2008/04/15 - 2008/04/15
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ソフィさん
2008年4月15日(火)
ザイルバーンの二人乗りゴンドラは、青空のもと心地よい春風に吹かれながら、丘のブドウ畑をかすめるように低く進む。
ブドウ畑は芽吹いたばかりのみずみずしいグリーンに彩られ、まるで天国の絨毯のようにふかふかして見える。
やがて進行右側に、ライン河の水面が見えてくる。
河の手前はリューデスハイムで、対岸のやや大きい集落はビンゲンだ。
そして南西に広がる、豊かな緑地。
その昔中欧からやって来た人たちは、その先に太陽の溢れる沃野を夢見て、新天地に心をときめかせたに違いない。
対岸で懸命に渡河を防ごうとするライン右岸の人たち、それをものともせずに渡河を強行しようとする左岸の人たち。
勇壮な戦いの場が、目に見えるようだ。
まさにこの景観の中で、ヨーロッパ支配のサイコロは投ぜられたのだった。
両軍の胸の高まり、荒々しい息遣い、数百年前の戦いの光景が、まざまざと眼前に展開される。
このザイルバーンの終点にある見晴らしの良いニーダーヴァルトの丘に、ドイツ独立記念碑が建てられている。
1871年普仏戦争に勝ったプロシアは、永年の夢ドイツ独立の機運を掴んだ。
その記念すべき独立のけじめをここに留めるべく、1877年から1883年にかけてドイツ皇帝ヴィルヘルム一世が記念碑を建てた。
(一説によれば、ヴィルヘルム一世がここに最初の石を置いたのは、ドイツ独立の年1871年ともいう。)
いにしえのライン河渡河、そしてフランスを撃破してのドイツ帝国統一と、ドイツの人たちの高揚感を表現する記念碑として、この場所はふさわしい。
ただ、第二次世界大戦でドイツが破れた後にもこのような記念碑が残っているのは、不思議な感じもする。
写真は、「ソフィーさんのマイページ」(写真6,600枚)、
http://4travel.jp/traveler/katase/
スイスの写真が美しい、「片瀬貴文さんのマイページ」(写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
文字が大きくて読みやすい、「片瀬貴文の記録」
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
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