東征の道・吉野奥駈道（４）大台ケ原の「望月」。

2009/10/03 - 2009/10/05

今晩の宿泊は大台ケ原駐車場の直ぐ前にある旅館（ホステル）「大台荘」。４時過ぎに山頂の日出ヶ岳より戻り、一旦部屋に入り夕食を待つ。ちゃんとしたホテル、旅館ではないので、部屋も古く、何となく匂う。まあ、値段が値段だからやむを得ないか。

夕食は５時からで早めに食事をし、７時までというお風呂にも入り、部屋に戻って、鳥さんが持ってきた新潟名産の「タラの内臓の煮込み」をツマミに、持込の焼酎、及びタイのウイスキー、メコンを飲んで、ひと時を過ごす。

今日はまた仲秋の名月。頃合を見て外に出ると、もう既に中空に満月が浮かんでいる。群雲が時々流れたりしているが、山上で見る満月は見事だ。街中よりはより大きく、鮮明に見える。又、満月の時は月光により余り見えない星も、外光が無いために、満天にちりばめたように煌いている。

酔眼を擦り、目を瞬かせ星空と満月を眺める。以前槍ヶ岳、肩の小屋で直ぐ真近の、手に取るほどの近さに見えた満月。山の頂上では星も月も身近に見えるものだ。

　　＜　群雲に　望月流る　日出ヶ岳　＞

エリア 川上・東吉野(奈良)

今晩泊まる大台荘は大台ケ原駐車場の直ぐ前にある。

玄関先には立派な置石があった。

駐車場前の石碑。

駐車場にあるビジターセンター。

大台荘での夕食。値段並みか。

先ずはビールで乾杯！

部屋に戻っての飲み直し。

鳥さんが持参した珍しい新潟特産の「タラの内臓の煮物」。僕は、今回初めて食べた。白子など栄養の取り過ぎ！

吉野の天空に浮かぶ望月。

群雲がかかり、月が中空を流れているようだった。