2008/06/10 - 2008/06/18
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くまたろうさん
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パリ近くで手軽に緑と中世のお城がみれるヴァンセンヌに行き、ちょっとシテ島をまわって、夜からルーヴルに行きました。
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毎日、豪華絢爛な建物ばかりで食傷気味。ちょっと緑も見たくて、パリの地下鉄1号線でいけるヴァンセンヌ城に行く。
跳ね橋、それにお堀(現在は空堀)と城壁もまさしく本の世界!
メトロの1号線終点ヴァンセンヌ駅を出て、すぐに「中世のお城」が出現する。 -
青い空に映える白亜の主塔(ドン・ジョン)。
前に乗用車が並ぶのが興ざめではあるが、天辺に三色旗翻る白い塔を見たとたん、オノボリ的にはかなり盛り上がる!!
このドン・ジョンを含め、15世紀前半の時祷書の挿絵にも、ほぼこのままの姿が描かれているらしい。ネオ・ゴシック等ではなく、中世そのままの状態で残っているのだ。 -
小城塞屋上から見た主塔。洗い立てのように綺麗だったのは、まさしくクリーニングの直後だったためで、このときは長い修復工事が終わったあとだったらしい。
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国王の執務室。
中は殆ど飾らず、城内の構造を素直に見せてくれている。ワタクシ的には「☆5つ」な公開スタイルである。 -
国王の執務室にあった説明書き。フランス語・英語・スペイン語ではかかれているので、かなり観光客を意識してはいるようだ。各部屋にこのような説明があり、かつ、イヤホンガイド(日本語あり)もある。ただこれは非常に詳細で長い。マトモに聞いて各部屋まわると3時間はかかるだろう。適当に端折ればよいことなのだが、機械操作がうっとうしくもなる。
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サント・シャペル礼拝堂。このときは修復中で入れなかった。残念だが、名所・旧跡を巡ると、だいたいどこかは修復中というのはよくあること。
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城内見学中、大人のボーイスカウトというのか、軍隊・消防関連組織の一団っぽい制服の見学グループをみた。また、ヴァンセンヌから帰りの地下鉄では、殆ど一般人がいないガラガラの電車を、迷彩服を着たご一行様と一緒になった。
他の方のHPなどによると、ヴァンセンヌの城は近代にフランス軍の本部が置かれたらしく、いまも軍関係の施設のひとつとのこと。その関係で…ということなのだろうか。 -
鉄鋲でいっぱいの重厚な扉。この扉が文化財なのだそうで。
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小城塞を見上げる。それにしても絵になるわ〜
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城の中庭で。近くの森から来ているのかな?
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城から近いヴァンセンヌの森の植物園で息抜き。
ハーブ園の花、他にも一面蓮が生えた大きな池や、様々な木の林があり、結構大きい。 -
植物園内の木立。写真にはないが、園内を小型の電車が走っている。ただ、あまり本数はないらしく、走っているのは1回しか見なかった。子供の遠足にも遭遇。東京の小学生や中学生が、小石川植物園や深大植物園に遠足や写生会に行くのと同じ感覚なのだろう。
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ヴァンセンヌ城付近の街路樹。パリ市内やヴェルサイユにも同種の木があったので、一般的な種類らしい。すずかげに似た葉なのでプラタナスかな?
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メトロのヴァンセンヌ駅構内にあった、城の出土品。向かって右端は東洋風の皿である。「この時代にも、遠く東洋とのつながりあったんですよ〜」と示すための展示品チョイスなのだろう。
この皿、『中国風欄干に柳+牡丹?』らしい絵柄なのだが、素人目にも天地逆さまに飾ってあった。(笑) -
この日は、ヴァンセンヌからメトロでシテ島まで戻り、シテ島内のコンシェルジェリ牢獄も見学。
マリー・アントワネット最後の住処、政治犯の牢獄…だった「悲運の王妃、革命の犠牲者たちの終焉の地」を観光のウリにしているところでもあり、売店もふくめて全体に照明が暗かった。王妃サマ云々といってもベルバラ世代でもない母にはどうという感慨もないらしく、此処を「あの暗くて陰気なトコ」としか覚えていないらしい。
ま、確かに納骨堂、礼拝堂のごとき暗さと静けさであった。しかも、独房の様子が人形つきで再現されていて、おどろおどろしいような・・・。フランス革命史にでも興味のない人にはちょっと微妙じゃないだろうか。(笑)ここをシメにParis観光を終えるのは、やめたほうがよいかも…。
この後、買出しをし、ホテルに帰り食事と休憩、ルーヴルの夜間開館に備える。 -
いよいよ美の殿堂『ルーヴル美術館』へ。
実はワタクシ、昔々、NHK特集『ルーヴル美術館』の各回オンエアを欠かさず見ていたという、実にませたガキであった。オルセー美術館と同様、幼き頃に極東のあばら家にて(主にテレビで)培った古典美術・西洋絵画の知識を駆使し、意義のある美術見学をするために出陣である。 -
よく知られているらしいが、ルーヴルの外壁の彫刻には、その棟を作った王様がイニシャルを入れているのだそうだ。だから写真にある「H」はアンリ何世かのものなんだろうと考えるのだが、アンリと言ったら、サン・バルテレミの虐殺とナントの勅令の、4世しか知らない。それも映画ネタで…。
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賛否の分かれるルーヴルのピラミッド。下は広い地下空間になっており、美術館というより巨大な地下のショッピングモールに来た感じ。
私は、地下に4つくらいある入り口のうち、リシュリュー翼入口から入ってイタリア絵画が多いドノン翼を中心に廻り、最後にミロのヴィーナス等を見たあと、シュリー翼から出た…という、古典的有名絵画・彫刻中心の「オノボリコース」で観覧。 -
写真は宝飾物があるアポロン・ギャラリー。フラッシュだけは不可らしい…ということを入口表示で確認できたので、フラッシュなしで建物を撮影。「ルーヴルって、そのままでフツウに宮殿なんだな〜」と思った豪華な場所。外光を入れていることもあり、内装の豪華さが目に入るのだろう。
比較的混まないはずの夜間開館だが、それでも人のいること、いること!そして数限りない展示品の数々…。しかも展示物はオールスターぞろいで、何処も彼処も見たことのある超有名品だらけ。しかも写真の通りに、建物自体も文化財ときている。イヤホンガイドなんか下手に聞いていたら、とても回りきれない。
広くて複雑で、惑わすものだらけのルーヴルは、まさに迷宮。
そうなると、皆、一体何を見てよいのかわからなくなるのだな。オノボリからみても、多くはロクに展示物を見てない気がする。(笑)
日本に来たら大騒ぎになるだろう、ラファエロの『聖母子と聖ヨハネ(美しき女庭師の聖母)』くらいになると、何人かが5秒ほどみて去るが、でもまあこの有名絵画にして、その程度。素通りも結構多い。(これは『モナ・リザ』がごく近い部屋にあるので、その影響なのかもしれない。)
更にそこから十数メートル離れたところにあった、同じラファエロ作で、しかも欧文化史上の有名人を描いた『カスティリオーネの肖像』にいたっては、かなり渋め路線の為なのか、見ている人は皆無。いい絵だと思うんだけどなぁ。 -
写真は地下にある中世のルーヴルの遺構。現在はいかにも「宮殿」「国王の壮麗な大邸宅」という造りのルーヴルだが、中世の時祷書などに描かれた姿は、ディズニーのシンデレラ城のような円筒の塔に円錐の屋根が立ち並ぶ城壁つきの「城」である。
さて、あまた名作がひしめくルーヴルだが、『モナ・リザ』は夜も昼も別格女王であり、ここだけは常にバリケードがはられ監視員が二人以上貼り付いている。不心得者がフラッシュでも光らせようものなら、(当然だが)監視員に鬼のカオで指導される。夜でも人だかりがすごいので、もう遠目でも見れりゃラッキーじゃないだろうか。
おもしろいのは同じダ・ビンチでも、『モナ・リザ』>『岩窟の聖母』>『聖アンナと聖母子』『洗礼者ヨハネ』>その他の絵 という塩梅で、二番目以降にも集客力にはっきりと差があるらしい。『岩窟の・・』が比較的目を引くのは、やっぱ『ダ・ビンチ・コード』の影響なのかな?
また、『岩窟・・ 』に人が集るおかげなのか、同じレオナルド作でもすぐ隣の『ミラノ宮廷のある女性の肖像』の前はガラ空きで、展示位置も低くて小さい絵なので、間近でじっくりと見ることができた。
それにしたって、数が圧倒的で、有名どころを回るだけでも時間がない。
ま、ルーヴルでよくわかったのは、やっぱり名画は小出しに日本にお越し頂くのが、皆、ありがたみを感じつつ、集中して鑑賞できてよろしいでしょう・・ってことだ。 -
オルセーと違い、ルーヴルの絵画部門では誰もカメラ撮影をしていなかった。禁止されているようだ。カメラ撮影を容認すると、(注意書きをしても)フラッシュ撮影も止められないので、特に修復を繰り返した古い絵画を多く扱っている場合はナーバスにもなるだろう。
サモトラケのニケ像などは彫刻なので撮影が許可されている。この展示スペースがルネサンス期イタリア絵画展示室を出たところから程近い場所にあり、絵画閲覧中の撮影抑制の反動なのだろうか、万国旗な誰彼もがニケに向かってケータイかカメラをかざしつつ群がっているという、実に異様な光景が繰り広げられている。
かく言うワタクシも、人様がおおっぴらに撮影している姿をみて初めて「ぜひ記念撮影!」と思った、小心翼翼たるオノボリ。早速、自らもカメラを片手に異様な光景の一部となるが…。
正面や側面から一生懸命ニケを撮っても、必ず誰かの手とケータイが写りこむわ、無理に手を伸ばして不安定な状態で撮るのでブレるわで、てんやわんやな絵柄になってしまう。よくよく考えて、あまり人が居なかった真後ろにまわり、撮影の基本に立ち戻り、脇を締め落ち着いて天井を目がけて撮ってみた。
…結果として、ニケ(勝利)に砂かけて逃げられたような、実に縁起のよろしくない写真になった。
思えば、この近くで母とはぐれたのである。 -
ワタクシ、もう四十路にも近くなっているのだが…。
フランスで迷子になって母に叱られた。
ルーヴルのなかで母とはぐれてしまい、暫らく御互い探したけれど諦め、以降の行程は各自でミロのヴィーナスなどを鑑賞し、さすがにオトナなので御互い見当をつけた近場の出口で会えた…ということだった。迷子というより人混みで互いを見失っただけで、そこがルーヴルのごとき広くて入り組んだ場所だったからすぐにみつからなかったのだと思う。
が、なぜか母からは「ムスメが迷子」「アンタはすぐどっかに行く」としか思えないのが不思議である。
確かにオトナとしては不注意で、展示品に気をとられすぎていたのかもしれないが…。まあ、母も異国で連れとはぐれて心配になったのであろう。
写真は、帰り道に釈然としない気分で眺めたセーヌ川。夕暮れのように見えるが、夜10:00ちかい。
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