2009/11/23 - 2009/11/23
1568位(同エリア2714件中)
ころっつさん
11月の3連休の最終日。京都に出かける用事ができたので、そのついでに午前中に紅葉が真っ盛りの寺院に立ち寄ることに…。
この日は少し天気はぐずついていましたが、せっかくなのでこれまでに訪れたことのない南禅寺の方丈と塔頭、そして洛北の紅葉の名刹・圓光寺に行きました。
- 交通手段
- 自家用車
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金地院・南禅院に続いて訪れたのが、境内東側の最奥にある「最勝院(高徳庵)」と「南禅寺方丈」です。
広い南禅寺境内には、明治時代に建築された琵琶湖疎水の支流が流れる赤煉瓦の水路橋が建っています。2時間ドラマの撮影場所としてもよく出てくる場所です。 -
半円形のアーチ越しに色づいた紅葉が見えます。
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水路橋は、古代ローマの水道橋を参考に設計・建築されたもので半円形のアーチの橋脚が連なっています。
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水路橋の近くで咲いていた黄色の小さな実
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同じく水路橋の近くにあった小さなかわいい地蔵。
散った紅葉がお地蔵さんの頭の上に乗っていました。 -
南禅寺の最奥にある景勝院(高徳庵)は、ガイドブックにもあまり紹介されていない、無料で拝観できる小さな塔頭です。
最奥にあるので普段は訪れる人がほとんどいないのですが、紅葉のこの時期は結構拝観客もいました。 -
景勝院の山門をくぐるとすぐに小さな庭があり、なぜか狸の置物が置いてありました。
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庭には台石があり、その上に謎?の形をした石がのっています。
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境内本堂側から山門側を撮りました。
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境内には本堂の参道の上を跨ぐ百日紅の木に宿った松の木があり、「縁結びの松」として紹介されています。
百日紅に宿っているから縁結びなのかな…?
詳細は不明です。 -
景勝院境内の紅葉です。
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次はいよいよ南禅寺のメインとなる方丈に拝観しました。南禅寺は室町時代に足利氏が寺の格を五山の上に定めたことから大いに興隆しました。
南禅寺の大方丈は、安土桃山時代に御所の清涼殿を、小方丈は伏見城の小書院を移築したもので、いずれも国宝に指定されています。 -
拝観受付を入り歩いて行くと、国の名勝指定を受けた「方丈庭園」が南向きに広がっています。
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方丈庭園は小堀遠州が作庭した枯山水の名庭で、飛び石のように連なる巨石が配された姿から「虎の子渡しの庭」とも呼ばれます。
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方丈には狩野探幽が描いた虎の傑作の襖絵があるためなのか、方丈庭園に面した縁側の欄間には、虎が施されています。
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方丈の西側には唐門があり、その内側には白砂を敷き詰め石を浮島状に配置た「如心庭」があります。
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如心庭の北隣には白砂と苔の島を配した小さな「蓬莱神仙庭」があります。
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方丈の北側には苔を敷き詰め、その上に石を配した「六道庭」が広がっています。
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六道庭の向こう側にある山の樹木が赤や黄色に染まり、鮮やかに色づいています。ここが方丈の中で最も色鮮やかな紅葉が広がっている場所です。
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方丈に囲まれた小さな中庭は「鳴滝庭」と呼ばれ、周囲を比較的大きな砂利石で囲まれた中に、四角の小さな目の白砂の庭があり、苔の浮島が造られいています。
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渡り廊下をたどり拝観できる一番奥の場所まで行くと、涵龍庭と龍吟池があります。ここから見る紅葉が一番美しいです。
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渡り廊下から見るのでも十分なのですが、庭に降りて見れればもっと美しさが堪能できるだろうと思いました。
ここには中国人の観光客も多く訪れていました。 -
龍吟池の隣にある窮心亭の奥にある紅葉も真っ赤に染まっています。
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南禅寺垣と呼ばれる竹垣で区切られた中庭の白砂の上には紅葉が散っています。
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方丈の巡路の最後に見えるのは書院のすぐ隣にある苔が広がる小さな庭です。
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方丈の西側の一段低い所に建っている法堂を裏側から撮りました。
この日は多くの人が登楼して賑わっている三門に行くのは避け、南禅寺を後にしました。
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