Tirp in 福岡 　過去の繁栄物語る門司港レトロ街

2009/10/02 - 2009/10/02

福岡に到着して2日目、
この日は台風近づき雨しとしとの中を
おばと二人で福岡のはじっこ、門司港へと。

海に囲まれてる所はいいねー！！
海産物は美味しいし、貿易だのなんだのの後があって、
歴史的建造物もあってドラマチック。

平坦で海も無い生粋の埼玉生まれとしては
珍しい事ばかり。

エリア 福岡

この駅はホームから改札から、レトロな作りになってて
雰囲気があります。

この写真は後日撮ったやつですが、
このスピーカーにご注目。

なんか懐かしくないですか？！
このてのタイプって昔あった気がする。

駅をでかいカメラもってうろうろしていると、

「ねえねえ、こっちも撮りなさいよ、
ここは終点でる0距離って事を表す記念碑なのよ。
ほら、このサインは市長のものでうんたらかんたら〜」

といきなり見知らぬおばちゃんがそでをひっぱる。

なんか福岡の人って親切な人多いなあ。
やたらフランクに声かけられる率が高かった。

人力車の展示も。

これは駅の名物で、戦前から現存する手洗い所。

戦時中の鉄を軍事用に献上する法令からも
免れ、今まで昔からの姿を残しているという貴重なもの。

らしい。

なんか落ち着く〜。

この看板の文字とか、
昔を再現しています。

かつて貿易で栄えた時代に出来た洋風の駅。
ここは夜になるとライトアップされるそうで、

もし三脚を福岡に持って来てたら、
夜撮りに行ったのに〜。

と、悔しがる。

ちなみに2階はかつて待ち合いの人々が利用する
洋食店だったとか。　優雅。

雨降る中、傘さして巡るのはうざいな〜。
　と思ってたら、駅入り口で人力車が。

人の良さそうなにいさんが一生懸命営業する様を
見てると、つい乗りたくなって来る。
雨が降る日はお客が少ないそうな。

おばちゃんと「乗ってみよっか」　と、
人力車初体験することに。

写真を撮りたい
と言ったら、わざわざカッパを脱いで、
本来の格好でしかもポーズを付けてくれました。

サービス精神旺盛。
ありがとうございます。

しかし、この雨の中車にひさしがあるとはいえ、
濡れないの？？
なんて心配ご無用。

ぜんっぜん濡れないように体に赤いシートをかけてくれたりして、いたれりつくせりで濡れる心配ありません。

人力車はむしろ雨の日に使うのが良いのかも。

おお〜いがいと快適！！
しかもガタガタいわないし。

高い目線から見る見知らぬ街に興奮。

えっほえっほと車をひくおにいさんに対し、
質問攻め。

息あがりながらも、時々後ろ向きながら答えるのは
大変だっんじゃないかな。

ありがとうございます。

煉瓦作りのなにかの建物が。

人力車のおにいさんは、
車のレースの仕事をするのが目標だとかで、今は資金貯めと体を鍛える為この仕事をしているそうな〜。
ぜひ夢を叶えてください。


「でも十分良い体してるじゃないですか」　
と言ったら、
「そうでも無いんですよ。おなか出てるんですよ〜。」
とカッパを開いておなかを見せる。

あ、ほんとにやや出てる！

丁度跳ね橋が跳ねている所に遭遇。

日中の交遊を記念して何億かの税金で作られたという
図書館。

つぎこんでますな〜。

かつて貿易港として栄華を極めた時代には、
ものすごい人の数が門司港周辺に行き来しており、
300メートルの間に25軒くらい銀行が立ち並んでたそうな。

今ではこの銀行が残るのみらしい。

出光美術館が門司港にはありますが、
以前そこは出光の本社だったらしい。

出光って福岡が発祥の地だったんだ。
石炭の商売からいち早く石油に目を付けた出光は、
今の発展っぷりに至る。

どんな時代でも時代の変化を見極めた者だけが
生き残る

20分のコースも終わり、人力車のおにいさんと別れた後は、ショッピング街でガラス美術館とか、
オルゴール館を見学。

この頃には晴れて来て、人も多くなって来た。

こちらの建物は美智子様のご実家と同じ建築様式なんだとか。

黒い柱が外から見えるのが特徴らしい。

ここにはかのアインシュタインが泊まった部屋が
再現、「再現」されていました。

再現か〜。　ちょっとテンション下がる。

再現て事は実際使った家具とかではないわけで..

そして放浪記の作者、林ふみ子の私物や絵画の展示も。

九州では至る所で林ふみ子の記念物を目にする
機会が多かった。

放浪記　なだけに九州を放浪しまくった後でしょうか。
放浪記は読んでないので内容知りませんが。

この日は雨で天気も悪い
という事もあり、今日はささっと見て帰りまーす。

九州ならではのものとかあるんでしょうか？

電車に関しては素人なんで、
この中ではソニックしかしらない。
キオスク的な所に並んでいた。