2009/09/24 - 2009/09/29
27位(同エリア32件中)
ちゃおさん
そうそう、前回猿の話でホアヒンのお寺、ワットタキアップ(วัดตะเกียบ=箸の寺)のことに少し触れたが、この「箸の寺」、ホアヒンの浜辺の端の高台の山の上にあり、ここからの浜辺の眺め、雄大なタイ湾の眺めは抜群だった。
タイでは大体どこでも、その町の一番見晴らしの良い場所には必ずと言って良いほど、立派なお寺が建立されている。
その代表がチェンマイの街一番の高台に立つワットドイステープ(วัดดอยสุเทพ)。チェンライでもタトンでもメーサロンでもメーサリアンでもそれは皆同じだった。いや、これ等は皆北部の町で、街の中に小山があるから、そうなっているに過ぎない。
タイの中南部の都市には、一体に街の中に小高い丘、山があるのは珍しい。平地のバンコクでは、わざわざ土盛をしてまで小高い丘を作り、「黄金の山」=「ภูเขาทอง」(プーカオトーン)と称している。高さは50mもないが、平地のバンコクにあっては見晴らし抜群で、この人工の小山の上にも黄金に輝くお寺が建っている。
ここソンクラーは海岸沿いの町とは言え、立派な天然の山があり、その名も「タン・クワン・ヒルトップ」(ยอดเขาตังกวน・ヨートカオ・タンクワン)。
当然ながらこの頂の上にも立派なお寺が鎮座していて、折からの突然にスコール。参詣人は蜘蛛の子を散らすように建物の蔭に隠れたが、雨が上がるまでの暫らくの間、軒下に掲げられたお寺の標語に見とれてしまった。晴耕雨読、ではないが、雨は少しばかりのタイ語の勉強時間を与えてくれたものだった。
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ソンクラーの街のある半島のほぼ中央付近に有る小山、「タン・クワンHilltop」(ยอดเขาตังกวน)。
「ยอดเขา」(ヨートカオ)は「丘の上・Hilltop」、「ตังกวน」(タン・クワン)は「人名」。歴史上の人物で「タン・クワン将軍」のこと。 -
タイの装飾文字にも大分慣れてきた。これは「ヨートカオ・タンクワン ムアン・ソンクラー」と書いてある。
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どこのお寺にもあるように、ここでも自身の生まれ曜日を祭る仏が安置されている。
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部外者には仏の名前も曜日も分らない。
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このお寺の守護神と思われる。
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突然のスコールで休んだ軒下に掲げられている人生訓。
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これ等が丸暗記できれば、素晴らしいタイ語の勉強になると思うのだが・・
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お寺の下の小学生も一生懸命、この様な4字熟語を勉強しているかも知れない。
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丘の上から見えるソンクラーの街とソンクラー湖。
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このお寺の正式な名前と謂われ。お寺の名前は、「Phra Chedi Luan」(พระเจดีย์หลวง)。英語で言うと「The Royal Pagoda」。「หลวง」(ルアン)=「国家」設立の立派なお寺である。
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