2009/12/12 - 2009/12/19
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mas98765さん
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第二塔門をくぐると、そこは多柱室です。高い柱が134本もそびえています。この位置では全体が写真におさまりませんので、
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下の方も見ると、こんな感じです。正面右側に見えているオベリスクはトトメス1世のものです。
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中央通路から見上げると、このようになっています。多柱室の柱には2種類あって、
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中央通路に面した柱は背が高く、一番上が開花パピルスの(花が開いたような)形をしているのに対し、
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中央通路に面していないその他の柱は背が低めで、一番上が閉花パピルスの(つぼみのような)形をしています。一般にどの神殿でも、日の当たる場所の柱の上は開花パピルスに、日の当たらない場所の柱の上は閉花パピルスの形をしています。カルナック神殿の多柱室にはかつて屋根があったので、通常は閉花パピルスとなるのですが
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向こう側に見える閉花パピルスの柱の上に明かり取りの格子がこんな形であるので、屋根があってもこちら側の柱には日が当たり、開花パピルスとなるのです。
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屋根はなくなっていますが、柱の上部は板で結ばれ、裏側には色が残っています。
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柱にはラムセス2世のカルトゥーシュがあります。右側のカルトゥーシュの下に、アルファベットの落書きがあります。
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これもラムセス2世のカルトゥーシュです。
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この柱にもアルファベットの落書きがあります。ドイツなどのかつての考古学者たちの仕業らしいです。
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多柱室は柱だけではありません。壁にはレリーフがあります。これはセティ1世のレリーフです。ところで、壁のレリーフは浮き彫り(絵などの部分が浮き出ている)なのに対し、柱のレリーフは削り彫り(絵や文字などの部分が窪んでいる)です。柱はたくさんあるので、急いで仕上げる必要があったのです。
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