2009/12/29 - 2010/01/04
6220位(同エリア12020件中)
きっちーさん
中国で、一番好きな地域は?
そう聞かれたら、間違いなく「華北!」です。
中国で、初めて本格的なひとり旅をした地が、山西省でした。
面倒見のいい地域の人たちや、さらりと乾燥した悠久の古い町並みに、完全に魅了されました。
しかし、日本へ戻って山西省にまつわる歴史を調べたら、皇軍による性被害(いわゆる「従軍慰安婦」)の象徴的な場所だったことを知り、ひどいショックを受けました。
私が日本人だということを知ったうえでの、彼/彼女たちの数々の親切を思い返すと、自分の無知と罪悪感に眠れなかった夜もありました。
あれから、中国各地を訪れると必ず、戦跡に立ち寄るようになりました。
どこへ行こうと、私の中国へのルーツは、華北の地にあると思います。
洛陽は、そんな原風景のような雰囲気がありました。
冬の匂いが甦るような、思い出いっぱいの、洛陽ひとり旅です。
とても楽しく、スリリングでした。
洛陽北郊机場から、しぶしぶ飛行機に乗り込み、上海への帰路につきます。
あ~あ。
もうちょっと居たかったな~。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- JAL
-
帰りの、飛行機乗車ラッシュ。
ではなく〜(笑)。
洛陽北郊机場では発着便が少ないため、乗客は滑走路を徒歩で、飛行機とターミナル・ビルとを移動します。
はじめは面食らいましたが、寒いってコトを除けば、なんだか面白い。
車に閉じ込められて、ノロノロ移動するより、天気さえ良ければ自分の足でとっとと歩いて行けるのは、開放的な気分です。
思ったより、飛行機の席はいっぱい。
席に落ちつく間もなくエンジンがかかり、機体はスルリと空の上です。 -
うわー。
あっという間だなあ・・。
往きよりも、帰りのほうが早く感じる(笑)。
気圧の変化に、ウトウトしているうちに、上海虹橋国際空港へ着陸してます。
「さびしい、もう終わっちゃった・・」
ぷちぷち言いながら向かった先は、ターミナル・レストラン。
JB師匠の『オアシス』とは違いマス(ほほほっ)!
注)『オアシス』・・JB師匠ブログで紹介されている、無駄に隠れ家的レストラン。必見です→http://4travel.jp/traveler/007james/album/10435361/
「ナポリタン・スパゲッティーと、龍井茶くだたい♪」
スパゲッティーが、食えるトコが幸せだよなあ〜。
都心ならではのハッピーを、噛みしめます。 -
久しぶりに帰って来ました、MOTEL168ですv
レセプションで「2泊したいんですけど〜」と、お願いしていると、受付の男性からベラベラっと中国語で何か尋ねられて、「ぶ、ぶーみんぱい・・(不明白)」と焦ります。
横にいた宿泊客のお兄さんが、「ハンゴォ?(韓国人)」と聞いてきます。
「いえいえ、ルィーベンレン(日本人)です」
すると彼は、「Do you have reservation?」と英語で訳してくれます。
おお〜っ!
そか!
「ヨンディン(預討)って言ってたのね!」
『没預討』とメモに書いて、「アイム、ノット、リザヴェーション」と答えると、受付のお兄さんもわかってくれたもよう。
手続きを進めてくれます。
「謝謝、你」
英訳してくれた男性にお礼を言うと、ニコニコ笑って行ってしまいます。
(この感じ・・)
なんか、マジで上海へ戻って来たぞーって、つくづく感じる瞬間でした。 -
なので、夜遊びへ行くだ♪
上海火車站の地下鉄に乗って、人民広場で降り、南京東路の歩行者天国へやって来やシタ!
中国語ベースですが、あらゆる国の言葉が耳に飛び込んできます。
ああ〜。
新宿いんのと、なんも変わらんな〜。
暗くなっても激しく光るネオンと、喧騒。
行き交う人の濃密な気配に揉まれて、ものすごくリラックスします。
夜が賑やかなのって、大好き。
都会っ子ですから〜vv←まだいうか -
デパ地下やスポーツ・ショップ、CD屋さんを覘いて、上海火車站へ戻ってまいります。
地下鉄から徒歩圏内でお安く、夜道が危なくないホテルというのは、旅行者には貴重です。
そのうえホテル前には、コンビニ!
パーフェクトです!!
『全家』
ファミマの漢字バージョンを、楽しく撮影会。←あやしいから
洛陽への出発前に顔を合わせた、親切な小姐が今夜もカウンターにいらっしゃいました!
言葉が通じないガイジン観光客を、彼女は覚えていてくれたようで、「おにぎり、温めますか?」と身振りで尋ねてくれます。
こーいうのも、「帰って来たゾ」って感じ(笑)。 -
前回同様、ミネラル・ウォーターとジュース、日本では見かけない具の入った、おにぎりを袋に入れてもらいます。
韓国みたいに、上海でもレジ袋は基本ナシになってますね。
反エコロジーな私(汗)。
さて!
メシじゃ、メシじゃv -
食事中につき、しばらくお待ちください。
写真は、シー・シェパード及び税関が怖い、極秘旅行中の狐ちゃん&猿くん。
ホテルの一室に隠れとりマス(笑)。
はあ〜v
食った!
上海じもちーのお好みは、けっこうマヨあえ系が、多いのかなー?
シーチキン・マヨネーズおにぎりってありますけど、あんな感じのが多かったように思います。 -
ひとり旅の気安さで、てきとーに食事を済ませ、爆睡!
「食ってすぐ寝ると、太るよ〜」
どこかで、狐ちゃんが囁いていますが、もう寝てますから(笑)。
zzzzz・・・
zzzzz・・・
明けて、1/3〜。
外はまだ真っ暗!
朝の6:30っ。
なにゆえ、低血圧で朝に弱いオイラが、こげに早起きしたのかと、いいますと。
切符、買うのだ!
ホテルから徒歩3〜4分の、上海火車站です。
まだ日も登らない朝から、夜半をまわるまで人が途絶えることがありません。
多少、アヤシイ雰囲気もありますけどね(笑)。
まあ、旅行者スタイルを丸出しにしなければ、大丈夫。
素知らぬ顔で、勝手知ったる駅舎の切符売場へ向かいます。
ところが!
巨大な発券所が、クローズしている!
ええ〜っ?! -
めげない、オレ。
物流の盛んな中国で、6:30に切符が売られていないわけがない!
「きっと、売り場が変わったんだな。どこだー?」
あたりを見まわすと、人の足が駅舎の向って右手の方へ、流れています。
地下鉄でもない、到着出口でもない・・・。
きっと、あっち!
流れに乗っかって進むと、駅のはしにビル丸ごと『售票処』をみっけました。
やればできるヒト!(自画自賛)
って、浸ってる場合じゃないスよ。
すんごい、混雑してますよ。 -
久々の切符待ち行列を体験しながら、「やっぱ中国って、人口多いよなあ〜」と実感します。
この売り場だって、窓口だって、JRでよく見かける(笑)『みどりの窓口』を凌駕する、相当数あるんですヨ。
なのに、どこもコミコミ(汗)。
並び倒して、窓口前にようやく立てます。
「えーと、到、南京。今天、一張票」
簡単な、単語をつなげる事しか出来ませんが、意味さえ通じれば・・。
しかし、「小姐・・」。
「はい??」
なにか、早口で窓口のお兄さんが言っとりマス。
わからん(汗)。
ヒアリングは、からっきし。
「よく分かんないけど、出発時間とか聞いてんのかなあ?『没有』とは言ってないから、無いわけじゃナイ?」
とりあえず、「一番早く、出発する列車で」とお願いします。
ヒアリングが上手に出来ないと、自分の要求ばかり口にする、イヤなガイジンになってるな、と自分でも思うのですが〜(汗)。
だって、出来ないんだもーん!
気を悪くしたようすもなく、お兄さんはパソコンを打ち込んで、切符を発行してくれます。
8:09発か。
まだ間があるな・・・って、え?!
47元??
安っ!!
いつからこんな、値下がったの??? -
おっかしーなあ。
まえは、確か100元近くしたハズだけどな。
(ま、安いぶんにはいっかv)
この、無責任でお気楽な性格が、常にトラブルを招きます。
しかし、この時もまた知り由もなく・・。
ホテルへとってかえして、ゴロゴロ時間をつぶします。
「あ〜あ、早く8時になんないかなあー。」
そして、あたりが明るくなる頃。
出発です!
どこへ?
むふっv
南京へ!! -
かっつー(注:本多勝一)の『南京への道』を読んで以来、日本の侵略戦争の象徴的な地である南京へは、機会があれば必ず足を伸ばすようにしています。
素人が行った所で、謝罪できることも、学べることも少ないのでしょうが、それでも。
孫さんをはじめとする、南京の人たちがくれた親切を、自分がどこかへつなげたい。
いつか、『鬼子』って呼ばれない関係になるには、敵対や断絶じゃなく、言葉のうえだけじゃない、共にあることが必要だと思うから。
なので、どしても行きたかったんです。
個人的な動機はともかく、『硬座』って初めてなんですけど(汗)。
話しかけられたら・・・ちょっとコワイな。
中国の人だから、というのじゃなくて。
根がスッゴイ人見知りなので、事前にメールで何度かやり取りした人とじゃないと、誰だろうと直接会うのがストレスなヒッキーです(涙)。
そんな、ヒッキーが赤の他人と、間近で膝を突き合わせるというのは・・・インポッシブル!マイガッ!!
「まあ、でも、なんとかなるでしょ・・」
ドキドキしながら、上海火車站です!
いつもどおり、体育館のような待合室で列車の到着を待ちます。
ほどなく列車が到着し、改札がオープンすると、人の流れに乗っかって列車に乗り込みます!
南京へ出発だーっ! -
硬座に乗るのは、ホントに初めてなんですが、ふたりがけシートで、4人が向かい合いに膝を突き合わせる、ローカル列車のような雰囲気です。
『硬座』といっても、お尻が痛くなるような椅子ではありませんが、立ち乗りの人も通路いっぱいにいるので、かなり狭く感じます。
「あなたは、どこから来たの?」
なーんて会話もなく、みんな好き勝手に音楽を聴いたり、お菓子をつまんだり。
やがて、おかしな事に気づきます。
「列車が、いつまでたっても南京へつかない〜っ!?」
イヤ、ルートはあってるんですよ?
蘇州→無錫→常州→鎮江→南京
間違いなく南京へ向かっているのですが・・・遅い。
今まで乗った列車なら、3時間もあれば到着していたのに、いつまでたっても着かない!
「あー、失敗した!」
一番早く出発する列車、じゃなくて、一番早く到着する列車って、伝えなくちゃいけなかった・・・。
いまさら後悔しても、あとのまつりです〜(泣)。
結局、5時間近くかけて、南京へ到着!!
ゼェ〜、ハァ〜・・!
ようやくついたぜ。
証拠写真。
(南京看板が見えますでしょうか〜?)
にしても、もう1時をまわっています。
ホントなら、11時にはついて、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念館を見学して、お昼食べて、マミーに金陵飯店の特級龍井茶を土産にこうて、戻ってこようと思ってたんですけど〜!
おみやを買う時間は、無いかもな・・。 -
こんな状態では、帰りの足を先に確保した方が良かんべ、と。
着いたその足で、南京駅構内の『售票処』へ。
「到、上海。今天1張票。発17:00〜」
適当な中国語で、お恥ずかしい。
でも、通じればイイのよ。
(開き直り)
と、ところが・・・!!
「没有」(ありません)
窓口のお兄さんが首を横に振ります。
「メイヨォォ〜ッ?!」
ガーンッ!
無いって、無いの?!
どうしようっ!
帰れないじゃん!!
「そ、その、前後の時間帯は?」
やっぱり、答えは「没有」。
ヒイイィィィ〜ッ!
やばい!
明日は、帰国の日なのに!!
「なんとか、上海へ行きたいんですぅ〜」
うしろに人がならんでいるのは、百も承知!
でも、帰れなくなったら困るもの!
カウンターにしがみつきます。
必死のさまが伝わったのか、お兄さんはカチャカチャをキーボードを操ります。
「小姐、あと20分くらいで出る、上海行きがありますけど、それでもいいですか?」
「真的?!(マジで)」
あわてて首を縦に振ります。
もういい。
しょうがない! -
結局、13:10頃について、13:51には発つという・・。
マジで何しに行ったのか、分かりませんが(汗)。
「もういい、無事に帰れればいい」
という心境です。
取れた切符は、『軟臥』。
懐かしい。
太原から北京へ帰るときに、使った寝台車だ♪
切符代は少々お高めですが、ゴロゴロ寝っ転がっているうちについちゃうのが、楽チン。
しかし個室には、すでに先客が・・。
全体的に丸いおじさんが、膝にのせたラップトップから、顔をあげます。
「你好」
「に、にーはお・・」
恐る恐るお邪魔すると、「まあまあ!固くならずに、どうぞどうぞ!」と、自分の座っていたベッドを明け渡してくれます。
「謝謝・・」
よかった。
なんか、イイ人そうな感じ。 -
軟臥は4人ベッドですが、この個室には私とおじさんだけのよう。
おじさんは、中国で流行りの分厚い武侠小説なぞをめくったり、パソコンでお仕事をしたりしながら時間をつぶしていますが、ワタクシ何もすることがありません(泣)。
仕方なく、ベッドに横になってゴロゴロしていると・・・。
あ。
おじさん、寝ちゃった(笑)。 -
ゴトン、ゴトン・・。
ゆりかごのように。
列車はゆっくりと走り、車窓の風景もまったり過ぎていきます。
って。
おせえよっ、この列車ーっ!
うっわ〜・・、超サイアク・・(涙)。 -
「南京はまわれなかったけど、上海へ戻ったら博物館でも行こv」
なーんて思っていたのに、どう考えてもこのスピードでは・・。
5時間かけて南京へ行き、5時間かけて上海へ戻る。
悪夢のような、イマジンが現実になって来ました。
おじさん!
寝てる場合じゃねーわヨ!←八つ当たり -
朝も早よから出発したのに、なーんにも出来ず。
ただ列車に乗っていただけという、お馬鹿な状態。
上海駅へ到着する頃には、日もとっぷり暮れています。
「ひぃ〜ん!最後の1日いうだに、なんも見らんなかった〜(泣)」
メソメソ落ち込んでいると、切符を返却しにきた車掌さん(注:1)が、おじさんの小説に釘づけになっています。
注:1・・中国の寝台車では、乗車すると車掌さんに切符を回収されて、かわりに整理番号のような札を渡されマス。下車時に再び車掌さんがきて、切符と整理券を交換します。利用者把握のためですかネ? -
ふたりの整理券を回収し、切符の配布を終えると、車掌さんとおじさんが、立ち話をはじめます。
「それ!いまスッゴイ流行ってますよね!ぜんぶ読んだんスか?」
「いやあ、到着までのヒマつぶしだよ。長いからね〜。コレ、そんな流行ってるの?」
「ハイハイハイ!いいっすよねー」
「ほしい?良かったら、持ってく?」
「マジすか〜っ?!ホント、もらっちゃいますよ?!」
「ああ。いいよ、いいよ。持ってきなさいよ。荷物が軽くなって助かるよ」
「あっざーす!!いや、マジ超ウレシイんすけど!」
みたいな、会話が年若い車掌さんと、おじさんの間で交わされます(笑)。
正確には分かんないし、言葉は違えどもこんな感じ!
車掌さん大喜びで、電話帳のような厚みの武侠小説を胸に抱えて、足取りも軽く行ってしまいます。
うーん。
和やかな車内。
煌々とネオンが輝く上海火車站へ、列車が滑り込みます。
はあ〜。
おじさんのセリフじゃないけど、ホント長かった〜。
おじさんと「再見!」し合い、ガランと広いホームへ降り立ちます。
荷物持ってないの、あっしだけだな(笑)。 -
夜になっちったら、行く場所はもうひとつしかあるまい!!
-
なので、同じ南京でも南京違いの、『南京東路』でございます。
去年も、自分用おみやを散々値切った(『冬季限定★ひとり旅⑭』http://4travel.jp/traveler/need/album/10299752/)、玉石ショップ『老廟黄金銀樓』♪
相変わらずお客の少ない3階で、去年に引き続き、値切ります。
「安くしてくだたい」
「これ以上はまからん」
「2個買うだ」
「これが新年価格」
「そんじゃ、好(ハオ)」
闘いは終わり、いつもの玉石おみやもゲットです。 -
また、コンビニ?!
身体に良く無いべさ!
だって、おみやに注ぎ込んじゃったんだもん〜(笑)。
質素な夕飯で。
上海に来ているのに、上海蟹とか食べない、ヤな観光客です。
(でも上海蟹って、あんま好きくナイですのよ)
最後の夜でしたが、いつも笑顔で迎えてくれた親切な小姐はおらず、若いお兄さんがカウンターで、おでん代わりのチマキをひっくり返しています。
彼女がいないのは、さびしいですが・・。
う〜ん。
チマキもいいなあ〜v
チマキは捨てがたかったのですが、中国のコンビニ肉まんというのも、興味津々でして・・(笑)。
食い意地が張っているものですから、
「コレとコレと、あれも〜!各イーグァ(1個)で!」
意味の分からない、中日ちゃんぽん言葉で、ミネラルウォーターと中華まん各種を買い込みます。
コンビニの店員さんの親切は、世界共通というか。
小姐同様、彼も親切に接してくれます。
メシに困ったら、コンビニじゃのう〜。 -
中国ファミマの、中華まん!
チョット不味いのもあったんですけど(アレ)、だいたいフツーに美味しかったです〜(報告)。
いっこチョ〜ッ甘いのが混ざってて、それはアウチだったんすけど、あとのは日本ファミマでは食べたことない味で、得した気分?
夕飯を済ませて、ウトウトしたと思ったら、あっという間に夜明けまえの出発時刻です!!
くう〜っ!
帰りたくない!
帰りたくないよお〜っ!!
ベッドの中でジタバタ悶えているうちに、出発時間でございます(笑)。
チェックアウトを済ませ、今度こそ!
リムジンバスで、空港へ行くのだ。
いやー、前回はバスを待っている度胸がなくて、乗り合いタクシーを使っちゃったんですよね。
別に、トラブルは何もなかったのですが。
せっかく安い正規の交通手段があるのならば、それを利用しないともったいないっつーか。
ただの貧乏症・・?
まだ、街灯が照らす暗い道をトランクを転がして、上海火車站へと歩きます。 -
上海浦東国際空港⇔上海火車站前のバス停は、上下車同じ場所でした。
降りた場所へ行くと、もう空港往きリムジンバスが2台ならんで待機しています。
逆に、朝早いせいか、お客さんが少ないせいか。
前回、たくさん集まっていた白タクの皆さんの姿は、まったく見当たりません。
たいして待たずに6割がた席が埋まると、バスが夜明けまえのハイウェイへ走りだします。
バスが走り出すと、車掌さんが料金を回収してまわります。
やっぱり、このルートが楽で安いわ(笑)。
せっかくなので一番前の席に陣取りまして、王家衛ムービーっぽい写真を撮ってきやシタ♪
クリストファー・ドイルっぽくないすか?
バスは、途中で数人のお客さんを拾いながら、ぐんぐんスピードをあげて走ります。 -
朝日が昇るころ、上海浦東国際空港へ到着。
-
クリスマスを、なのか、新年を祝っているのか。
イマイチ用途不明なツリーを通り過ぎて、チェックイン・カウンターへ。 -
ここで生まれて初めての出来事に、遭遇っ!!
今回の行き帰りの航空券は、JAL早割チケットで座席指定も済んでいます。
いつでも気軽にトイレに立てる、通路側が好き。
ですから、カウンターではパスポートを見せてボーイング・パスを受け取るだけだったのですが、受付でなにやら時間がかかっています。
「お待たせいたしました」
「どうも〜」
「予約されていたお席が、埋まってしまいましたので、アップ・グレードになります。新しいお席は、こちらになりますね」
「はあ・・?」
なんだかわけが分からず、渡されたチケットを眺めます。 -
うおっ!
3列目!
すごーい。
「アップグレードって、グレードアップのことか〜!」
ってコトは、ビジネスクラス?!
おお〜っ!! -
記念だ、もう1枚(笑)。
-
都市伝説のように、話には聞いていたが、こんなコトってあるんだー・・。
「しっかし、座席予約してたのに。なんでキャンセルされてるんだ??ブッキングしたとか?」
(ひょっとして、グレードアップは聞き間違いかな・・)
どんどん不安になってきます。
「フライト自体が変更だったら、たまらんにゃ!」と、パスを何度も見直します。
時間はあってますね。
やっぱ、ビジネスクラスのチケットだな。
スゴイな。 -
飛行機、来ました。
ドキドキ。
それでも、本当にビジネスクラスになったのか、確信が持てないので優先搭乗の一番後ろに並んで、頂いたパスを差し出します。 -
あ。
乗れたv
シートが広っ!
つか、ちゃんと通路側なのでホッとします。
「すいませーん。ちょっと前イイですか?」
って聞くの、好きじゃないんですよね。
はじめっから通路側だと、それがないから気楽です。
それにしても、優先搭乗って何の意味があるんでしょうか?
ぶっちゃけ全員乗んなきゃ飛ばないわけだし、子連れの人やお年寄りや、なにかしらの事情がある人なら、優先搭乗もアリだろうけど。
ほんのチョットの連中の優越感を満たすために、わざわざ大多数の人を待たせるのって、どうしても気持ちが悪い。
やってらんない。
「座る席決まってるなら、同じに並ばせたって、何の支障もないじゃん」
という、印象を受けました。
ホント、早く座れるっつーだけすよ? -
とりあえず物珍しいので写真を撮っていると、お隣の窓際席の女性がやってきます。
モデルさんみたいにキラキラした、ほっそり背の高い女性で、高いヒールに毛皮を軽く羽織って立っています。
ひいい〜っ。
セレブが来たーっ。
一週間着続けたダウンジャンバーに、昨日から着まわしているトレーナー。
アディダスのスニーカーは、華北の黄砂にまみれて白っぽくなっております。
まあ、お風呂は毎日入っているから、臭くは無いと思いますけど・・・自信ないな(笑)。
きほん車移動(運転手&じいや付き)で、地面なんか歩いたコト無さそうな、セレブさんが着席すると、フライトアテンダントさんが近づいて来て、私たちの顔をのぞき込みます。
「お客様、上着をおかけいたしますか?」
「ハイ。お願いします」
セレブさんは、羽織っていた毛皮をすっと差し出しますが・・。
「お客様、上着は?」
「いえ、結構です・・」
「宜しいですか?」
「膝に掛けてたいんで・・」
「お寒いようでしたら、もうひとつ膝掛けをお持ちしますよ?」
親切な、客室乗務員さん。
しかし、放っといてほしい事情があった!
そう!
庶民は、ハプニング時に身ひとつになってもバックレOKなように、パスポートから隠し金まで、全部上着にバラかして仕舞っているのだよ。
だから、持ってっちゃヤダ(笑)。 -
あたりを見まわすと、セレブなのはお隣のセレブさんだけではありません。
ラップトップを卓上に乗せた、エリートっちいビジネスマンや、あきらかにお買い物ツアーのお嬢様グループなど、もはやなぜ自分がここに居るのか、よく分からなくなってきます。
世の中には、不況知らずな人達というのが、確実に存在するようです。
「いたたまれないとは、このコトじゃのぅ〜(汗)」
キョロキョロしてるのも恥ずかしいので、おとなしく映画でも観んべえ、と前方の背もたれに目をやりますが、無いし。スクリーンが無いし。
まわりのようすを伺って、手すりの中に収納されていた液晶をようやく見つけ出し、映画鑑賞。
このエリアで『Mrビーン』なんて観ているの、私くらいなんだろうな(笑)。
「映画の方は、あんま笑えないなー」
と思っているうちに、ご飯タイムのようです。
「ビジネスクラスのご飯・・!!」
これだけは、と期待に胸を弾ませながら待ちますが、「洋食と和食とどちらになさいますか?」と尋ねられてから、意外と時間がかかります。
「足りなかったのかな〜」と、通路から顔をのぞかせ覗くと、一個一個セッティングしてるんすよ!ビックリ!
お味も美味しくて、二度ビックリですが。
なんすかねー。
この待遇の違い。 -
「それだけ高いお金を払っているんだから、サービスに格差があって当たり前」という主張もあるのでしょうが。
このビジネスクラスに搭乗しているのは、ほんのわずかな人数。
航空ビジネスは素人ですが、この人たちの支払ったお金だけで、海を越えて飛行機が飛ぶとは、到底思えません。
圧倒的多数のエコノミーメンバーが出しているお金で、飛行機は行き来しているのだと思います。
「このメシだって、頭割りしたらエコノミ料金のが、まわってきてるんじゃないのカナ・・?」
気持ち悪いのは、ほんの少数の人たちが、それを支えている大多数の人たちより、優遇されて当たり前と信じている部分があるのではないか、という点。
また、航空会社もあらかさまに見えるカタチで、空路を支える乗客をあとまわしにして、ヨシとしている点。
スムーズな乗り降り、広い席、いきとどいたサービス、美味しいゴハン。
飛行機に乗った人なら、あたり前の希望だと思うんですけど。
わざわざ差をつけるのではなく、どうして全体をこの水準へ持って行こうとする方向へ、舵を切らないのかが、不思議です。
まあ、もうこっち側に乗ることは無いだろうから、好きなコト書きました(笑)。
こんな汚いのに、イイ席をまわしてくれた、航空会社のお姉さんには感謝していますが。
ゴハンを除けば、あまり愉快な気持ちにはなれませんでした。
ま、これも社会勉強かもネ。
さて、いよいよ2010年最初の旅も、お終いです☆
ふつつかな旅人でしたが、思いっきり華北の風に吹かれて、楽しかったです!
また、ネットが覗けた洛陽の『航空城商務酒店』で、トラベラーの皆さんや、根付関係者の方たちから頂いたメールに、すごく励まされたし、ちょっとホームシックを感じました(笑)。
旅にパソコンは持ち歩かないので、行ってるあいだは完全に切れちゃった感が強かったのですが、嬉しいものですね。
ありがとうございます。
機会があればもっかい行きたいし、皆さんにも行って頂きたい場所だと思います。
狐ちゃん&猿くんもご苦労さん。
また、いつか!
再見!!
2010.04.01.
きっちー(あっ、今日エイプリル・フール?)
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