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12月19日(土)<br /><br />部屋を出ると、木々の間にいろいろな鳥がいる。Fさんは野鳥の専門家だ。今回の旅のたのしみは野鳥をおしえてもらえることだ。小さな赤い鳥は、紅スズメの仲間と教えてもらった。<br /><br />サデク君が日程をアレンジしている。まずは朝市に行きましょうと近くのバザールへ連れて行ってくれた。まだ早いのか荷物を持ち込む人が行きかっている。商店はまだ開いていない。美味しそうな野菜や果物がある。ハトも売っている。「このハト何にするの?」と身振り手振りで聞くと「カレーにする」のだと身振り手振りで教えてくれた。あはは、かわいそうに、あのおじさんは仏教徒なのかね。<br />                              <br /><br />カプタイ湖のボートクルーズをするために乗船すると、銃を持った警官が5人、乗り込んできた。外国人旅行者なので、護衛のためだという。銃を持った警官に同乗されたのはカンボジアで経験がある。まだポルポトが生きていた時代だった。今思えば、元文化大臣が同行したので、その護衛だったのかもしれない。船はゆっくりと広い湖をすすむ。一見、のどかな風景だ。この湖はパキスタン時代、ダム建設でできた人造湖である。水深は最も深いところで10m、面積は250キロk?。おそらく、この湖の底は田畑だったのだろう。このダムのためにどれほどの人が家や田畑を失ったんだろう、強引なダム建設は、世界ではまだまだ住民の生存権を踏みにじっている、しかもODAを利用して。<br /><br /><br />湖面にはところどころ、大きいのあり、小さいのあり、とさまざまだが、ホテイ草の浮き島が出来ている。その中で子どもたちが網をしかけている。浮島は穴がすぐ掘れるので、魚とりにはもってこいの場所だと言う。生活の知恵だ。「ワイロ、ワイロ」と言いながら、警官たちに飴を配った。警官の一人の爪がきれいに塗られている。聞くと新婚さんで、結婚式の爪がまだ残っているんだと教えてくれた。<br /><br />島なのか陸なのか分からないが、ひとまず船が着いた。細い板橋を渡って、陸へ。階段が上のほうまで続いている。さっさと上っていくみんなの後から、足を引きずりながら、重いカメラをぶら下げて、ふ〜ふ〜言いながら上っていく。何度も立ち止まり、休んでいる。後には警官たちがいる。私を追い抜いて上がっているわけには行かないらしく、私が休んでいる間は立ち止まって待っている。悪いね、とファルク君の片腕にしがみつくようにして上っていく。やっと着いた。上には数軒の集落があり、そこで機を織っていたのだ。そのひとつ、元学校の先生だった人から民族織の巻きスカートとショールを買った。織っている様子を見せるために機を外に持ち出して織り始めた。いざり機だ。ふと横を見ると、木の上から網を張っているオオジョロウグモに気がついた。大喜びをして撮っている。このクモは沖縄に入るが本土にはいないんだ。ただしお腹側だけ。ほんとは背中が見たいんだけど、空を飛べないと見られないんだ、残念ながら。<br /><br />船に乗り、途中、湖のほとりのレストランに寄った。Tribal料理を、と青木さんが注文してあった。白米にカレースープ。湖で獲れた魚のから揚げ。バナナの中に卵を詰めて煮てあるもの、チキン、ビーフ、ニンジン、インゲンの炒め煮、パパイア。パパイアがことのほか美味しかった。めずらしく大きなのを二切れも食べた。<br />                             湖を戻り、桟橋をおそるおそる渡り、人を掻き分けて階段をのぼり、バスに戻った。あっ、しまった!警官たちに挨拶してくるのを忘れちゃった!!<br /><br />ついで民族織りをしているチャクマの村を訪ねた。ここは小規模とはいえ、染色から織、作品加工、販売まで、組織的にやっていた。何人かの人々が働いていた。「こんにちは」を何ていうのか聞くと「ナマステ」と答えた。ナマステ、なんだ、これなら言いやすい。<br /><br />もうひとつ、村を訪ねた。この村でどぶろくを作っていると言うのである。どぶろくと聞いては行かないわけにはいかない。イスラムの国なのでアルコールは禁止だが、長い習慣があるので大目に見ているということだった。あはは、アルコールを飲まないほうがおかしいんだよ。トルコ人が言ってたよ、アッラーを忘れない程度ならいいんだって。今にも滑り落ちそうな細い道を通って、奥の家に行くと、そこで作っていたのは蒸留酒。簡単な蒸留装置でつくっていた。焼酎の類が出来るんだろうな。そうそう、この村で酔っ払いのおじさんにも出会った。村のお寺におまいりしてお賽銭をおいてきた。でも、ここで初めて足踏みの脱穀機を見た。私たち世代はもちろん知っている、使ったこともある。ブータンにこの脱穀機、届けてやりたかったよ。<br /><br />ランガマティに別れを告げ、一路チッタゴンを目指す。MRがお腹の調子が悪いと言う。チッタゴンは一昨日と同じホテルLORD‘S INN。バスは一足早く、ジョソールへ向かう。運転手さんは一人で大変だ。ジョソールに着くのは何時ごろ?と聞くと、午前1時ごろだという。なら私たちが着くまで、十分休めるね<br />

バングラデシュ4

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2009/12/16 - 2009/12/25

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buchijoyce

buchijoyceさん

12月19日(土)

部屋を出ると、木々の間にいろいろな鳥がいる。Fさんは野鳥の専門家だ。今回の旅のたのしみは野鳥をおしえてもらえることだ。小さな赤い鳥は、紅スズメの仲間と教えてもらった。

サデク君が日程をアレンジしている。まずは朝市に行きましょうと近くのバザールへ連れて行ってくれた。まだ早いのか荷物を持ち込む人が行きかっている。商店はまだ開いていない。美味しそうな野菜や果物がある。ハトも売っている。「このハト何にするの?」と身振り手振りで聞くと「カレーにする」のだと身振り手振りで教えてくれた。あはは、かわいそうに、あのおじさんは仏教徒なのかね。
                             

カプタイ湖のボートクルーズをするために乗船すると、銃を持った警官が5人、乗り込んできた。外国人旅行者なので、護衛のためだという。銃を持った警官に同乗されたのはカンボジアで経験がある。まだポルポトが生きていた時代だった。今思えば、元文化大臣が同行したので、その護衛だったのかもしれない。船はゆっくりと広い湖をすすむ。一見、のどかな風景だ。この湖はパキスタン時代、ダム建設でできた人造湖である。水深は最も深いところで10m、面積は250キロk?。おそらく、この湖の底は田畑だったのだろう。このダムのためにどれほどの人が家や田畑を失ったんだろう、強引なダム建設は、世界ではまだまだ住民の生存権を踏みにじっている、しかもODAを利用して。


湖面にはところどころ、大きいのあり、小さいのあり、とさまざまだが、ホテイ草の浮き島が出来ている。その中で子どもたちが網をしかけている。浮島は穴がすぐ掘れるので、魚とりにはもってこいの場所だと言う。生活の知恵だ。「ワイロ、ワイロ」と言いながら、警官たちに飴を配った。警官の一人の爪がきれいに塗られている。聞くと新婚さんで、結婚式の爪がまだ残っているんだと教えてくれた。

島なのか陸なのか分からないが、ひとまず船が着いた。細い板橋を渡って、陸へ。階段が上のほうまで続いている。さっさと上っていくみんなの後から、足を引きずりながら、重いカメラをぶら下げて、ふ〜ふ〜言いながら上っていく。何度も立ち止まり、休んでいる。後には警官たちがいる。私を追い抜いて上がっているわけには行かないらしく、私が休んでいる間は立ち止まって待っている。悪いね、とファルク君の片腕にしがみつくようにして上っていく。やっと着いた。上には数軒の集落があり、そこで機を織っていたのだ。そのひとつ、元学校の先生だった人から民族織の巻きスカートとショールを買った。織っている様子を見せるために機を外に持ち出して織り始めた。いざり機だ。ふと横を見ると、木の上から網を張っているオオジョロウグモに気がついた。大喜びをして撮っている。このクモは沖縄に入るが本土にはいないんだ。ただしお腹側だけ。ほんとは背中が見たいんだけど、空を飛べないと見られないんだ、残念ながら。

船に乗り、途中、湖のほとりのレストランに寄った。Tribal料理を、と青木さんが注文してあった。白米にカレースープ。湖で獲れた魚のから揚げ。バナナの中に卵を詰めて煮てあるもの、チキン、ビーフ、ニンジン、インゲンの炒め煮、パパイア。パパイアがことのほか美味しかった。めずらしく大きなのを二切れも食べた。
                             湖を戻り、桟橋をおそるおそる渡り、人を掻き分けて階段をのぼり、バスに戻った。あっ、しまった!警官たちに挨拶してくるのを忘れちゃった!!

ついで民族織りをしているチャクマの村を訪ねた。ここは小規模とはいえ、染色から織、作品加工、販売まで、組織的にやっていた。何人かの人々が働いていた。「こんにちは」を何ていうのか聞くと「ナマステ」と答えた。ナマステ、なんだ、これなら言いやすい。

もうひとつ、村を訪ねた。この村でどぶろくを作っていると言うのである。どぶろくと聞いては行かないわけにはいかない。イスラムの国なのでアルコールは禁止だが、長い習慣があるので大目に見ているということだった。あはは、アルコールを飲まないほうがおかしいんだよ。トルコ人が言ってたよ、アッラーを忘れない程度ならいいんだって。今にも滑り落ちそうな細い道を通って、奥の家に行くと、そこで作っていたのは蒸留酒。簡単な蒸留装置でつくっていた。焼酎の類が出来るんだろうな。そうそう、この村で酔っ払いのおじさんにも出会った。村のお寺におまいりしてお賽銭をおいてきた。でも、ここで初めて足踏みの脱穀機を見た。私たち世代はもちろん知っている、使ったこともある。ブータンにこの脱穀機、届けてやりたかったよ。

ランガマティに別れを告げ、一路チッタゴンを目指す。MRがお腹の調子が悪いと言う。チッタゴンは一昨日と同じホテルLORD‘S INN。バスは一足早く、ジョソールへ向かう。運転手さんは一人で大変だ。ジョソールに着くのは何時ごろ?と聞くと、午前1時ごろだという。なら私たちが着くまで、十分休めるね

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