2009/09/24 - 2009/09/29
27位(同エリア32件中)
ちゃおさん
中国の大航海家鄭和が大船団を組んで、この辺り、東南アジアからインド、アフリカ東岸まで何回となく航海をしたのは1400年代の初め、明の永楽帝の頃だから、もう今から600年以上も前の話しである。
コロンブスが新大陸を発見したのが、「石の国=1492年」だからそれより100年の前の話しであり、倭寇の略奪を経て、漸く御朱印船時代になる約200年も前の話しである。
御朱印船時代になって漸く日本の貿易船もこの辺りにやってきたり、当時のシャム王国での山田長政の活躍なども歴史上に明記されるようになったが、中国とこの辺り、当時のシャムであったり、マレー王国であったり、インドネシア系の王国であったりとの折衝・流通は随分古くからあった。
永楽銭(永楽通宝)が室町時代の日本で流通していたように、このマレーの地でも主要な通貨であったに違いない。
それ等古銭はこの博物館で見ることは出来なかったが(現在2階が工事中で、閉鎖されていたので、2階の展示室にあったかも知れないが)、ここに展示されている中国の古窯、景徳鎮やらの大きな壷等を見るにつけ、その交流の強さが思い浮かばれる。
中国人華僑の活躍は近年に始まったことではない。西洋の大航海時代が始まる遥か以前から既にこの地を開拓し、拓殖していたのだった。
この中国風をどことなく思わせる建物、中の展示物、文物。以前バンパインの離宮で見た中国文化の影響度の強さをこの博物館で改めて感じた。他の博物館では余り感じられないことでもあった。
タイと中国との交流史。中国人は地続きの北からやって来たと思いがちであり、確かに一部の民族がそのようにして越境してきたかも知れないが、宋、明以降の圧倒的多数の中国人は、こうして海を渡り、この国にやってきたのだった。そういう歴史的事実を思い起こさせる博物館でもあった。
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