中欧周遊一人旅 vol.4 オーストリア

2004/09/05 - 2004/09/27

ポーランドとチェコを抜け、再びユーロ圏内へ。なんだか物価が高く感じる。

航空券が東京フランクフルト往復で、最終的にはドイツに戻らねばならなかったため、チェコとドイツの間にあるオーストリアに寄ることにした。トーマスクックの読み方を覚えておいてよかった。「歩き方」を見たら博物館や美術館などたくさんあったので、結構長く滞在する事になった。

１８日　ウィーン
１９日　ウィーン
２０日　ウィーン
２１日　ウィーン→ザルツブルグ
２２日　ザルツブルグ
２３日　ザルツブルグ、ザルカンマーグート

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: アシアナ航空

一夜明け、ウィーンに到着。

この時点でユーロの手持ちがほとんどなかったため、駅構内の両替所でTCを換金しようとしたところ、係員の見ている前でサインをしなかった事が原因で、「お前のTCはもう受け取らん」と両替不可に。

現金がないというのは困ったもんである。
ほかの両替商に行きたくてもトラムに乗れない、お腹すいてもご飯食べれない、催してもトイレいけない。

両替所の係員の今日が笑えるほどついていませんように、と祈りながら旧市街まで歩くはめになった。

結果的にわかる事だが、TCを換金するならアメックスのオフィスがベストである。

無事現金を手に入れ、朝食を済ませ、用を足してトラムに乗って移動。

この旅行中ほとんどの街で一日〜三日乗車券を買った。

旧共産圏を脱出したせいか、なんだか町並みが明るく華やかに見える。

反面、物価がとてつもなく高く感じる。５０円でアイスクリームが食べられたポーランドが恋しい。

シュテファン寺院。

例によって塔に上った。

季節は秋。

もっていった服では肌寒くなってきたため、安くておされなものを売っている店で長袖Tシャツを購入。

５年後、この店は原宿に日本１号店を出した。H＆Mである。

ウィーンはハプスブルグのお膝もと。

内装も外観も展示物も、贅沢ここに極まれり、である。

町中でコンサートに誘われた。

観光客向けのコンサートだったが、音楽の街で楽しませてもらった。

プルンクザール図書館。

本、本、本。
使えるものもそうでないものも、みんな人間の英知の結晶。

人はこうして昔から、世界の仕組みを解き、文字に残してきたのである。

プルンクザールその２。

とてもきれいな場所で、見上げる棚も全部本でした。

レストランで夕食。
適当に選んだら、観光客向けのレストランに入ってしまった。

鶏肉ほうれん草つつみソテーホワイトソース掛け。

ビールお供でごちそうさまでした。

ごはん後にドナウ川まで散歩。

しかし、ヨーロッパの川はほんとうにたゆたうように流れる。それに比べたら日本の川が「滝」と呼ばれるのもうなずける。

ハプスブルグ家の夏期別荘、シェーンブルン宮殿へ。

これで別荘なのだから大したものである。光熱費がはんぱないのではなかろうか。

シェーンブルン宮殿には豪華にも森がある。森にはリスがいた。

おやつをちらつかせたらまんまと寄ってきた。所詮は動物よ。

シェーンブルンの小高い丘にはグロリエッテという、王族がぼーっとした場所があり、今は喫茶店になっている。ここは値段が高い上に、食ったら早く出て行け、的な雰囲気がNGであった。

本日夕食はオープンカフェで。

ウェイターの、客にこびるでもなく愛想がないわけでもない、ちょうどよい距離感がよかった。

グラーシュという牛肉のシチューを注文。

脇役のイモにもきちんと味付けがあってうまかった。ビールは陶器のジョッキで出てきたが、味は昨日のに軍配。

・・・？

ウィーン東駅。本日はザルツブルグまで移動。

ザルツブルグの町並みもまた美しいのだという。わくわくする。

車窓には長閑な景色が広がるーが、あまり雲行きがよろしくない。

今回の旅行で初の雨である。

ザルツブルグ旧市街の世界一美しい商店街。

到着した頃には夕方のにぎわいでした。

ザルツブルグに来ると、マクドナルドもこうなります。

モーツアルトの生家。博物館は展示物も映像や音楽も◎だったが、なんだか商業施設が多くて俗世間化してしまっており、やや残念だった。

ザルツブルグ上からの眺め。

ザルツブルグ川は、ほんとうにエメラルドグリーンなのだ。
同じ色の屋根と、白い壁が相まって、とてもきれい。

眺めはとても良いのだが、風が強く寒い。鼻水が出る。

ザルツブルグ旧市街の建物は、みな城壁にエメラルドグリーンの屋根。

そんな景色を見ながら、しばらく街をぷらぷら。

ザルツカンマーグートへ半日のツアーに参加。

残念ながらあいにくの天気で、写真のような青空と山々と湖の景色は見られなかったよ。。。

ガイドさんが英語、イタリア語、スペイン語を使いこなすナイスガイでした。

この旅行記へのコメント （1）

• 歩さん 2014/12/07 21:40:38

  ありがとうございました

  eatspiroshikiさん、はじめまして(^.^)
  旅行記への投票ありがとうございました。
  そしてeatspiroshikiさんの旅行記も拝見しました。
  ウィーン編とポーランド編…。
  私は、残念ながら時間の都合でアウシュビッツは訪れることができませんでしたが、ポーランドはとても気に入りました。
  是非、また行きたいと思っています。
  ウィーンは二度目で、ポーランドからすると物価が高いのは残念ですが、仕方がないかなと諦めて買い物をしました。
  ザルツブルグは素敵な町でしたね。
  
  これからもよろしくお願いします。
  また、お邪魔します。　　　　　　　　　歩