2009/12/18 - 2009/12/18
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がりさん
ついに辿り着いた日本最北の街・稚内。
激しく降る雪が最北の街まで来たことを感じさせます。
雪から逃れるように飛び込んだ、一軒のロシア料理店。
そこでは思いがけない光景が、感動を生みました★
いったいここは、どこの国なのだろう…。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
-
辿り着いた稚内はすでに夜でした。
稚内駅は予想してたより小さな駅。
いかにも終着駅らしい風情がありますね。 -
でもこの稚内駅、変貌を遂げる真っ只中でした。
駅前の再開発として、駅と一体型の複合ビルを建設中。
なんと5月には日本最北の映画館までできるとのこと。
雪の降る夜でも、工事が続いていました。
旅人の思いとしては、稚内駅が近代的になって風情が失われちゃうのは寂しい気がするけど、地元の人の思いはどうなんだろうね。 -
それにしても雪がすごい!
そして寒い〜!
旭川より稚内のほうが寒くないって聞いてたんだけど、やはり最北の街だけにかなりの寒さです。 -
駅前の商店街。
僕は稚内をもう少し大きな街だと思ってたのですが…。
かなり寂れた印象の小さな街でした。
もっとも、稚内の街の中心は少し離れた南稚内駅周辺らしいのですが。 -
駅の近くに飲食店が少し集まった地域があるだけで、この雪の夜に人通りはほとんどありませんでした。
-
今夜の宿はドーミーイン稚内。
この旅で最後の宿にして、一番高い宿です。
といっても、素泊まり5000円というだけのことですが(笑)。 -
でもさすがに今までで一番良いホテルでした。
こんなクリスマスイルミ、今までのホテルじゃなかったもんねぇ。
ここは天然温泉もあるということなので楽しみ! -
こんな小さな街で宿泊客いるのか?なんて思いましたが、意外にたくさんいました。
仕事で来た人が多いようでした。 -
部屋も今回はゆったり広め。
シモンズベッドです。 -
5軒目のホテルにして、初めての液晶テレビをしばし鑑賞。
5000円でこれだけ贅沢を感じられるのも、今まで安いホテルを泊まり歩いてきたおかげ。。 -
外は依然として雪。
明日も雪がつづくのかな。
なんといっても明日はこの旅のラストを飾る宗谷岬に立つのだ。
できることなら晴れてほしい。 -
天気予報では、明日は雪。
でも今までいつもこんな感じだったけど、実際は雪が止んでくれたり、青空が広がってくれたりした。
函館でも、美瑛でも…。
最後にこの稚内でもそれがおきないとは限らない…。 -
しばらくテレビを見てたら、旭山動物園で今日からペンギンの散歩がはじまったニュース。
去年は年末にやっとはじまったらしいから、今年はやはり雪が多いということかな。 -
外に出ると、雪は止むどころか、さらに強く降ってました。
地元の人が夜も雪かきで大変です。 -
雪に霞む全日空ホテル。
稚内の街で一番大きな建物です。 -
雪の夜に歩いてやって来たのは、北防波堤ドーム。
もちろん観光客なんて皆無です。 -
強風による高波から守る防波堤です。
-
ドームの中は不思議な雰囲気の異空間でした。
まるでヨーロッパの古代建築のよう。
稚内にこんな美しい建築があるとは驚きでした。 -
ドームの中を車が走っていてこれまた驚き。
それにしても、今日のような強く雪が降る夜はこのドームのありがたみを感じます。
しばらく風と雪から逃れてドームの中を歩きました。 -
つづいて稚内の新スポットだという副港市場を目指して歩きます。
しかし遠い、寒い、遠い、寒い…。 -
こんなに激しい雪は函館以来でした。
北海道の南端の街で大雪に降られ、北端の街で再び大雪に降られる…。
でも雪にも慣れてきたせいか、函館のときより気持ちが楽でした。 -
15分ほど歩いて副港市場に到着。
セイコーマートが一軒あるだけの寂しい道程の先にありました。 -
ここにあるのが松坂大輔選手の公式記念館。
なんで稚内に?と思いますが、松坂選手のお父さんがこの稚内の出身で今も親族が住んでるんだそうです。
そして先月には松坂選手本人も来館したとのこと。
遠路はるばる、よく来たなぁ。。
WBCのトロフィーなども展示されてるようですが、この時間では開いてなくて見学できず。 -
副港市場の掲示板。
最北の街での人々の生活。 -
ここにはレストランや温泉があるほか、見どころがいくつかあるようです。
訪れてる人もちらほらといました。 -
日本最北のFMラジオ局・わっぴ〜のスタジオ。
タイムテーブルを見ると、サハリン情報とかロシア語講座なんてのがあって面白い。
ちなみに最近、稚内では「Galileo Galilei」という高校生バンドが注目を集めているらしい。
彼らはこの1月にメジャーデビューし、曲がauのCMソングになるなど、知名度が全国区になりつつある。
どうも寂しさを感じてしまう稚内の街だけど、これが明るいニュースになればいいなと思います。 -
ここは昔の稚内の街並みを再現したところ。
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ここがなかなか面白いところでした。
横浜のラーメン博物館の雰囲気を彷彿とさせます。
ここはタバコ屋さん。 -
ここは貸本屋さんだったかな。
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北海道といえば石原裕次郎?
たぶんこの時代を知ってる人だったら懐かしさを感じるだろうなぁ。
僕の場合、新鮮な気分で見てしまいますが。 -
おもちゃ屋さん。
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こちらは薬局。
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理髪店です。
昔のほうが稚内の街は賑わってたのかも。 -
稚内劇場という映画館。
稚内には以前に映画館があった、と聞いてたけどここがそうだったんだ。 -
こういう時代でした。
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他にも食堂や屋台、銭湯など。
昔の稚内にタイムスリップしたような気分になれました。 -
こちらは本当の昔の稚内の写真。
港はかなりの賑わいだったようですねぇ。 -
時の流れを感じます。
発展していく街があれば、衰退していく街もある…。 -
ほんとに今もやってる駄菓子屋さん。
これは僕でも少し懐かしさを感じます。
よく友達と連れ立って行きましたっけ。 -
稚内港の駅舎を再現。
サハリン、かつての樺太への玄関口でした。 -
この稚内港駅に変わって誕生したのが稚内桟橋駅。
なんとこの駅、さっきの北防波堤ドームの中にあったそうです!
あの場所に駅があったなんて。
やっぱり北防波堤ドームは驚きの場所だな〜。
また明日の朝も見に行こうっ。 -
海の向こうはサハリンです。
こうやって見ると、もうすぐそこ、って感じ。
でもそこは異国のロシアなんだよなぁ。 -
サハリン側から稚内を見る。
ライトが点いてるところがコルサコフ。
今の時期は出ていませんが、夏には稚内からフェリーが出ていて5時間ほどで着くとのこと。
コルサコフから鉄道で北へ行けば州都のユジノサハリンスクへ至ります。 -
そのユジノサハリンスク、かつての豊原の中学校の教室も再現されています。
-
カッヘルというストーブ。
-
ここでは映像でサハリンの姿を見ることができます。
「北防波堤ドーム物語」も気になりましたが長そうなので、ここは「サハリン写真集」を選んで見ることにしました。 -
このサハリン写真集が秀逸でした。
単なる観光スポット紹介かと思ったら、サハリンの人々の暮らしが感じられる素晴らしい写真ばかりでした。
何より見ていると、サハリンにすごく行ってみたくなります。 -
北海道の風景にも少し似た印象のサハリン。
サハリンはもっと地味で陰鬱な場所だと思ってました。
しかし全然そんなことはない。
むしろ彩り豊かで、素敵な魅力に溢れたところでした。 -
この海の向こうには、サハリンがあって、美しい風景が広がっていて、ロシア料理があって、そしてこの子達が暮らしているんだなぁ〜。
日本の果ては世界への玄関口なんだと思う。
この向こうへ行ってみたい!という欲望に襲われます。 -
さすがに今回は行かれないけれど、気分だけでも。
この副港市場にはロシア料理のお店があるんです。
その名もペチカ、つまり暖炉。
さっそく入ってみると…、ここがまたぶったまげる場所でした。 -
店に入るとギターに合わせたロシアの歌声が聴こえました。
見ると、客として来ている5人のロシア人がギターを弾きながら歌を歌っていました。
ロシア語だし何の歌か知らないけど、叙情歌のような心の琴線に触れる歌でそれを5人でハーモニーしているのです。
これには感動しました…。
稚内に来て何度もロシアを身近に感じてきたけれど、これはすごい。
ロシア人が何の違和感もなく、店で歌を歌っている…。
ここは本当にどこの国なのだろう?
歌い終わったあとは思わず拍手してしまいました! -
稚内はよくサハリンとの「近さ」によって国境の街の表現をされるけど、この出来事ほど国境の街を如実に物語ることはないはず。
確かにロシアはすぐそこなのだ。
そしてロシアの人にとっても、稚内はすぐそこなのだ。 -
彼らはカムチャッカでカニを獲ってるんだ、と常連らしい男性が言ってました。
彼らはその後も何曲か披露したあと、タクシーで帰っていきました。
こんな光景に遭遇できて本当にラッキー。
ここは日本だけど、彼らがいた時間はここがロシアになりました。
この寒い中でもタンクトップ一枚だったのには仰天しましたが。 -
料理は1名より頂けるというサハリンコースにしました。
-
ピロシキです。
素朴な味で好きだぁ。 -
右はボルシチ、左はロシアの水餃子であるペリメニ。
これがサワークリームをかけて食べると絶品です。 -
串焼き肉のシャシリーク。
美味しい料理ばかりでした。
ロシアを実感した夜。 -
明日は宗谷岬だ。
ここまできたら、サハリンの姿を見てみたい。
天気が良ければ海の向こうに見えるというけど、明日はどうだろうか。
もしサハリンを見ることができたら、それは僕が初めて見る外国となるだろう…。 -
雪はまだ降っている…。
-
よく見ると、案内標識にロシア語の表記がある。
見慣れないロシア語を眺めながら、あらためて思う。
ここはいったいどこなのだろう、と。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ゆういちろうさん 2010/02/03 21:08:44
- 国境の町
- がりさん、こんばんは〜!
遂に稚内に到着ですね。
稚内から鹿児島へ向かう若者のとの出会いや
北の国から来た人達との出会いと
なんだか不思議な出会いが多い町ですね。
国境の町そして最北の町だからなのでしょうか。
ベタな言い回しですが、人々が交わる十字路のような町なのでしょう。
稚内と言うと、宗谷岬やその周辺の周遊の為の拠点という
イメージしか湧かなかったのですが
なかなか良さそうな街で、ちょっと惹かれました
次回は遂に宗谷岬ですか?
続編を楽しみにしてま〜す♪
ゆういちろう
- がりさん からの返信 2010/02/04 22:50:14
- RE: 国境の町
- ゆういちろうさん、こんばんは!
> 稚内と言うと、宗谷岬やその周辺の周遊の為の拠点という
> イメージしか湧かなかったのですが
> なかなか良さそうな街で、ちょっと惹かれました
僕も宗谷岬へ行ければそれで良かったので、稚内の街そのものにはとくに興味なかったんですよ。
だけど行ってみると、ガイドブックには載っていない魅力がいくつもある街でした。
まさに人々が交わる十字路!
街を歩くと案内標識だけでなく、商店街にもロシア語があちこちに。
実際にロシア人を目にすることも多くて、土産屋にはサハリンビールが。
海に囲まれた日本では珍しい「国境」を感じる街で、北への旅情に溢れてます。
稚内を目指していたはずなのに、いざ着いてみたら、さらに北へ行きたい!という思いに駆られました。
フェリーが運航していてパスポートを持ってきてたら、思い切ってサハリンへ渡っていたかもしれません(笑)。
まあ実際はビザも必要らしいですけどねぇ。
> 次回は遂に宗谷岬ですか?
> 続編を楽しみにしてま〜す♪
北海道旅行記、あと2冊くらいで終わりそうです!
旅を振り返りながら書くのは楽しいですが、今回もここまで長かったぁ。
さすがに沖縄旅行記よりはマシでしたけど(笑)。
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