしていたら私も英語が話せなくなってしまう。(笑)
年齢層が完全に異なっていたので溶け込むのは難しかったですが、輪の近くにさりげなく立ってガイドさんの話を少し盗み聞き。
個人で来ると見ている物に関してきちんとした説明を受ける機会がほとんどないので、ただ建物を見たりちょっとだけある英語の説明を読んだりするだけで終わってしまうことが多いんですが、ツアー客はその点しっかりと時代背景や理由などを説明してもらえるので良いですね。
ガイドさんの説明でマーチャーシュ教会についてちょっとだけでも詳しくわかってありがたかったです。 -
マーチャーシュ教会を出ると、白い石灰岩の回廊が続き、ドナウ川を見下ろすことができます。
窓のようになっている回廊の枠に腰かけて、景色を堪能。 -
回廊沿いに歩いて行くと漁夫の砦があります。
平たく言うと、ドナウ川に面した見晴らし台という感じ。
本来登れるものなんですが、私が行った時にはフェンスが置いてあって全く近づけないようになっていました。
これも月曜だからなのか、最近はずっとこうなのか、どちらなのかはわかりません。 -
教会付近も見るべきところは見たので、16Aバスに乗って王宮の丘を下り、終点Moszkva Ter駅で下車。
ウィーンを離れる前にミネラルウォーターを飲みほしていたことと、とってもお腹が空いているのとで、ちょっとカフェで休憩したい気分。
Moszkva Ter駅の隣にBatthyany Ter駅があるのですが、そこに安くパラチンタが食べられるお店があるという情報を事前に仕入れていたので、地下鉄に乗り換えて行ってみました。
駅の周りは駅名と同じくバッチャーニという名前の広場になっていて、教会やいろんなお店が隣接しています。
写真はバッチャーニ広場に建っている立派な教会。
中もチラ見しましたが、観光客というより信者の人が訪れるような静粛な感じの雰囲気でした。 -
駅はドナウ川の目の前なので、対岸を見れば国会議事堂がドーンと構えていました。
どの国も国会議事堂の建築に力入れてますね〜。美しい。
内部の見学は明日のお楽しみ! -
パラチンタのお店は駅名しか控えてこなかったので、見つけられるのかなぁ…と思ってたんですが、広場前でパラチンタという文字が飛び込んできたので恐る恐る入店。
店内の写真を見ていたので、入ったらそれが探していたお店であるとわかりました。
わかりやすいお店の文字。 -
よし、食べよう!と柱に貼ってあるメニューを見ると全部ハンガリー語!?
確かに横に書いてある値段は安いけれど、メニューが読めなきゃオーダーも出来ない。
しかも柱に座席に座ってメニュー表を見ながらオーダーではなく、壁や柱に貼ってあるメニューを自分で言わなきゃいけないタイプ。
メニュー表があれば指さしてコレ!と言えるんですが、発音もわからないのにどうやって頼めば…(呆然)
店構えは1件のレストラン風ですが、中は回転の早い普通のクレープ屋さんって感じなので地元の人ばっかりだし。
私より一足早く入ったアジア系の顔の2人組がいたので、彼らが英語で注文できるならそれで乗り切りたい…と盗み聞きしたらハンガリー語喋ってて驚愕。ペラペラかよ!!
注文段階で完全に絶望したものの、朝から小さいパン2個(ホステルで出た朝食)しか食べてないので空腹も限界。
たくさんあるメニューのほとんどはわからないけど、事前にいくつか食材をハンガリー語で書きだしてきていたことが幸いして、チーズやハムといったメニューは理解できました。
オーダー時は発音できないので、その自筆の紙を見せて名前を指さし、伝えました。
事前の下準備がこれほど役に立ったことはあっただろうか…。
それでちゃんと希望通りのものが出てきたんだから感動ですよ。
メニューの中に変なものは混じってないだろうから、あてずっぽうに選んで紙に書いて渡しても良かったかな。
…まぁこれは後で思いついたことなので、入店していた時にはどうにか知ってる食材のパラチンタを…!と必死になってたんですけど。笑
お金を払ってそのまま2分くらいその場で待ち、トレーに乗せて2階席まで階段で。
座った席はちょうど目の前が国会議事堂で、安いもの食べてるわりにリッチな眺め。
注文したのはサワークリームと、リンゴのパラチンタ。
そう言えば書き忘れていましたが、チェコで食べたパラチンキとハンガリーのパラチンタは呼び方が違うだけで、どちらも同じ薄いクレープを指します。
サワークリームはクレープの中にチーズが挟み込まれており、上にサワークリームが乗せられた一品。
チーズの塩気は強くなく、マイルドな甘さ。サワークリームが酸っぱいので良いバランス。
まぁでもサワークリームはなくても良かったかもしれません。
お姉さんが「かける?」とお玉を持ちあげて聞いてくれた時は頷いたのだけれど。
にしてもチーズが挟まっただけのクレープがこんなにおいしいとは…!!!!空腹も手伝って一心不乱に食べました。
リンゴの方は2枚目に近くに寄って撮影してみたので、クレープの中のリンゴの様子がよく見えると思います。
小さくカットされて煮つけられたリンゴは甘酸っぱくておいしい〜
これもお姉さんに聞かれて粉砂糖をふりかけられ、見た目は華やかです。
安くておいしかったけど、具もそんな大層なものじゃないし、なにより薄いクレープの皮なので2つ食べてもまだまだお腹は満たされず…。
とりあえずハンガリーフードは食べられたので良しとしてお店を出ました。
もしかして他の誰かの役に立つかもしれないので、ちょっとだけ食材の名前を羅列。
文字の上にある記号とははここで表示できないため省略。
読み方は帰ってから調べたものです。調べてもわからなかったものはなし。
Sonkas=ハム
Sajt(シャイト)=チーズ
Tejfol=サワークリーム
Kakao(カカオー)=チョコレート
Alma(アルマ)=リンゴ
Eper(エペル)=いちご
Meggy(メッジ)=さくらんぼ
Fahej(ファヘーイ)=シナモン
Fekete afonya(フェケテ・アーフォニャ)=ブルーベリー
Citrom(ツィトロム)=レモン
Sargabarack(シャールガバラク)=あんず
調べてたらYahooトラベルでこのカフェが紹介されていました。
やっぱり有名店だったんだ…混んでましたもんね。でも観光客はあまり見かけなかった気が。
http://abroad.travel.yahoo.co.jp/tif/bin/detail_inf/areacd=0600/countrycd=HU/citycd=BUD/page=4&thmid=3
(一番下、3件目のお店として載ってます)
やたら食べ物に関する記述が長くなってしまいました。(笑) -
そんなこんなでお店を出た後、今度は喉が乾いてきたのでお水…と思ったら隣はSPARじゃないですか!ありがたい。
SPAR(大きなスーパーマーケット。英国にもアリ。)に寄ってミネラルウォーター、明日の朝食用のハム、チーズ、パンを購入。違う国で毎回同じものを買っている私…
でも今回は飲むヨーグルトイチゴ味も購入し、スーパーを出てすぐのベンチでごきゅごきゅ飲みました。
液体でもどろっとしてるので喉越しさわやかというわけにはいかないけれど、おいしい。
はぁーー、ようやく一息ついた。 -
空腹と喉の渇きが癒されたので、そこからドナウ川沿いにくさり橋まで歩くことにしました。
ホント言うと足の疲れは取れてないのでバスを利用したかったんだけど、くさり橋→Batthyany Ter駅まではバスが通っているのに逆方向はない!
それもこれも川沿いの道路が片面工事中で、車線が1車線しかなく、Batthyany Ter駅からの通行ができなくなっていたからです。
なので歩くしかなく、重い足を引きずって、途中にある教会を覗きつつ歩き通しました。
写真はようやく着いたくさり橋と、そこから見上げた王宮の丘。
丘まではバスでも行けますが、ケーブルカーもあります。
…そんなところを徒歩で……_| ̄|○
決して登れないことはないんですよ、頑張って20分くらいで着くんですから。
しかし1日券も買ってるし、できれば公共交通機関で行きたかった… -
くさり橋前まで来たものの、いつもどおりのノープラン。
ここからは16番、105番のバスが短い間隔で通っているので、バスに乗って中心部Deak Ferenc Ter駅に行くことに。
16番だとDeak Ferenc Ter駅は終点、105番だと途中下車になります。(105番でも結構な人が降りるのですぐわかるはず)
バスでくさり橋を渡ったところで、窓から外を見ると、それはもう美しい夕焼けがドナウ川を照らしているじゃないですか。
あ、降りたい!と思った時には一足遅く、バスは無情にも駅に向かって発車…。
結局駅まで行って、またくさり橋方面に戻るバスに乗りなおして橋のたもとまでUターン。
変な手間がかかったせいで、赤々と燃えていた太陽は既にその強烈な光を失いかけていました。
それでも美しい光景には変わりありません。
(上)マーチャーシュ教会の塔(修復中)がくっきりと見えます。
(下)ブダ王宮とくさり橋とドナウ川。 -
薄いオレンジ、ピンク、紫、青へのグラデーション具合が最高にきれい。
シャッターを切りまくりましたが、途中で空を撮っているのかくさり橋などを撮っているのかわからなくなりました。(笑)
多分この場所と夕焼け空がマッチして、その両方が魅力だったんだと思います。
あまりに素敵なので、このまま日が暮れるまでドナウ川沿いで休憩することに決定。
どうせくさり橋の夜景を見るつもりだったし、何時に点灯されるかもわからなかったので、ここで待機しているメリットはあるんです。
明日は19時過ぎには駅に行ってないといけないので、日暮れがどんどん遅くなっている今、点灯されたくさり橋を見るチャンスは今日しかない。
というわけで、橋の横に川岸にまで出る階段があったので、下まで降りてベンチでのんびり。
さすがの眺めからか、ベンチにはカップルがたくさん。気にしない。
座っていると入れ替わり立ち替わり観光客も写真を撮りにやってくるんですが、みんないろいろポーズ取って面白いですね。
ブレた、もう一回、はいじゃあ今度はあの人と、とわいわい言いながら撮る姿を見るのはいい暇つぶしになりました。笑 -
そんなこんなでボーっとドナウ川の景色を楽しんでいると、19時半頃、くさり橋のライトがポッと点灯。
まだうっすらと夕焼けの名残が残っていて明るいですが、それでも光が映え、ドナウ川に反射した光は揺らめいて幻想的!!
懲りずにシャッターを切る、切る!切る!!!
橋だけではなく、マーチャーシュ教会やブダ王宮にも明かりが灯り、辺り一面全部がきれい。 -
19時半〜20時の間は急速なスピードで暗くなっていきます。
(上)ブダ王宮。右端の縦一列の明かりはケーブルカーのだと思われます。
(下)くさり橋とは逆方向を向いて撮った写真。
ドナウ川には船が何台も停泊していて、その船までイルミネーションがつけられています。
あんまり暗くなると帰りは地下鉄も乗らなきゃいけないし、駅からもちょっとだけ歩くので、後ろ髪引かれる思いでくさり橋を後に。
できたらもう一回王宮の丘に登って、上からペストの夜景も見たかった…
結局1時間以上はいて、十分に見たはずなんですが、まだまだ見ていたいと思わせる魅力のある光景でした。
この夕暮れの時間帯にくさり橋そばで過ごしたこと、一生覚えていると思います。
多大なる満足感を得て宿へ戻り、シャワーカーテンのない浴室でシャワーを浴びて就寝。
そろそろ腰と足の痛みがなかなか引かなくなってきたので、バスタブが欲しい…。(頑張ってシャワーで足を揉みました)
明日は夜行列車の時間までブダペスト観光です。
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