JOSANの「微笑みの国」　ウドンだより　４３回目　「ＴＡＩ　ＹＯ　ＲＡＭＥＮて何ですか～。」

2009/12/13 - 2009/12/13

今日も週末をウドンの村で過ごした我が家は、夕方ウドン
の街に帰って来ました、明日からまた陽子の幼稚園が始ま
ります。

何時も寄るウドンの街の国道沿いに有る屋台で夕ご飯を食べ
ているとピムがＪＯＳＡＮ「ＴＡＩ　ＹＯ　ＲＡＭＥＮ」て
何ですか？。（？）

ピムは突然、国道の反対側に有る屋台を指差し言いました、
国道は片側４車線と広く、私には良く見えません。（涙）

しかし屋台に赤いちょうちんが見えたので、－瞬「お～～～。」
と声を出して仕舞いました。

「ＲＡＭＥＮ」はチョット響きは違うが「ＴＡＩ　ＹＯ」は
いい感じです。（祝）

エリア ウドーン・ターニー(タイ)

我が家は毎週金曜日の夕方に、陽子の幼稚園が終わると車で街から田舎の村に帰り、週末をのんびり過しています。（祝）

この赤ちゃんは、ピムの妹のポーンの子供でティナパットちゃん３ヶ月です、なんと陽子が名付け親です。（笑）

大きなクリクリの目で、廻りを見ています、もう２回もＪＯＳＡＮ達のべットでオネショしました。（泣笑）

いま村は農閑期で、男達は４月のタイのお正月（ソンクラー）まで都会に行き出稼ぎで人口が少なく、静かな物です。

村ではいま女性達の間で、タイのお菓子作りが流行していて、趣味と実益を兼ねてワイワイと楽しそうに作っては、販売もしています。（笑）

これは余り甘くない、お餅の様な食感の揚げボールです１こ１バーツで売ってます。（涙）

意外と作り方は面倒で油で揚げながら、鉄製の網で何十回も上から押さえながら、揚げないと膨らみません。（マジ）

陽子の大好物です！！。（祝）

こちらはバナナとお芋の天ぷらです、低温でカリカリに成るまで揚げます、天然の甘さでとても美味しいです。
（マジ）

６個で１０バーツ（２７円）です、小腹が空いた時に良いですよ〜。（笑）

ＪＯＳＡＮはお芋の天ぷらが大好きです。（祝）

陽子は街では友達が近所に２〜３人しか居ないので、村に帰ると、朝から遊びモード全快で、家に帰りません。

ヌウ叔母さんのお店に朝から入りびたりで、いとこ達と遊んでいます。（祝）

村はウドンの街よりかなり朝晩冷え込みます、今日はあさ９度しか有りませんでした、日本から持って来たハイテクの防寒下着が活躍しています。

でも昼になると３０度位になり、陽子がいとこ達と庭のプールで遊んで居ます、１日で冬と夏が有る可笑しな土地です。

この時期は、着る服も夏用冬用１日で着るので、仕舞う事は有りません。（笑）

ピムの妹達、ポーンとモンがピムに教えて貰いお菓子作りを始めました。

手焼きのクッキーです、ネタを作る粉や砂糖バターの分量がとても微妙で難しいらしいです。

焼くのはお父さんの炭で、タダですが粉がパンケーキ用の粉なので高い様です。

大きいスプーン１杯で１枚焼けます、１〜２分で良い匂いがしてきます。（祝）

あまり強い火で焼くと、直ぐ焦げてしまいます、中火で１〜２分で、良い匂いがしたら焼き上がりです。

フォークで剥がして、冷めない内に加工します。

この鉄の焼く機械はウドンの街で、１５０バーツで売って居ます。

焼けたクッキーは冷めない内に、木の棒に巻き付けて棒状にして出来上がりです。

サクサクでパリパリで余り甘くなくて、いくらでも食べてしまいます。（笑）

ピム達はお菓子を焼きながら、色々な話をしながら楽しそうにしています。

時間は幾らでも有るので、ピムは１日中話しながらお菓子の作り方を教えて居ました。

このお菓子を明日から、ポーンが売りに行き赤ちゃんのミルク代を稼ぐそうです。（笑）

１袋１２本入りで１０バーツで売るとの事です、１本当たりの単価は恐ろしく安いので、手間賃を売る様な物ですね。（笑）

腐る物では無いので、２〜３週間は大丈夫です、暇を見つけては作り置きして売るそうです。（ガンバ）

陽子もお母さんもお父さんも、虫歯だらけなのでこの軽いお菓子は、硬くないので大好物です。（笑）

来週は他のタイプのお菓子の講習会を、ピムが遣るそうです、今度は揚げ菓子だそうです。（祝）

どのお菓子も街のお菓子教室で簡単に習えるので、ピムが代表で習いました。

ヌウ叔母さんの所にタマリンド（マメ科のトロピカルフルーツ）の上物が入ったとの事で、食べに行きました。

このタマリンドは木で熟成すると中の実がジャム状に成り、甘酢ぱい味でとても美味しいです。

外側の茶色の皮はパリパリですぐ剝けます、大きい物が美味しくて、ＪＯＳＡＮの大好物です。（祝）

これが中身です、もう少し熟成すると黒くなり、甘さも増しジャム状になり美味しいです。

難点は食べると手がベトベトに成る所です、少しグロテスクですけど、ヤミツキに成ります。（マジ）

料理の調味料としてもタイでは良く使い、甘い酸味が料理を引き立たせます。

中の実には大きな黒い種が有ります、食べた後に吐き出して、種の周りの果肉を食べます。（アロ〜イ）

大きい物は直径２ｃｍ長さは１２〜１３ｃｍ有ります、果物としては大変高く、贈答用にケースに入れて売られて居ます。

このタマリンドの味のキャンデーは、お土産に大変喜ばれます、お試し下さい。

子犬のマリオです、写真では良く判らないと思いますが、体毛が抜けて仕舞い可哀相な状態です。（涙）

この所ＪＯＳＡＮは子犬達のこの皮膚病に心を痛めて居ます。（涙）

１１月の初めに親のハルが外からこの病気を貰い、急に体を掻き始め、全員病気に成り体毛が殆ど抜けて仕舞い、惨めな姿に成りました。（涙）

医者に見せて治療していますが、漸く体毛が５０パーセント生えて来ましたが、寒いので可哀相で仕方有りません。

廻りの村の犬も半数近くこの病気に掛り、体毛が有りません、帰る度に犬達を薬用のお湯に入れて治療していますが、直りが遅く辛い毎日です。（涙）

子犬のＧＩＮも頭に毛が無く、本家のＧＩＮさんそっくりに、成ってしまいました、まるで親子の様です。（泣笑）

ＪＯＳＡＮは、犬達の病気が早く治る事を願う毎日です、ですので誰も子犬を欲しがらないので、全員まだＪＯＳＡＮの家に居ます、不幸中の幸いとはこの事ですね。（笑）

この子はヌウ叔母さんのお店の隣に有る、新しいお店の子です。

名前は何度聞いても忘れてしまい、判りませんタイ人の名前はー回で覚えるのは、至難の技です。

ＪＯＳＡＮと会うとなぜか何時も泣き出します、父親は台湾に出稼ぎに行き居ません。

ＪＯＳＡＮの村も多くの男達が、海外に出稼ぎに行って居ます、バカ高い手数料を払い３年位働き、戻りまた海外に行く事を繰り返して居ます。

悲しい事ですが、タイではお米だけでは、なかなか豊かに暮らして行くのは難しい様です。

村からウドンの街のコンドに帰る時は何時も、国道沿いに何十軒も有る屋台により、食事をして帰ります。

いつも新しいお店に行き、味を確かめて居ます、今日はクィティアオ（タイのソバ屋）に寄りました。

ＪＯＳＡＮが食べていると、ピムが通りの向こうを見て
「ＴＡＩ　ＹＯ　ＲＡＭＥＮ」て何と言いました。

国道はかなり広く３０ｍ位幅があり目の悪いＪＯＳＡＮには見えません、でも赤いちょうちんが有るのは判り、もしかしたら、と思い嬉しく成りました〜。（祝）

国道の向かい側ですが中央分離帯が有るので、行けません、５００ｍほど走りＵターンしてお店に行きました。

お店には赤いちょうちんに「ラーメン」と書いてあり、ＪＯＳＡＮは「ヨ〜〜シャ」と心の中で叫びました〜〜。（祝）

でも屋台の上の店の名前のスペルを見て、「ガク」どうも日本人の居る気配がしません。（涙）

お店で働いているタイ人に日本語で「日本人居るの」と聞くと「居ません」と日本語で返事をしました。

日本語は少し分る様なので、どこかの日本料理店で働いて居たタイ人が始めた店の様です。

お店の横には大きな蛍光灯のついた看板が有り、メニュ
ーが写真入りで出ていました。

お店の上の看板に３５と書いて有るように、全て３５バーツに成って居ます。

ラーメンが６種類カレーが２種類どれも３５バーツです。（安）

でもラーメンやカレーの名前が少し変です。（？）

試しに何か食べてみます。（笑）

ピムは何時もの「トムヤムラーメン」流石にタイ人、此れだけは外さず、メニューに有りました。（祝）

陽子はＪＯＳＡＮの「とんかつラーメン」を食べて居ます、この他に陽子の「茶碗蒸し」を頼みました。

手前のオレンジのＴシャツの女の子が、麺を茹でる係りで、後ろの赤いＴシャツの男が店主の様です。

明らかに２人とも緊張していて、ＪＯＳＡＮを見てばかり居ます。（笑）

「ヤバイ！！。」本物の日本人が来た〜〜〜、と言う感じが２人には見え見えでした。（笑）

ＪＯＳＡＮは調理の２人に問われるままに、食べた感想を正直に話しました。

「トムヤンラーメン」はスープは流石に合格でも麺はダメ。

「とんかつラーメン」はスープが日本そばのお汁を入れたみたいなので、甘くてダメ、そして麺が茹ですぎでダメ、麺の量が日本人には少なくてダメ。

茶碗蒸しは中の具が殆ど無いのと、茶碗蒸し自体が熱く無いのでダメ、でも１５バーツじゃ文句は言えませんがね。（笑）

以上正直に２人に答えたら、真剣な顔で「有難う」と言われました。

「次回はカレーを食べて来て下さい。」と言はれお店を後にしましたが、通りまで出て来て挨拶された時は驚きました。

ＪＯＳＡＮがこの店を上手く育てれば、美味しいラーメンとカレーが安く食べれるかもしれませんね。（笑）

ウドンに有る２軒の日本料理屋は、恐ろしく不味くて、この店の２倍以上の値段を取るので、行く気がしません。

ＪＯＳＡＮは、しばらくこの店を育ててみます。（笑）

この旅行記へのコメント （2）

• バートンさん 2009/12/20 22:37:10

  おめでとうございます！

  josanさん、こんにちは！
  
  最近は日本食はどこでも食べることができますね〜。
  去年でしたがパリへ行った時、オペラ座周辺に日本食レストランが
  たーくさんあったのには驚きました。
  食べているのもフランス人（多分）ばっか。
  パリの日本食がどんなものか試したかったけど
  満席なので諦めましたが。。。
  josanさん、日本の味をどうぞ育ててもっとタイに広げてくださいね。
  
  ところで、
  
  お誕生日おめでとうございまーす♪
  
  素敵な一日を過ごされましたか？
  これからも沢山のウドン便りを楽しみにしていますね。
  
  ばーとん
  

  josanさん からの返信 2009/12/20 23:34:00

  RE: おめでとうございます！

  > josanさん、こんにちは！
  >
  > 最近は日本食はどこでも食べることができますね〜。
  > 去年でしたがパリへ行った時、オペラ座周辺に日本食レストランが
  > たーくさんあったのには驚きました。
  > 食べているのもフランス人（多分）ばっか。
  > パリの日本食がどんなものか試したかったけど
  > 満席なので諦めましたが。。。
  > josanさん、日本の味をどうぞ育ててもっとタイに広げてくださいね。
  
  今晩はバートンさん、ウドンは田舎なので日本食の不毛地帯です、何と
  かしてまともな日本の食事が出来るように、成ると良いですね〜。（笑）
  
  > ところで、
  >
  > お誕生日おめでとうございまーす♪
  
  ありがとうバートンさん、最近は誕生日が来ると１歳ずつ歳を減らして
  居ます、１５年もすれば陽子と普通の親子の年齢差に成ります。（笑）
  
  > 素敵な一日を過ごされましたか？
  > これからも沢山のウドン便りを楽しみにしていますね。
  
  娘のリクエストで、家族で初めてイタリアンに夕食に行きました。（祝）
  
  バートンさん、「ウドンだより」は田舎の話ばかりですが、我慢して下さいね〜。（笑）
  
  
  ウドンよりＪＯＳＡＮ。