東征の道・吉野奥駈道（１）一路大台ケ原へ。

2009/10/03 - 2009/10/05

膝、下肢の状態が最悪に近く、今回の山行きをどうしようか直前まで決め兼ねていたが、リーダーの鳥さんの声を電話で聞くうちに、山に登らなくても、吉野の温泉、お伊勢参りをするだけでも価値あるように思え、今回の山行きに参加した。山への魅力もさることながら、参加メンバーの人間的魅力はそれ以上に、ぐらつく意志を後押しするものだった。

朝６時４５分、予定よりも１５分も早く東京駅を出発した我らがワゴン「ノア号」は、早朝の東京市街を走りぬけ、土曜の高速もこの時間ではまだ渋滞もなく、東名高速を疾駆し、途中、御殿場、浜名湖でトイレ休憩を取った後、予定よりもやや早い時間、１２時過ぎには、伊勢湾岸道路、松阪サービスに到着し、楽しみにしていた、松阪牛の牛丼で昼食とした。

いつもは吉野家の牛丼３００円しか食べていないメンバー５人は、松阪牛の贅沢な牛丼に大満足。これが僅か９００円で食べられるとは、地元ならではこと。

松阪牛を食べるのは何年ぶりになるいのか・・・、遠い過去を思い出そうにも、いつのことやら遥か昔のこと。すき焼の味を思い出しつつ、牛丼に舌鼓した。

そこから更に２時間半、シャープ工場のある亀山を通り、高速を針インターで下りてからは、後は吉野の山道、大宇多やら、阿騎野、かぎろい、清滝などの懐かしい地名を横に眺め、山深い吉野の山塊を登りつめ、今日の目的とする大台ケ原駐車場に到着した。

尚、今日の山行きの参加者は、リーダーの鳥さん、石さん、加ーさん、マッチャン、それに当方の５人である。

エリア 吉野(奈良)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

途中休憩した浜名湖。びわ湖に次ぐ大きな湖で、びわ湖のある場所を「近海」（近江）、都から離れているこの浜名湖を「遠つ海」（遠州）と万葉人は呼んでいた。

湖の北側には舘山寺温泉もあり、行楽地となっている。

浜名湖ドライブインは湖に向けて綺麗な公園になっていて、散策する人も多い。

日本にもこういう風習があったのか・・それとも中国から移入されたのか・・錠前を掛ける金網がついていて、幾つもの鍵がロックされていた。愛を誓い合った二人、このうち、何組がまだ結ばれているか・・・

誓う相手もなく、一人悄然と湖をバックに・・

広くて賑やかな浜名湖ドライブイン。

いろいろな土産物屋も入っている。

松阪ドライブインで食べた牛丼。松阪牛を食べたのはいつのことだったか・・

午後３時、吉野の山奥を走りぬけ、ようやく大台ケ原の駐車場に到着した。

広い駐車場。今日も拡張工事中であったが、凡そ３００台以上の駐車も可能と思われた。

この旅行記へのコメント （2）

• Orionさん 2009/10/06 17:41:24

  お疲れ様でした

  無事のご帰還何よりでした。
  松坂牛最高ですね。

  ちゃおさん からの返信 2009/10/06 21:39:21

  RE: お疲れ様でした

  Orionさん、どうもありがとう御座います。こんな状態でよく登山できたものと思っていますが、どうやら無事に帰還できました。
  松阪牛も会席も今回は豪華版でした。
  
  私事、タイ語サークルが市報に掲載されましたが、問い合わせは１件もなし。これでは新規参加者は期待できないですね。今度の土曜日、参加できますか？