2009/10/03 - 2009/10/05
96位(同エリア108件中)
ちゃおさん
今朝は未明から大蛇(だいじゃぐら)への周遊。最初のスケジュールでは今朝、大台ケ原を回ってから大蛇へ向う予定だったが、昨日の内に大台ケ原に登山したので、今日はオミットできる。
まだ外は暗く、昨夜の満月がまだ中天に浮いている。少し肌寒さもあるが、寒い程ではない。
ヘッドランプを持ってくるのを忘れ、前後を鳥さんと石さんに照らしてもらって、暗い中を大蛇に向って進む。
心配していた膝、下肢の痛みも出て来ず、殆ど平坦な高原の道を歩く。大台ケ原への分岐も過ぎ、30分も歩かない内に明るくなり、ライトも必要なくなる。
遠くに鹿なども見え、空気を切り裂くような鋭い声も林の中に木霊する。
草原のような場所に出ると、そこは牛石ヶ原。大昔、神武天皇が東征の折、熊野灘からこの山道を歩き、吉野に向った道だ。今、自分達は神武東征の道を歩いている。少なからぬ感激もあった。
広い放牧場のような感じの牛石ヶ原の中程に、大きな神武天皇の銅像が立っている。いつ、誰が建てたのか知らないが、皆、敬虔な面持ちで拝礼する。
そこから暫らく歩くと名にしおう「大蛇(だいじゃぐら)」。
大きな一枚岩がぐっと谷底に落ちている。丸みを帯びて滑り易い大岩は先端まで凡そ15m。周囲をぐるり鎖で防護しているから良いようなもの、もし、この様な鎖が無ければ、誰も先端までは近づけない。
皆、こわごわ、岩に這い蹲ったり、鎖を掴んだりして先端まで進む。数百メートルの断崖が、ストン、と谷底に落ちている。この様な鎖が無かった頃、何人の登山者が犠牲になったことだろう。
雲が岩の下の方にかかり、ここから熊野灘は見えないが、その雲がまるで大きな川のように谷を埋め、熊野に向って流れている。
神武もここからこの様な眺めを見たかもしれない。役の行者も。
皆、おっかなびっくりのへっぴり腰でそれぞれ記念写真を撮り、岩を離れる。
帰り道は又一旦谷底まで下り、登り返すコースになっていて、大分膝がやられた。200m以上のUp−Downだったか。
これ以上膝を痛めないようにゆっくりゆっくり歩き、漸く元の大台荘に戻り、駐車場で朝飯とする。
今日は日曜日。奈良、大阪辺りのナンバーの車が、もうこんな早い時間に駐車場にやってきていた。1日周遊のハイキングには丁度手頃のコースだった。
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