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予定外に何気に訪れた直島でしたが、奇想天外な現代アートの世界にすっかりはまってしまいました。<br />ベネッセが運営する地中美術館やベネッセハウスなども行ってみたかったのですが、3時間の滞在ではちょっと無理。<br />唯一見ることができた有料施設の「家プロジェクト」を紹介します。

思いっきりアートな島 ~直島・家プロジェクト~

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2009/12/29 - 2009/12/29

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旅行記グループ 四国旅行記

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ぬいぬい

ぬいぬいさん

予定外に何気に訪れた直島でしたが、奇想天外な現代アートの世界にすっかりはまってしまいました。
ベネッセが運営する地中美術館やベネッセハウスなども行ってみたかったのですが、3時間の滞在ではちょっと無理。
唯一見ることができた有料施設の「家プロジェクト」を紹介します。

交通手段
自転車 徒歩

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  • 直島といえばベネッセの開発した現代アートの世界。<br />本来であれば地中美術館やベネッセハウスははずせないのですが、なにぶん限られた3時間の滞在時間。<br />チャリで走り回っても見ることのできる有料施設はひとつだけ。<br />それならばと迷わずに選んだのは「家プロジェクト」

    直島といえばベネッセの開発した現代アートの世界。
    本来であれば地中美術館やベネッセハウスははずせないのですが、なにぶん限られた3時間の滞在時間。
    チャリで走り回っても見ることのできる有料施設はひとつだけ。
    それならばと迷わずに選んだのは「家プロジェクト」

  • 「家プロジェクト」は、直島の本村地区の古い民家を改修して、アーティストたちが家の空間そのものを作品化したプロジェクト。

    「家プロジェクト」は、直島の本村地区の古い民家を改修して、アーティストたちが家の空間そのものを作品化したプロジェクト。

  • 最初に見つけたのが、先ほどの銭湯と同じアーテイスト大竹伸朗氏の作品「はいしゃ」

    最初に見つけたのが、先ほどの銭湯と同じアーテイスト大竹伸朗氏の作品「はいしゃ」

  • 廃屋になっていた歯科医院の建物にいろんなものを外壁に取り付けてます。

    廃屋になっていた歯科医院の建物にいろんなものを外壁に取り付けてます。

  • これも先ほどの銭湯と一緒で見ているだけで楽しくなってきます。

    これも先ほどの銭湯と一緒で見ているだけで楽しくなってきます。

  • 裏側には良くわからない突起物が並んでいます。

    裏側には良くわからない突起物が並んでいます。

  • 内部は撮影禁止なので画像がありませんが、ガラス張りの玄関を入った右手の壁に歯医者だった頃の名残の受付の小さなガラス窓が付いていました。

    内部は撮影禁止なので画像がありませんが、ガラス張りの玄関を入った右手の壁に歯医者だった頃の名残の受付の小さなガラス窓が付いていました。

  • 窓の内側を良く見てください。<br />自由の女神の顔が見えています。

    窓の内側を良く見てください。
    自由の女神の顔が見えています。

  • 昔見たパニック映画で似たような光景を見た記憶が・・<br />・あれって何の映画だったかなあ・・・・?

    昔見たパニック映画で似たような光景を見た記憶が・・
    ・あれって何の映画だったかなあ・・・・?

  • 錆びたトタンの外壁に階数表示?

    錆びたトタンの外壁に階数表示?

  • 裏側の壁には飲食店の看板

    裏側の壁には飲食店の看板

  • 次の作品は安藤忠雄の作品の南寺。<br />かつてここには南寺と呼ばれる寺があったそうで、明治の頃取り壊された後も地元の人々はこの場所を南寺と呼んでいました。直島・家プロジェクトによって建てられた新しい「南寺」は土壁だけが当時のまま残されていて、建物は安藤忠雄氏によって新築されたものです。<br />安藤忠雄と言うとコンクリート打ち放しのイメージが強いのですがこんな木造の作品もあるんですね。

    次の作品は安藤忠雄の作品の南寺。
    かつてここには南寺と呼ばれる寺があったそうで、明治の頃取り壊された後も地元の人々はこの場所を南寺と呼んでいました。直島・家プロジェクトによって建てられた新しい「南寺」は土壁だけが当時のまま残されていて、建物は安藤忠雄氏によって新築されたものです。
    安藤忠雄と言うとコンクリート打ち放しのイメージが強いのですがこんな木造の作品もあるんですね。

  • 真っ黒な焼杉板で覆われた建物は作品の為に作られ、中の作品は建物の為に作られたそうで、内部にはジェームス・タレル氏の「Backsside of Moon」という作品1点のみが展示されています。

    真っ黒な焼杉板で覆われた建物は作品の為に作られ、中の作品は建物の為に作られたそうで、内部にはジェームス・タレル氏の「Backsside of Moon」という作品1点のみが展示されています。

  • ここだけは時間制になっていて、15分間隔で15名程度中に入れます。

    ここだけは時間制になっていて、15分間隔で15名程度中に入れます。

  • 一番奥を左に曲がった所に入り口があります。<br />正面のガラスの左側に係りの人の説明を受けてから入るのですが、いきなりそこは何も見えない暗闇の世界。<br />まず最初に右手を壁につけて前に進むように指示があり壁にぶつかった所で今度は左手で壁を触りながらベンチに座って目が慣れるまで5分間、静寂な暗闇の世界が続きます。<br />ようやく目が慣れてくると正面に四角いスクリーンのようなものが浮かんで見えてきます。<br />これって、今までに経験したことのないすごく不思議な体験でした

    一番奥を左に曲がった所に入り口があります。
    正面のガラスの左側に係りの人の説明を受けてから入るのですが、いきなりそこは何も見えない暗闇の世界。
    まず最初に右手を壁につけて前に進むように指示があり壁にぶつかった所で今度は左手で壁を触りながらベンチに座って目が慣れるまで5分間、静寂な暗闇の世界が続きます。
    ようやく目が慣れてくると正面に四角いスクリーンのようなものが浮かんで見えてきます。
    これって、今までに経験したことのないすごく不思議な体験でした

  • 次は角屋<br />島に残る民家を修復・再生し、宮島達男氏による現代アート作品「Sea of Time’98」として公開されています。<br />

    次は角屋
    島に残る民家を修復・再生し、宮島達男氏による現代アート作品「Sea of Time’98」として公開されています。

  • 入口に小さなプレートがあるだけで良く見ないと通り過ぎてしまいます。

    入口に小さなプレートがあるだけで良く見ないと通り過ぎてしまいます。

  • 門を入っても外から見るとごく普通の民家

    門を入っても外から見るとごく普通の民家

  • 日当たりの良い縁側にはここの主が昼寝中。<br />この猫裏のお宅の飼い猫だそうですが、毎日ここに詰めているようでアイドル猫だそうです。

    日当たりの良い縁側にはここの主が昼寝中。
    この猫裏のお宅の飼い猫だそうですが、毎日ここに詰めているようでアイドル猫だそうです。

  • 入ってすぐ右側の離れの階段を登るとデジタル表示の掛け軸が

    入ってすぐ右側の離れの階段を登るとデジタル表示の掛け軸が

  • 中に入ると土間になっています。<br />左側の座敷を見えうると・・・

    中に入ると土間になっています。
    左側の座敷を見えうると・・・

  • 光を落として暗くした座敷には、水が張られ色の数字が刻々と変化するデジタルアートとなっています。

    光を落として暗くした座敷には、水が張られ色の数字が刻々と変化するデジタルアートとなっています。

  • 昔ながらの民家とデジタルアート。<br />面白いコラボとなっています。

    昔ながらの民家とデジタルアート。
    面白いコラボとなっています。

  • 窓のスリガラスにもにも、刻々と変化する巨大デジタル数字が見られます。

    窓のスリガラスにもにも、刻々と変化する巨大デジタル数字が見られます。

  • この角屋の前の細い道を東に進んでいくと神社に向い坂道が続きます。

    この角屋の前の細い道を東に進んでいくと神社に向い坂道が続きます。

  • 神社は山の上にあって本村の集落の眺望が開けます。

    神社は山の上にあって本村の集落の眺望が開けます。

  • 坂道を進んでいくと見えてくる護王神社<br />これだけ見てると普通の神社に見えますが・・・

    坂道を進んでいくと見えてくる護王神社
    これだけ見てると普通の神社に見えますが・・・

  • 玉石を敷きつめた奥に建っている社殿の中央に祀られているのはガラスの階段か?

    玉石を敷きつめた奥に建っている社殿の中央に祀られているのはガラスの階段か?

  • やっぱりガラスの階段に見えますね

    やっぱりガラスの階段に見えますね

  • 横から見ても踏み面の部分がガラスでできた階段

    横から見ても踏み面の部分がガラスでできた階段

  • これだけなのかなあと思って見ていると、背中のほうで人の話し声が聞こえてきました。<br />下の段に何かあるようです。

    これだけなのかなあと思って見ていると、背中のほうで人の話し声が聞こえてきました。
    下の段に何かあるようです。

  • 下の段から真っすぐ20m位の幅50センチほどの狭いトンネルが掘られていて階段の真下に入ることができます。

    下の段から真っすぐ20m位の幅50センチほどの狭いトンネルが掘られていて階段の真下に入ることができます。

  • 入ってきたトンネルを振り返ると・・・<br />これがアートの世界

    入ってきたトンネルを振り返ると・・・
    これがアートの世界

  • こちらは碁会所と並んで建っているきんざ<br />これは別料金で見るようです。<br />碁会所は特に印象的なものはありませんでした。

    こちらは碁会所と並んで建っているきんざ
    これは別料金で見るようです。
    碁会所は特に印象的なものはありませんでした。

  • 最後の千住博氏の作品の石橋<br />これは場所がひとつだけ離れていてわかりにくい所にありました。<br />これも外から見たら普通の民家<br />中の写真がないのでこれだけでは良くわかりませんよね。<br />家プロジェクトはこれらの6つの建物をすべて見る鑑賞チケットが1000円でした。

    最後の千住博氏の作品の石橋
    これは場所がひとつだけ離れていてわかりにくい所にありました。
    これも外から見たら普通の民家
    中の写真がないのでこれだけでは良くわかりませんよね。
    家プロジェクトはこれらの6つの建物をすべて見る鑑賞チケットが1000円でした。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • けーしちょーさん 2010/02/27 21:40:20
    直島に行こうかと考え中です。
    ぬいぬいさん、こんばんわ。

    直島のアートな旅行記を拝見しました。
    ずっと行きたくてウズウズしてたのですが。
    やはりちょっと、行程の組み方がなかなかにむつかしい。
    思いついてフラっと行けたなんて。なんと羨ましい。

    おやじの海を口ずさみながら。
    チャリを漕ぎながら。

    エンヤートット
    けーしちょー拝

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2010/02/28 10:16:21
    直島最高!
    けーしちょーさん  おはよう

    気まぐれで行った直島でしたが、最高に楽しめました。
    船の便と次の松山までの移動の関係で、島での滞在が、わずか3時間。

    チャリに乗ってあわただしく走り回り、昼飯抜きでも帰りの船の時間ぎりぎりでした。

    地中美術館やベネッセハウスミュージアムをじっくり見て、直島銭湯に浸かるには一泊しないと無理かも。

    もうひとつ気になる犬島もあるので、もう一度夏にでも行こうかなと思ってます。

    年末の旅で一番楽しめたのがここだったので、絶対おすすめです。
  • まゆままさん 2010/01/04 22:57:02
    直島のアート
    ぬいぬいさん、こんばんは!
    年末の旅、おつかれさまでした。
    香川では直島に渡られたんですね。
    私は直島は子たちが7カ月の時、子連れ初旅行で訪れた地なので、懐かしいです。
    でもその時には見られなかったアートが続々と誕生してるようですね・・
    直島銭湯はすごくにぎやかな建物のようで楽しそうです。
    歯医者の廃屋を利用した建物もリサイクル精神?が満載のようで、
    でもなぜだかまとまってるのが面白いです。
    南寺や角屋は見た記憶あるんですが・・
    ほんとに古い民家と現代アートのコラボが面白いですね。
    直島はますますアートの島化していってるんですね〜。
    又機会があれば見に行ってみたいです。

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2010/01/05 09:20:51
    現代アートも面白いですね
    まゆままさん

    あけましておめでとうございます。
    年末長浜をスタートして最終の神戸まで5泊6日のあわただしく走り回った旅も無事終えて、年明けにようやく旅行記をアップし始めました。
    今回もヴォーリズを中心の近代建築めぐりと彦根城、松山城の城めぐりの合間に気まぐれで訪れた直島でしたが、予想以上に楽しんじゃいました。
    でも、ちょっと悔いが残るのが安藤忠雄の地中美術館やベネッセハウスを見ることができなかったこと。
    直島の現代アート、すっかりはまってしまいもう一度夏にでも行ってみようと思っています。
    東華菜館中も見ごたえありますよ。
    今まで敷居が高くて中に入れなかったのですが、食事をしないと中を見せてもらえないので是非一度行ってみてください。
    一人旅なので単品の料理の注文はできなくて、麺類がなかったので、五目チャーハンと生ビールを頼みましたが確か1200円くらいでした。

    今年もよろしくお願いします。
  • たらよろさん 2010/01/03 23:10:08
    直島って奥が深いですね
    あけましておめでとうございます。

    今年もどうぞよろしくお願いいたします〜〜

    直島、ベネッセハウスや島のアートは有名だけれど
    こんな家プロジェクトっていう面白いものもあるんですね〜
    岡山からフェリーで、ちょちょっと行けば行ける島。
    ぬいぬい様の旅行記でめちゃめちゃ興味湧いてきた〜
    これは、今年のテーマになるかな。。。
    直島と軍艦島、今年行ってみたいなぁ〜〜〜

    ところで、自由の女神を見て思ったパニック映画、、、
    もしかして「クローバーフィールド」かなぁ???
    学生たちが、手持ちのビデオカメラでよくわからないことに遭遇して
    その一部始終を撮っているっていうような内容のやつ。。。
    違うかなぁ???

      たらよろ

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2010/01/05 09:08:42
    直島面白いですよ!
    たらよろさん おはようございます。

    挨拶が遅れました
    あけましておめでとうございます。

    こんぴらさんの代わりに突然思いつきで出かけた直島でしたが、年末の旅で一番楽しめました。

    きれいな海もあるので、今年の夏もう一度行って今度こそ美術館をのんびり見てみたいと思ってます。

    ところで、月末また東京のようですね。
    今度はどこに行くのかな?
    楽しんでくださいね。

    今年もよろしくお願いしますね。

  • syukoさん 2010/01/03 20:38:10
    明けましておめでとうございます<(__*)>
    昨年は度々ご訪問頂きましてありがとうございました。
    またビール繋がりで今年もお逢い出来るのを愉しみにしております。

    ぬいぬいさんが今年も愉しい旅が続けられる一年であります様にと
    思っております。
    今年もよろしくお願い致します<(__*)>

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2010/01/05 08:58:33
    明けましておめでとうございます
    syukoさん

    あけましておめでとうございます。
    年末は熊本と高松、松山で相変わらずビール三昧の旅をしてきました。

    ビールコミュのみんなと違って、ビールの種類やブランドにこだわりはなくて、単なるビール好きなオヤジですが今年もよろしくです。



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