2009/11/09 - 2009/11/09
1420位(同エリア2204件中)
シベックさん
出町柳駅から叡山電車に乗り、一乗寺駅でおりて一路テクシー。緩い上り坂の約1kmはけっこうキツかった。竹林の北にある門構えは、お寺と言うより昔の別荘の風情だった。
詩仙堂丈山寺(しせんどうじょうざんじ)
曹洞宗大本山永平寺派 詩仙堂丈山寺。
詩仙堂は、元々、石川丈山という三河国生まれの徳川家の武将が鎧を脱いで隠遁生活を送るために建てたもの。建物へ入ると直ぐの四畳半の間の壁面に、中国趣味の丈山が狩野探幽(たんゆう)に描かせた36人の中国の詩人の画像に詩を書き添えた板絵が飾られている。この部屋を“詩仙の間”といい、この名が通称となって建物全体を詩仙堂と呼ぶようになった。
写真は、塔屋のある詩仙堂丈山寺・嘯月楼。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 私鉄 徒歩
-
街に咲くバラ1輪
詩仙堂への道すがら、
腰掛にちょうど良い石積み塀のある民家で
腰をおろして一休み・・。
昨日の山歩きと今日の街歩きで
早くもグロッキー気味・・。
そんな時、目についたピンク色のバラ。
頑張れと励ましてくれた。 -
坂道の店
詩仙堂の表門の坂下に建つ、
おみやげ物屋さん。
屋根は、水平ではなく坂なり造られていた。
床は水平の段状・・。 -
詩仙堂・小有洞門
門には、白い花が咲いていた。
お茶の花かと思ったが、
良く見ると山茶花だった。 -
竹林の参道
表門・小有洞(しょうゆうどう)の造りは
実に質素なもの。竹林の参道。 -
老梅関の門
孟宗竹の続く竹林の参道を進み、
数段の階段を上がると小さな門があった。 -
萱葺きの簡素な門
老梅関の門と人の目のような窓・・。
人間の顔のようにも見えた。 -
嘯月楼から見る庭園
建物に入り庭に進むと、左に四畳半の間があり、壁に36人の中国詩人の画像に詩を書き添えた板絵があった。この部屋が詩仙の間。
この部屋に続く広い部屋が嘯月楼で、南に庭園が一望できる。ここでも座って庭を鑑賞・・。 -
躑躅の庭園と楓
嘯月楼(しょうげつろう)の東広縁から見た庭園風景。
手前の植木は低く刈込まれ、
背後の楓や山の木々が庭を盛りたてる。 -
白砂と色ずく楓
詩仙の間の広縁から、
スリッパに履き替えて庭に出る。
砂は入るし、
階段では滑るし
少しばかり歩きにくい。 -
嘯月楼の見える中段の庭
-
段差の多い庭園
丈山がこの建物を完成したときは
凹凸か(おうとつか)という
名称だったらしい・・。
凹凸かとは、
凹凸のある土地の住居という意味で、
その名のとおり山麓の斜面を
巧みに活かした庭造りや
建物配置になっている。
丈山は、寛文12年(1672)、
90歳で没するまでの31年の間、
ここで過ごした。 -
百花塢(ひゃっかのう)
みごとなススキやフジバカマなど百の花を配した
百花塢(中段の庭)。
フジバカマに蝶が舞っていた。よく見ると・・なんと、渡り蝶のアサギマダラだった。
意外と皆さん紅葉に夢中で、気がつかれない様子。
しばらく蝶と遊ぶ・・。 -
更に階段を下りて
紅葉が始まった楓が数本・・。
スリッパで巡る庭園散策は、歩きにくい。 -
百花塢からの紅葉
庭園の所々には池が設けられ、
小さな滝が造られていた。
静かな庭園に時おり、
カーンと甲高い音が響き渡る。
重い竹が固い岩を打つ音。
これも丈山が考案したという
「鹿おどし」の音・・。
ここでは僧都と言われる。
鹿や猪が、庭園を荒らすのを
防ぐために作られたそうだ。 -
カエデの森と柿の木
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カエデの林
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緑葉と紅葉
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真っ赤な葉
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杉苔とヤブコウジ
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露をつけた杉苔
カエデの林を抜けると苔やヤブコウジの
庭があった。
苔にはキラキラ光る露・・。
NYさん提供。 -
赤い実をつけた藪柑子
-
最下段の庭
建物を背景に咲く、
桃色の芙蓉。 -
楓の黄葉・紅葉
緑から変化する楓の葉。 -
談笑・・
お寺を管理する名物おばあさんとしばし、歓談・・。
掃いても掃いても落葉が落ちると・・笑っておられた。最近、インターネットに顔が出るので困りますわー。とも・・。でも、喜んでおられる様子。すでに9○歳だとか・・お元気です。
久し振りに、京ことばをたっぷり聞かせていただいた。 -
蝶を撮る・・
庭を一回りし戻ってきたら、
まだアサギマダラが蜜を吸っていた。
この蝶、渡りができるのかと
心配になってきた。 -
嘯月楼(しょうげつろう)
屋根の上、堂上に設けられた楼。
堂の上に目立つこの楼閣は、丈山が月を見、
庭を見る為に造った見晴らし台らしい。
武士であった頃の
楼閣建築の影響をみることが出来るとも言われる。 -
詩仙の間から
庭園を一巡してきました。
随所に工夫が凝らされ、
変化に富んだ建物や庭園でした。
権力の象徴のような
威風堂々としたお寺も迫力が
あっていいものですが、
そんななかにあって、
人間の尺度に合った、
親しみのある
こんなお寺もまたいいものです。 -
竃が並ぶ厨房
-
参道の竹林
-
詩仙堂の坂の上・八大神社
-
小さな味わいのある店
-
八大神社の鳥居
詩仙堂の門から少し坂を上ると森の中に
石の鳥居がありました。
詩仙堂は、変化に富んだ庭が楽しめました。
紅葉時期には、
モミジが綺麗なことでしょう。
小じんまりした隠れ家風のお寺でした。
ここからほど近い曼殊院も予定していましたが、
まだ坂道を1kmほど登るらしい。
多数決で中止・・。
白とオレンジの都タクシーを呼び、
西の光悦寺に向かうことに・・。
◆(7)七つの茶室と斜め編み竹垣の光悦寺(こうえつじ)に続きます。
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