雑感タイ旅行「マレーに吹く風」（４）タイの航空機事情。

2009/09/22 - 2009/09/29

タイには現在４つの航空会社があり、その何れかが地方の主要都市に飛んでいて、国内旅行に困ることはない。

タイ人特有の競争心、或いは負けず嫌いの成せる技か、この４社は水面下での熾烈な競争を行っていて、航空運賃は随分と安い。

ちなみにバンコクーチェンマイ間は各航空会社が日に数本飛ばしているが、１６５０バーツ、５０００円未満で行くことも出来る。本数が多いから満席で乗れない、ということも勿論無い。

僕は今回タイ南部のハジャイへ行くに際し、鉄道で行くか飛行機で行くか直前まで決めかねていたが、出発の２日前、インターネットでタイの航空会社の一つ、Ｏｎｅ−ｔｏ−Ｇｏに申し込み、その場でカード決済し、３日後には機上の人となっている。

ハジャイはタイの最南端の都市。が、飛行機に乗れば１時間半も掛からない。バンコクがタイの大体の中心地にあるから、それぞれ最北のチェンライ、ウドンタニー、最東のタラートへ行くにしても、搭乗時間は１時間半もかからない。同心円型のコンパクトな航空路線である。

従って料金も安く、ハジャイまでは行きが２０５０バーツ、約６０００円、帰りが１５００バーツ、４５００円程である。日本の新幹線で言えば、東京ー熱海間の乗車料金並である。

サービスに関しては、日本の低価格航空、スカイマークよりはベターで、時間に余裕の無い旅行者にとっては、タイ国内航空機の利用は魅力的である。

当日は国内専用のドンムアン空港（ท่าอากาศยาน　ดอนมือง・ターアーカートサヤーン）より乗機したＯｎｅ−ｔｏ−Ｇｏ（วัน-ทู-โก）の美人アテンダントに愛想良く迎えられ、眼下に広がるタイ湾の景色に見とれているうちに、早くもハジャイへの着陸となった。　

エリア ハジャイ(タイ)

２００６年９月に国際空港が新たにスワーナブームに開業する以前のバンコクの玄関口、ドンムアン空港。
空港ビルにท่าอากาศยาน　ดอนเมีอง（ターアーカートサヤーン・ドンムアン）と出ている。

空港に駐機しているノックエアーの航空機。
「ノック」（นก）とは「鳥」の意味で、「鳥の飛行機」。良いネーミングだ。

国際便の昨日がスワーナブームに移って以降、寂れる一方のドンムアン空港。

これは又どこか別の会社の飛行機が駐機しているが、会社名は分らない。

眼下に広がるバンコクの街。蛇行している川が「チャオプラヤー川」。

バンコク市内には運河「クローン」（ลำคลอง）が四通八達している状況が分る。

暫らくするとタイ湾（อ่าวไทย・アーオタイ）を越えた辺りにホアヒンの浜辺（หาดทราย　หัวหิน・ハートサーイ・ホアヒン）が見えてくる。

次に見えるのは、ハジャイ、ソンクラーの長い海岸線。

この辺りの山は、殆どゴム林に植林されている。

離陸後１時間１５分、機はハジャイ空港に到着した。

この旅行記へのコメント （2）

• Orionさん 2009/10/09 13:20:19

  ハジャイも近いもんですね

  １時間１５分で南の商業都市ハジャイですか。
  私は行った事が無いので、興味あります。
  飛行機代、本当に安いですね。

  ちゃおさん からの返信 2009/10/10 22:13:09

  RE: ハジャイも近いもんですね

  南部は危険だと言われていたんですが、そういったこともなく、何等心配はありませんでした。
  飛行機に乗れば1時間ちょっと、案外近い場所でした。