2009/01/16 - 2009/01/23
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amefuriさん
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8日間でフランクフルト→ニュルンベルク→ミュンヘン→ザルツブルクと周りました。
2日目のニュルンベルクの様子。
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2日目朝、6時起床。真っ暗な部屋の中見回してみると、どうやら1つベッドが空。4人部屋だけど3人しか泊まらなかったみたいです。
私が一番に起きたので、皆を起こさないようにそーっと部屋を出て身支度を整える。
戻ってきて荷物をがさごそやっていると、残りの2人も起きてきました。
朝食は7時からなので、それまでに出て行く準備も全部済ませていたのですが、ベッドに座っていると向かいのベッドの女の子からいきなり「どれくらい泊まるんですか?」と日本語で話しかけられました。
なんで私が日本人だと…!?と思ったんですが(私は「電気つけていいかな?」と最初に英語で聞いたりしてたのに)、たぶん携帯のアラームをポルノグラフィティにしてたのでそれでバレたのかな…?と。
結局この部屋に泊まっていたのは全員が日本人だったという事実が発覚し、普通に日本語の会話で盛り上がりました。
最初に話しかけてきた女の子ではなく、ちょっと年のいった女性から聞いたのですが、なんでもちょうどフランクフルトでtextile(織物)の見本市をやっているらしく、そのせいで今フランクフルトの宿代が上がっているんだそうです。そんなものをやっているなんて全然知らなかった…!
できれば見てみたかったのですが、ただ宿泊のために泊まっただけで、フランクフルトを回る時間はこの日は全く取っていなかったので、残念ながら見本市に足を運ぶことは出来ませんでした。
その方は見本市の取材のために日本からいらしてたとのこと。うーん、自費で宿泊しなきゃとなるとやっぱりユースがいいですよね。笑
そんなことをフンフンと聞いていたら7時になりそうだったので、朝食を取るためにダイニングルームへ移動。
パンとチーズとハム、それからシリアルとヨーグルトという、あまり種類の多くない食卓でしたが、適当にお皿に取りました。
パンはナイフで切れ込みを入れて、そこにハムやチーズをはさんで食べます。
昨日サンドイッチを食べた時から思っていたんですが、ただのハムやチーズがめちゃくちゃおいしい。ので、パンに何もつけずに挟むだけでもすんごくおいしい。
イギリスのサンドイッチとは訳が違うぜ!!!!とまず食文化から感動しました。
パンはフランスパンのように外側がガリっと硬いので、1つ食べるだけでおなかいっぱい。
ゴマのついた方のパンも同じくチーズなどを挟んで、そちらはランチ用に包んで持ち出しました。節約もかねて…。 -
今日から電車で移動するので、ドイツ国内を電車で自由に行き来できるジャーマンレイルパスを購入します。
ドイツの切符売場はとても並ぶと聞いていたので、7時半にはユースをチェックアウトし、フランクフルト駅へ。
まだこの時間だと日も昇ってないので暗いですが、通りではたくさんの人がストールを出す準備をしていました。
本から工具から家具から洋服から、みんなてんでバラバラなものを売るみたいです。
橋のたもとに並んでいるストール。
あ、書き忘れていましたが、フランクフルトには雪が積もっていました。どうりで寒いわけだ。 -
ちょっと小雨が降る中、駅に着き、早速チケットを購入。
レイルパスは何日間使うか選ぶことができ、1か月の間で好きな日にちに使うことができます。
私は4日間用のyouth、2等車オンリーのものを買いました。150ユーロ。
チケット売り場はそれほど混んでなくてすぐに買えたので良かったです。売場のお姉さんも優しかったし。 -
フランクフルト駅はすごく大きいので、電車の時間まで本屋を覗いたりして時間を潰しました。
今日向かうのはニュルンベルク。フランクフルトからは約2時間です。
ドイツには改札というものがないのですが、電車に乗っていると車掌さんが切符を見せてとやってきます。
私の場合、ジャーマンレイルパスを見せるとガシャンと日付のスタンプを押してくれました。
改札がないとキセル乗車も出来そうですけど、ドイツの車掌さんは座席1つ1つをきちんと回るのですぐ捕まりそうですね。
イギリスも改札がないところがほとんどですが、車掌が滅多に回ってこないのでキセルなんてやりたい放題じゃないですか?たぶん。正直者がバカを見るシステムはほんとにやめていただきたい。
…とここでイギリスへの愚痴を言ってもしょうがないですね。(笑)
ドイツの車掌さんのマメさに感心しつつ(イギリスの車掌が怠惰なだけ?)、初めてのICEを楽しんでいるうちにニュルンベルクに到着ー。
生憎の雨模様。というかみぞれ混じりの雨といった感じで寒い!!!!!
フードをかぶって耳まですっぽり覆い、雪だるまのような格好で歩きました。
駅から近いところにインフォがあるので、まずそこで地図をゲット。
街に何があるのか調べる時間が事前になかったので、地図を見ながら「ここが気になる」とか「ここに行ってみよう」とかその時の気分で好きに歩き回ってみました。
通りには銅像や彫刻がいっぱい。 -
主な観光名所はPegnitz川を隔てた向こう側にあるので、橋が何本もかかっています。
これも橋の上から撮ってます。
家の壁の色がとってもかわいい^^ -
Hauptmarktという広場に出ました。
「markt」というのはマーケットの意味なので、その名の通りマーケットをやってました!
売っているものは野菜、果物、お花などいろいろ。
赤いテントかわいい!
右にあるChurch of Old Lady(聖母教会)もその大きさと繊細な建物の造りに目を奪われます。
ここに着いたとき、11時50分でした。
12時から聖母教会の仕掛け時計が動くということで、広場にも観光客が続々と集まっており、私もせっかくなのでその場で待ち、無事に見ることができました!
人形が鈴を鳴らしたり、時計の中から7人の人形が列になって出てきたりと、ちまちま動いて可愛らしいです。
ただ、時計自体がすっごい上の方にあるので(そもそも教会がでかいので)、ずーっと見上げているのが辛かったです。笑 -
一応仕掛け時計を見ることはニュルンベルクの目的の一つだったので、まずはクリア。
次に向かったのは、駅からは一番遠い場所にあるImperial Castleです。皇居ですね。
お城は普通攻められにくい場所に建てるので、このお城もかなり丘の上にあり、石畳の急な坂を上り続けました。
煉瓦色の石と白い雪のコントラストがイイ! -
チケットは皇帝が住んでいた部屋の内部、博物館、塔、深い井戸の全部が見れるコンビネーションチケットを買いました。
チケット売り場には2人のおじさんがいたんですが、「学生?」と聞かれ、ハイと言うと2人揃って「「5ユーロ!」」というので噴いてしまいました。なんでそんなに息ぴったり…笑。
内部はガイドツアーでしか見ることができないので、ツアーが行われるまでの間、一人で博物館や塔に上ってました。
塔は螺旋階段になっていて、思わずヨーク大聖堂の塔を思い出したんですが、ヨークに比べたら階段の幅も天井の高さもあり、階段数も少なくてヨユーでした。良かった良かった。
ヨークの塔は荷物が重かったこともあり、ホントにきつくて若干トラウマになっているので、狭そうな塔を見るとつい比べてしまいます。(笑)
写真が上った塔。 -
塔のてっぺんから撮ったもの。
門をくぐって左側が皇帝が住んでいた場所になります。右側は博物館。 -
塔を降りて、敷地内から見渡したニュルンベルクの町並み。
ちょうどお天気が良くなってきて、晴れ間が見えました。
雪景色がヨーロッパ的な雰囲気を増大させていて、すっっっごくきれいでした!!
ツアーは1時15分から始まり、ガイドさんが説明してくれながら移動するんですが、残念ながらドイツ語ガイドさんなので全く説明がわからず、私はただついていくだけでした…。
やっぱり言葉がわからないとダメですね。
中は教会のように磔になったイエスやマリアの像がある場所や、皇帝の寝室などさまざまな部屋を見て回りました。
時々説明のボードも立っているんですが、それもドイツ語なのでわからない^^;
フィーリングでなんとなくそういうものかな?と思いながら見ました。
井戸もガイドさん引率で入りましたが、ものすごく深い!!!!
実際にその場でガイドさんがコップに入った水を井戸に向かってひっくり返してくれるんですが、底に落ちる音がするまですんごい時間かかる!
こんなところに落ちたらひとたまりもありません。恐ろしや…
ツアーは全部で約50分で、終わった後は広場のある中心部に向かって下っていきました。 -
お城からの帰り、坂を降りている時に撮った写真。
こんな感じの素敵な通りがいっぱいあります。 -
ここでおなかが空いてきたので、見つけたパン屋さんに入り、今から食べる分のパンともしものための食糧としてのパンを買いました。
日曜日はほとんどのお店が閉まると聞いていたので、明日食いっぱぐれることも考えて今日のうちから食糧補給してるんです。
手を温めるためにホットチョコレートもオーダー。
食べたのはハムとチーズのパン。おいしい!
イギリスではこういうパン屋さんというのはほぼ見ることがないので、久しぶりにたくさんのおいしそうなパンが陳列されたパン屋さんに入れてうれしかったです。 -
パン屋兼カフェで一息ついた後は、行きがけに見損なった場所を中心にたどっていきました。
聖母教会は仕掛け時計を見ただけで中に入ってなかったので、入ってみました。
うーむ、立派だ!!!!(一部工事中でしたが…)
彫刻もステンドグラスもすごかったです。 -
Hauptmarktにある美しの泉。金ぴか。
手前の黒い柵の所に小さな輪っかがはまっている場所があり、それを3回回すと願いがかなうということで、ちょっと高い場所にあるんですがぐるぐる回してきました。
何を願ったかは内緒!…とても現実的なことです…笑。
Hauptmarktにはもう一つ別のインフォやお土産物屋さんもたくさん並んでいるので、適当に入ってウインドウショッピング。
この広場は美しの泉と聖母教会という名所が同時に見られるので、ツアーの立ち寄り場所に組み込まれているらしく、日本人観光客もたくさんいました。
特に美しの泉の目の前にあるお土産屋さんには日本人の店員の方もいらっしゃるくらいで、ホントに日本人向け。
でもびっくりしたのは、ある日本人のおばさんがレジで日本語を貫き通していたこと!
客「すみません〜 お会計お願いしますー」(※日本語)
店員(ドイツ人)、呼びかけられたので振り向き、無言でレジ打ち。
客「カードで支払ってもいいですか?」(※しつこいようですが日本語)
店員「????」
そりゃわかるわけないわ……(笑)
いくら観光客向けのお店とはいえ、英語ならまだしも日本語で押し通そうするなんて無理がありすぎると思いませんか?
結局おばさんが財布からカードを取り出したのを見て、店員も「あぁ、カードね」って感じで理解してましたが…おばさんの大胆さにある意味感心したのでした。
私はドイツ人に英語で喋りかけて英語で返させることさえ「申し訳ないな…」とちょっと罪悪感を感じてしまっていたのですが、たぶんそういう感情は抱いたことがないんでしょうね…。
私が変なだけなのかなぁ…。 -
そんなわけでツアー客との遭遇により、ヨーロッパ気分をちょっと削がれてしまいましたが、気を取り直して駅へと向かいます。
また橋を渡り、少し歩くと聳え立つSt. Lawrence教会。
来る時に中は見たのですが、撮影禁止なので外観だけどうぞ。
ニュルンベルクの街にはあちこちに噴水があることで有名なのですが、残念ながら季節は冬。
こんなに雪が積もり、川の表面が凍るようなところで噴水を上げられるわけがありません。
きっと夏に来たらまた違った印象のニュルンベルクが味わえるんでしょうね。
でも私は雪のうっすら積もった町並みもすごく気に入ったので、この街はきっと両方の季節に訪れるのが正解なんだと思います。笑
わずか半日の滞在でしたが、見どころたっぷりで楽しめました。 -
ニュルンベルクを後にし、今日の宿泊先であるミュンヘンに向かいます。
去る頃にはきれいな夕焼けを見ることができました。 -
ミュンヘンまでは電車で約1時間。
こと切れたように眠っているうちに到着。
ミュンヘンもフランクフルトに負けず劣らず大きな駅です。ミュンヘンのがちょっと大きいかも。
ホテルは駅から歩いて5分もかからない場所なので、とりあえず荷物を置くためにチェックイン。
身軽になったら晩ごはん探し、かつ街の探索のために出かけました。
地図は駅のインフォでもらおうと思ったら、なんと30セント取られました。くそーっ…無料配布しろよ…!
でもまぁ詳細な地図で、見どころも載っているので良しとします。
KarlsplatzというSバーンの駅もある場所ではスケートリンクが出来ていました。
この広場の前からは歩行者天国になっていて、車は入れません。 -
歩行者天国スタートの門。
土曜の夜ということもあってか、ものすごい賑わい。人がいっぱい!!!
果物を売るストールもたくさん出ていて、ドイツ名物のキルシュ(さくらんぼ)も量り売りしてて思わず買いそうになりました。 -
ドイツ料理が食べられるお店を探してぶらぶらするも、なかなか見つからず、結局Marienplatzまで行ってしまいました。
このマリエン広場には有名な新市庁舎があります。
写真は撮ったんですがイマイチだったので、明るい時に撮ったものを明日の記事で載せます。
日本人ツアー客はやはりここにも来ていました。
今日はよく遭遇するなぁ〜…そういう名所にばかり行ったということか。
新市庁舎の周りもぐるっと回ってみたのですが、手頃な値段の良いお店が見つからなかったので、結局正面にあったお店に入ることに。
1人です、と告げて好きな席に座る。
中の雰囲気は写真を参考にしてください。
ミニステンドグラスがきれい。描かれてる人はみんなビール持ってる。(笑) -
頼んだのはMünchen Weisswurst(ヴァイスブルスト)。ミュンヘンの白ソーセージです。
これは本来午前中の新鮮なうちに食べるもので、夜に扱っているお店は少ないと聞いていましたが、運よくこのレストランでは提供していたので食べてみることに。
待つこと数分、出てきました!!!
噂どおりポットにぷかぷか浮いてる!!!!!
塩のついたブレッツェルというパンもついてきています。
赤い小袋はケチャップではなく、甘いマスタードです。
皮を剥いで中身だけ食べるんですが、皮がすんごくプリッとしてて剥ぐのが難しい!!!
下の写真ではしばし皮と格闘した後が見えますね。(笑)
こうやって輪切りで食べるのは通から言わせると邪道らしいですが、その時はそんなこと知らなかったので輪切りで一口ずつ食べてしまいました。
ドイツのマナー難しいよ…。
ソーセージというと外側がパリッとして食べると良い音が鳴りそうなイメージですが、ヴァイスブルストは柔らかくて全然違います。
いままで食べたどのソーセージよりおいしい!!!!!!
こ、これがミュンヘン名物か…!と到着初日にしておいしさに感動。
甘いマスタードがまた全然辛くなくてソーセージとよく合うんですよね。
私はビールに全く興味がないので頼まなかったのですが、これはきっとドライなビールと一緒に食べたらおいしいと思います。
チップも含めて全部で6ユーロの夕食でした。
夜に女一人でぶらぶらするのも危ないかなと思ったので、食べたらささっとホテルへ。
マリエン広場からホテルまでは20分くらいなので良い食後の運動になります。
今日から3日間はミュンヘン泊で、明日はミュンヘン市内観光なので、持って行く荷物と置いて行く荷物を仕分けして眠りに就きました。
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