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11月の3連休の最終日。京都に出かける用事ができたので、そのついでに空いた午前中に紅葉が真っ盛りの寺院に立ち寄ることに…。<br />この日は少し天気はぐずついていましたが、せっかくの機会なのでこれまでに訪れたことのない南禅寺の方丈と塔頭、そして洛北の紅葉の名刹・圓光寺を訪ねました。<br />

京都めぐり・2009秋(その2)★金地院・南禅院≪紅葉真っ盛りの頃に…≫

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2009/11/23 - 2009/11/23

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ころっつ

ころっつさん

11月の3連休の最終日。京都に出かける用事ができたので、そのついでに空いた午前中に紅葉が真っ盛りの寺院に立ち寄ることに…。
この日は少し天気はぐずついていましたが、せっかくの機会なのでこれまでに訪れたことのない南禅寺の方丈と塔頭、そして洛北の紅葉の名刹・圓光寺を訪ねました。

交通手段
自家用車

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  • 紅葉の季節といえば、南禅寺近くの永観堂が超有名ですが、あえてこれまでに訪れたことのない南禅寺の塔頭に狙いを定めて訪れることにしました。<br />同じ塔頭寺院の天授庵には、開門前から列ができるほど拝観客が並んでいましたが、今回私は少し南にある「金地院」に行ってみることにしました。<br />

    紅葉の季節といえば、南禅寺近くの永観堂が超有名ですが、あえてこれまでに訪れたことのない南禅寺の塔頭に狙いを定めて訪れることにしました。
    同じ塔頭寺院の天授庵には、開門前から列ができるほど拝観客が並んでいましたが、今回私は少し南にある「金地院」に行ってみることにしました。

  • 金地院は紅葉ではそれほど有名ではないせいか、開門直後の境内には拝観客がほとんどいませんでした。<br />拝観受付を過ぎ、庭園の入り口に立つこの門は「明智門」です。戦国武将・明智光秀公が母の菩提のために建立したものと伝わっています。<br />

    金地院は紅葉ではそれほど有名ではないせいか、開門直後の境内には拝観客がほとんどいませんでした。
    拝観受付を過ぎ、庭園の入り口に立つこの門は「明智門」です。戦国武将・明智光秀公が母の菩提のために建立したものと伝わっています。

  • 金地院は、江戸初期に再興された寺院で、明智門を入ると池庭がまずあります。ここには弁財天が祀られている弁天池が広がり、池の周囲に立つ木々も紅葉に染まっていました。<br />

    金地院は、江戸初期に再興された寺院で、明智門を入ると池庭がまずあります。ここには弁財天が祀られている弁天池が広がり、池の周囲に立つ木々も紅葉に染まっていました。

  • 弁天池を東側から庭園を眺めます。<br />

    弁天池を東側から庭園を眺めます。

  • 弁天池の東側には苔の広がる小さな庭があり、苔の緑の絨毯の上に紅葉が散っていました。<br />

    弁天池の東側には苔の広がる小さな庭があり、苔の緑の絨毯の上に紅葉が散っていました。

  • 弁天池の南側から拝観順路に従って歩いて行くと石畳が続いており、ここにも多くの紅葉が散っていました。少し雨が降って濡れていたせいかどことなく風情があります。<br />

    弁天池の南側から拝観順路に従って歩いて行くと石畳が続いており、ここにも多くの紅葉が散っていました。少し雨が降って濡れていたせいかどことなく風情があります。

  • 庭に植えてある植物にも散り行く紅葉が張り付いています。<br />

    庭に植えてある植物にも散り行く紅葉が張り付いています。

  • 建物の屋根瓦の上にも降り積もっている紅葉。<br />

    建物の屋根瓦の上にも降り積もっている紅葉。

  • 境内にはここを再興した崇伝師が徳川家康とも近かったことから東照宮が建立されており、重要文化財にも指定されています。<br />

    境内にはここを再興した崇伝師が徳川家康とも近かったことから東照宮が建立されており、重要文化財にも指定されています。

  • 小さいながらも日光や久能山の東照宮と同じような細工がここの東照宮の建物にも施されています。<br />

    小さいながらも日光や久能山の東照宮と同じような細工がここの東照宮の建物にも施されています。

  • 拝観順路に沿って行くと最後に方丈にでます。<br />方丈も重要文化財に指定されており、伏見桃山城の一部を移建したものです。<br />

    拝観順路に沿って行くと最後に方丈にでます。
    方丈も重要文化財に指定されており、伏見桃山城の一部を移建したものです。

  • 方丈の南側には白砂の枯山水の庭が広がり、作庭の名師・小堀遠州が設計したもので「鶴亀の庭園」と呼ばれ、特別名勝にも指定されています。<br />庭の右側に鶴島を、左側に亀島を石組で配している立派な庭園のようです。<br />

    方丈の南側には白砂の枯山水の庭が広がり、作庭の名師・小堀遠州が設計したもので「鶴亀の庭園」と呼ばれ、特別名勝にも指定されています。
    庭の右側に鶴島を、左側に亀島を石組で配している立派な庭園のようです。

  • 方丈の建物から鶴亀の庭園の鶴島の石組を眺めます。背景の植栽の刈込は幾重にも重なっており、深山幽谷をあらわしているそうです。<br />

    方丈の建物から鶴亀の庭園の鶴島の石組を眺めます。背景の植栽の刈込は幾重にも重なっており、深山幽谷をあらわしているそうです。

  • 金地院の次には、多くの拝観客でにぎわい、この夏にも訪れたこともある天授庵をスルーし、琵琶湖疏水の水路閣の南側にある南禅寺の別院「南禅院」を訪れました。<br />本堂には立ち入ることができませんが、亀山天皇の離宮の跡地に造られたお寺で、応仁の乱で荒廃後江戸時代中期に徳川綱吉の母・桂昌院が再興しました。<br />

    金地院の次には、多くの拝観客でにぎわい、この夏にも訪れたこともある天授庵をスルーし、琵琶湖疏水の水路閣の南側にある南禅寺の別院「南禅院」を訪れました。
    本堂には立ち入ることができませんが、亀山天皇の離宮の跡地に造られたお寺で、応仁の乱で荒廃後江戸時代中期に徳川綱吉の母・桂昌院が再興しました。

  • 本堂西側には小さいながら苔の絨毯の端正な庭が広がっています。

    本堂西側には小さいながら苔の絨毯の端正な庭が広がっています。

  • 南禅院の紅葉は今が真っ盛りといった感じで、赤や黄i色と木々は鮮やかな色彩を見せていました。<br />

    南禅院の紅葉は今が真っ盛りといった感じで、赤や黄i色と木々は鮮やかな色彩を見せていました。

  • ここの庭園の形式は、周囲を深い樹林で囲まれた池泉回遊式の庭園で夢窓疎石が作庭したものと伝わっています。<br />

    ここの庭園の形式は、周囲を深い樹林で囲まれた池泉回遊式の庭園で夢窓疎石が作庭したものと伝わっています。

  • ここにも苔の絨毯の上に散った紅葉の葉が広がっています。<br />

    ここにも苔の絨毯の上に散った紅葉の葉が広がっています。

  • 庭園の池の上に広がる紅葉の枝から水面に多くの葉が散っています。<br />

    庭園の池の上に広がる紅葉の枝から水面に多くの葉が散っています。

  • 池の南側の散策路から本堂側を眺めます。<br />

    池の南側の散策路から本堂側を眺めます。

  • 木の枝が分かれる場所に真っ赤に染まった紅葉が1枚引っかかっていたので1枚撮ってみました。

    木の枝が分かれる場所に真っ赤に染まった紅葉が1枚引っかかっていたので1枚撮ってみました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ゆういちろうさん 2009/12/23 22:05:46
    東照宮
    ころっつさん、こんばんは〜。

    京都にも東照宮ってあるんですねぇ。知りませんでした。
    さすが金地院崇伝縁のお寺!
    それとこの金地院のお庭ですが、桃山風の豪壮な感じがして
    侘び寂びとはまた違う魅力がありますね。
    京都は本当に奥が深いです。

    ゆういちろう

    ころっつ

    ころっつさん からの返信 2009/12/27 23:52:01
    RE: 東照宮
    ゆういちろうさん、こんばんは〜。
    お返事遅くなり申し訳ありません。どうも師走ということもあり、最近仕事や生活に忙しく、4トラおろそかになってしまっています。申し訳ありません。

    そうなんです。京都にも東照宮があるので、不思議な感じがしましたが、家康ゆかりの寺院ということで納得しましたが…。
    紅葉の時期でも金地院は“見所”でないためか訪れる人も少なく、静かに見ることができてよかったです。

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