ドイツ＋オーストリア 1日目

2009/01/16 - 2009/01/23

8日間でフランクフルト→ニュルンベルク→ミュンヘン→ザルツブルクと周りました。

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

いきなり思いついて、1月16日から23日までドイツとオーストリアに行ってきました！
とても急なことだったので、飛行機取ったのも2日前というドタバタっぷり。
とりあえずお金とパスポートがあればなんとかなる！！という気持ちで飛んできました。

いつも日本とイギリスを往復するときは直行便のあるヒースローを使うのですが、今回はバーミンガム空港を利用。
電車を降りて、空港のある場所までは無料のモノレールみたいなものに乗って移動します。
約2分間隔で運行しているので待たなくていいし、なかなか便利。

初めて使う地方空港はどんなもんかと思ってたんですが、バーミンガムはさすがに大きな都市なので空港もすごく広くてきれい。

空港に着くと、チェックインまで時間があったのでカフェで朝ご飯。
イングリッシュブレックファストで出てくるものを全部入れ込んだパニーニ。（£3.99）

ニュース見ながらまったり。久しぶりにテレビを見ました。
最近目覚まし時計の調子が悪くて、寝過ごして飛行機に乗り遅れることを心配していたら、緊張でほとんど眠れませんでした…。なので今ごろになってめちゃくちゃ眠い！
眠いけど空港はスリの危険度高なので寝るわけにはいかないし…。
隣りに座ってる女性はソファに寄り掛かって荷物放置でガン寝してますけど。（笑）
無事出国できたら飛行機で仮眠取りたいと思います。

…というわけでチェックインをし、セキュリティも無事に通り抜けたのはいいんですが、ここでいきなりアクシデント発生。
飛ぶ予定の飛行機が遅延のため、3時間以上も空港で待たなきゃならないことに！！！ありえない。もう何なのよ〜！！！？？
11時55分発が何をどうやったら15時15分発になるんですか…。
他の便はどんどん出発してるのに、私の便だけゲートが開かないから不安に思ってたら予感的中！
キャンセルじゃないだけマシだけど、着く時間が大幅に遅れるし、今日の宿に連絡しようと有料インターネットを繋いでもなぜかメール送れないし、散々。
電車が遅れるのは慣れましたが、こんなに遅れる飛行機は初めてでかなりイラついてます。
こういう時、日本なら大変遅れて申し訳ございません的な謝罪があった上で、ドリンクサービスとか何かしらの補償があるはずなんですよね。
こちらは何もなかったかのように連絡だけするなんて…それも腹立つ！！
と、最初はぷんぷんしていたのですが、そのうち怒るのも疲れてきて（怒ったところで何をしてもらえるわけでもなし）、すぐに諦めておとなしく待ちました。
これも安い飛行機代に付属するマイナス面なのだと思いこめば、諦めもつきます。
今回はライアンエアーを使ったんですが、安い時に買えばドイツまで往復1万円以下で行くことができます。
機内でのサービスを極力減らし（飲み物もなし、食事もなし、持参OK）、地方の空港同士をつなぐことで安く上げているという仕組み。
安いのはいいんですが、手荷物は1個まで、機内に預けるのは3個までで1個につき£20かかるので、荷物はできるだけ少なくしなければ高くつきます。
私はバックパック1個だけ背負って乗り込んだので、荷物に関しては大丈夫でした。
そんな安さがウリのライアンエアーは90％の確率で定刻通りに着くらしいです、よ？
…ということは私の便は残りの10％に入ってしまったんですね　＿|￣|○
同じフランクフルト行きの、BA便があったので「ほんとはライアンエアーなんだけど、急ぐのでBAに乗せてくれません？」と聞いたところ、もちろんダメでした。わかってたけどね！！！！
BAみたいなきちんとしたお高い航空会社がライアンエアーの乗客を乗せるわけないですよね！調子に乗りました、すみません。
そんなわけで行きがけから早速躓いて、心折れつつも、なんとか飛行機はフランクフルトハーン空港へと旅立ったのでした…。

フランクフルトハーン空港というのは、フランクフルト空港とは違って、市内から相当離れた場所にあります。（だから安い）
飛行機が着いたときには、イギリスからの時差1時間もあって（イギリスより遅くなります）、夕方の17時30分。
乗っている時間自体は1時間半です。

到着したらすぐにインフォで市内行きのバスチケット（片道12ユーロ）を購入。
バスが出るまで40分くらいあったので、空港内をうろうろして、晩ごはんのサンドイッチやお水を買ったりして過ごしました。

空港は結構小さくて狭くて、ごちゃっとしてます。
写真には写ってませんが、文字表記は当然ドイツ語。英語で併記されていないと全く読めない。

バスが来たので乗りこむと、市内までは1時間45分かかるので、買ったサンドイッチを食べた後爆睡。
隣に誰も座らなかったので、ようやく安心して眠ることが出来ました。
バスはハーン空港→フランクフルト空港→フランクフルト市内の順に止まるんですが、目が覚めた時はフランクフルト空港に着いていました。結構寝てた…。
フランクフルト空港から市内までは20分で到着。バスは駅の前に止まりました。

今日の宿は人生初めてのユースホステル。
事前にフランクフルトのホテルを調べたら、何故かめっちゃ高くて手が出ない額だったので、諦めてユースにしました。
ユースは駅からかなり離れたところにあるので、行き方には「駅からはバスに乗って〜」というようなことが書いてあったのですが、私の場合、初めてのドイツでドイツ語も出来ない中、夜に市営バスに乗ること自体が怖かったので歩きました。（そちらのが危なかったのかもしれませんが…）
ちなみにユースはHaus der Jugendというところです。
途中で橋を渡るのですが、夜景がきれいで写真撮りながらゆっくり歩いても駅から20分くらいで着いたと思います。

夜景。フランクフルトは都会だ〜！
高層ビルを見ていると何故か新宿を思い出しました。

橋での夜景がとにかくきれいで、ものすごく寒かったけど写真を撮りまくりました。
ただし夜景モードなので相変わらず手ぶれがすごい…すみません。

水面に反射して上下が完全に対称になってますね。

当初、メールで予告していた到着時間は6時半だったのですが、飛行機の遅れのせいでユースに着いたのは9時過ぎ。
受付で「すいません〜〜！！空港からもメールしたんですが遅れました〜！＞＜」というと、「あ、別にいいよ〜」と全然気にしていない様子。
もしかしたら予告時間を完全に過ぎてるせいで宿泊を断られるかも…と超ビクビクしていたのにあっさりカギをもらえて、ちょっと拍子抜け。ユースは優しいですね。
ドイツのユースホステルは会員じゃなきゃダメなんですけど、会員じゃなくても7日以内の宿泊なら通常の料金プラス3.10ユーロで泊まらせてもらえます。

部屋はこんな感じ。（写真参照）4人部屋。女の子専用。なかなかきれい。

私が部屋に入ったとき、左上のベッドに荷物が置いてあった以外、誰もいないし何もなかったので、左下のベッドを確保。
とにかく無事に宿について一安心。飛行機の遅延もあって、ベッドに腰をおろした瞬間、ドッと疲れが出ました。
お風呂に入ろうとシャワールームを覗くも、足場が石ですっごく冷たそうだったのとドライヤーのある場所がどうしてもわからなかった（聞く気力もなかった）ので、この日は入浴を断念。
明日になればユースではなくホテルなので、1日だけ我慢。
部屋に戻り、寝る支度をしたりカバンの中を整理したりして、10時頃には早々と就寝。
ユースではカバンに南京錠をかけるように！と事前に読んだのですが、バタバタの出発でそれも買い忘れていたので、一番奥にバックパックを押しやり、半ば抱っこするような感じでバックパックと共に寝ました。（笑）
横になってちょっとして、ようやく誰かが部屋に入ってきたのだけど、どうせ明日の朝顔合わせることになるんだし…と思ってそのまま寝てました。

今日はほぼ移動日という感じで、フランクフルトもただ泊まるためだけに訪れたようなものですが、とにかく飛行機が遅れてでも飛んでくれてよかったです。
これでキャンセルとか言われたら旅行自体をあきらめなきゃならなくなるので。
明日からいよいよ本格的に観光ということで、期待を不安を胸に1日目を終えました。