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京都の名庭園といわれる100寺院の写真集です。<br />「京都名庭100選」の一覧リストはコチラをご覧下さい。<br /> →http://shokyoto-kyoto.seesaa.net/<br /><br />京都も急に冷え込んできたので、今週と来週は、京都紅葉めぐりに集中します。<br />まず第一弾は、嵐山方面ですが、今回は混雑を避けるため、折りたたみ自転車を持参してのエコで効率的な周遊です。<br />「祇王寺」からスタートして、「滝口寺」、「檀林寺」、「厭離庵」、「直指庵」、「鹿王院」までひとっ走りします。<br />(表紙の写真は「滝口寺」庭園です)<br /><br />「祇王寺」(ぎおうじ)は、大覚寺の塔頭になっているため拝観料がセットになっていて、以前桜の時期に大覚寺の流れで祇王寺桜を見にきましたが、「ここの見所は、一面の苔の上に、春は桜、秋は紅葉、冬は雪が敷き詰められ、ピンクになり、真っ赤に染まり、真っ白になり、季節の絨毯を織り成すところ」ということなので、<br />「散り桜」に続き、次は「散り紅葉」と思っていましたが、それが実現出来て感無量という感じです。<br />しかしながら人出が多くもう少し落ち着いた状況で見たかったですが、侘び寂びの入った予想通りの美しさでした。<br /><br />「滝口寺」(たきぐちでら)は、祇王寺のすぐ隣にあって、「高野聖」といわれる滝口入道と横笛の悲恋物語のお寺です。<br />両方とも、平安時代の往生院という廃寺の一帯に再建されたものですが、祇王寺に比べると地味な感じなので、訪れる人も少なくゆっくり堪能できます。<br />祗王寺よりもほんの少しだけ山の上にあるだけで色づきは早く、また違う趣の紅葉が見れますので、両方セットで見ると価値が倍加します。<br />ここの庭園はノーマークでしたが、本堂から見る庭園は紅葉と竹林が広がり、奥には竹林に隠れるように滝口入道と平家一門の古びた供養塔が建っていて、侘び寂びに閑寂、枯れるといった言葉がピッタリの素晴らしい庭園です。<br /><br />「檀林寺」(だんりんじ)は、ほぼ同じところにあって、平安時代の廃寺を昭和になってから再建したそうですが、建物も新しいし庭も新しいし、霊宝館なる所は古物商まがいの陳列で、あまり見る価値はなさそうです。<br />庭園は、昭和の時代に成金が庭師に任せたような小奇麗な庭ですが、嵯峨野の雰囲気に溶け込み、紅葉も際立って、これはこれで見る価値はあります。<br /><br />「厭離庵」(えんりあん)は、清涼寺の方に下りていく途中で入り口の看板を見過ごすと分からないようなところにあります。<br />「けがれたこの世を厭(イト)い離れ、浄土を喜び求める」という意味だそうで、藤原定家が小倉百人一首を編纂し、80歳の天寿を全うした「小倉山荘跡」です。明治になって再建され、山岡鉄舟の娘が住職となって以後尼寺となっています。<br />ちなみに、この小倉山山麓には定家の「時雨亭」跡とされる所が常寂光寺と二尊院と3ヶ所あります。<br />紅葉の時季だけ公開され、近くの宝筐院、祇王寺、常寂光寺などのルートは、紅葉のゴールデンコースです。<br />庭園は、高台寺の傘亭のような時雨亭の藁葺き屋根と、苔の絨毯と、真っ赤な紅葉のバランスが素晴らしく、さらに万両・千両の赤い実と、散り紅葉の競演は絶品です。<br />

京都名庭100選(44) 京都紅葉フラッシュ2009第一弾(前編)「祇王寺」、「滝口寺」、「檀林寺」、「厭離庵」

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2009/11/16 - 2009/11/16

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Bach

Bachさん

京都の名庭園といわれる100寺院の写真集です。
「京都名庭100選」の一覧リストはコチラをご覧下さい。
 →http://shokyoto-kyoto.seesaa.net/

京都も急に冷え込んできたので、今週と来週は、京都紅葉めぐりに集中します。
まず第一弾は、嵐山方面ですが、今回は混雑を避けるため、折りたたみ自転車を持参してのエコで効率的な周遊です。
「祇王寺」からスタートして、「滝口寺」、「檀林寺」、「厭離庵」、「直指庵」、「鹿王院」までひとっ走りします。
(表紙の写真は「滝口寺」庭園です)

「祇王寺」(ぎおうじ)は、大覚寺の塔頭になっているため拝観料がセットになっていて、以前桜の時期に大覚寺の流れで祇王寺桜を見にきましたが、「ここの見所は、一面の苔の上に、春は桜、秋は紅葉、冬は雪が敷き詰められ、ピンクになり、真っ赤に染まり、真っ白になり、季節の絨毯を織り成すところ」ということなので、
「散り桜」に続き、次は「散り紅葉」と思っていましたが、それが実現出来て感無量という感じです。
しかしながら人出が多くもう少し落ち着いた状況で見たかったですが、侘び寂びの入った予想通りの美しさでした。

「滝口寺」(たきぐちでら)は、祇王寺のすぐ隣にあって、「高野聖」といわれる滝口入道と横笛の悲恋物語のお寺です。
両方とも、平安時代の往生院という廃寺の一帯に再建されたものですが、祇王寺に比べると地味な感じなので、訪れる人も少なくゆっくり堪能できます。
祗王寺よりもほんの少しだけ山の上にあるだけで色づきは早く、また違う趣の紅葉が見れますので、両方セットで見ると価値が倍加します。
ここの庭園はノーマークでしたが、本堂から見る庭園は紅葉と竹林が広がり、奥には竹林に隠れるように滝口入道と平家一門の古びた供養塔が建っていて、侘び寂びに閑寂、枯れるといった言葉がピッタリの素晴らしい庭園です。

「檀林寺」(だんりんじ)は、ほぼ同じところにあって、平安時代の廃寺を昭和になってから再建したそうですが、建物も新しいし庭も新しいし、霊宝館なる所は古物商まがいの陳列で、あまり見る価値はなさそうです。
庭園は、昭和の時代に成金が庭師に任せたような小奇麗な庭ですが、嵯峨野の雰囲気に溶け込み、紅葉も際立って、これはこれで見る価値はあります。

「厭離庵」(えんりあん)は、清涼寺の方に下りていく途中で入り口の看板を見過ごすと分からないようなところにあります。
「けがれたこの世を厭(イト)い離れ、浄土を喜び求める」という意味だそうで、藤原定家が小倉百人一首を編纂し、80歳の天寿を全うした「小倉山荘跡」です。明治になって再建され、山岡鉄舟の娘が住職となって以後尼寺となっています。
ちなみに、この小倉山山麓には定家の「時雨亭」跡とされる所が常寂光寺と二尊院と3ヶ所あります。
紅葉の時季だけ公開され、近くの宝筐院、祇王寺、常寂光寺などのルートは、紅葉のゴールデンコースです。
庭園は、高台寺の傘亭のような時雨亭の藁葺き屋根と、苔の絨毯と、真っ赤な紅葉のバランスが素晴らしく、さらに万両・千両の赤い実と、散り紅葉の競演は絶品です。

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