2008/04/15 - 2008/04/15
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ソフィさん
2008年4月15日(火)
フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴー(1802-1885)は、ライン河を愛し、1842年に「ライン河」を著わしている。
彼が愛したのは、ラインの持つ文化の香り深さだろう。
ラインの文化は、ドイツからフランスまで、スイスからオランダまでと幅が広く、しかも時間による熟成が見られる。
さて城だが、まずコブレンツの対岸(右岸)に、エーレンブライトシュタイン城がある。
モーゼル河の合流点を一望に収める立地の良さは、ラインの城の中でも第一級。
それだけに発祥は、10世紀にさかのぼる。
そしてその重要さのために要塞に発展し、18世紀から19世紀にかけ、何回もの攻撃でフランスに破壊された。
プロイセンになって復活するが、実践に役立たないまま、現在はユースホステルに使われている。
ベートーベンの母の生家は、その近くにあると聞く。
同じ右岸でその上流にあるラーネック城(ラーンエック城)は、中世の城の形をした、堂々たる構えである。
13世紀半ばマインツ大司教の領土を守るために作られたが、17世紀三十年戦争で廃墟と化した。
その後19世紀になって鉄道技師の個人所有となって修理され、内装も含めて昔のおもかげをとどめているらしい。
その対岸(左岸)には、「英国風」と称せられる個性ある形と、黄色っぽい色で目立ったシュトルツェンフェルス城がある。
この城はトリアー大司教の領土保全と、徴税のために作られたが、17世紀に内戦のため機能を失い、19世紀に複修して、現在は博物館として開放されているとか・・・。
写真は、ソフィーさんのマイページ(写真5,800枚)、
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スイスの写真が美しい、片瀬貴文さんのマイページ(写真2,400枚)
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