2009/08/03 - 2009/08/10
44位(同エリア62件中)
ちゃおさん
南山寺を下り、次に向ったのは、国道を挟んで反対側にある「殊像寺」。
先にも記録したとおり、五臺山「台懐鎮」は南北に細長い町で、その真ん中を国道が1本通っていて、その国道の両側には有名な寺院が数多立ち並んでいる。
ここ「殊像寺」は「文殊道場」があるところで有名で、そのご利益を得るため、中国全土から信者が集まってくるところでもある。
この寺も少し高台に立っているが、先刻の南山寺ほどの極端な高さは無く、30−50段程の石段を登れば、境内になる。その境内の取っ付き、見晴らしの良い場所に亭台風の四阿が作られていて、立派な石碑が立っている。
石碑を読むと、1948年、延安を出発した毛沢東、周恩来の人民解放軍はこの場所にやってきて、ここから指令を発して、蒋介石の国民党軍を打ち破った、との内容のようである。
高台から周辺の山々、眼下の人々の流れ、などを見つつ、2000年の悠久の歴史の中で、つい近年の現実の歴史に立ち戻された感がした。
今人々はこの五臺山で、2000年の過去との懐合を重ね、歴史を懐かしみ、或いは宗教的信仰心に心身を投げ打っているがごとくであるが、現実の中国は共産主義国家であり、教義上は歴史も宗教も排除されている。
しかし今ここに集まる中国人を見ていると、そんな共産主義はもうとっくにどこかへ忘れ去られてしまい、人々は我が気持ちの趣くところ、観光なり信仰なりに、今を楽しんでいた。
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南山寺の麓には後楽園球場の3倍ほどの大きさのグランドがあり、掲示を見ると、ここは球技場ではなく、宗教者の集会場となっていた。
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野辺に咲く花もどことなく、神々しい。
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これから「殊像寺」に参詣する日本で言うところの「お稚児」さんらしき子供。
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30−50段の石段を登った上には、石碑を収めた四阿が建っている。
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石碑を読むと、毛沢東、周恩来等の共産党軍を顕彰する碑のようだ。
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この石碑はまだ新しく、2003年12月に立てられた。綺麗な楷書体であるが、簡体字混じりの碑文は読みづらい。
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この亭台から毛沢東、周恩来、劉少奇、林彪、葉剣、陸参謀、等々の共産党首脳が五臺山の山々を眺めていたのだろうか。この山の向うには「清涼寺」もある。
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五臺と言われる程に天頂は丸みを帯び、樹木も生えていない。
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田野も山もどこと無く神がかっている感もなくもない。
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さて、これから「殊像寺」境内に入る。
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