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五臺山にも京都五山のような格式をランク付ける指標があるとすれば、これから訪問する南山寺はその五山の一つに必ずや数えられるお寺である。<br /><br />タクシードライバーの張君と別れ、ぶらぶら郵便局まで歩き、絵葉書4枚を投函し、その金額たるや僅か4分だから、1枚につき1円50銭。これで果たして日本に届くのやら、と心配にもなったが、何分言葉が通じないので、言われるまま1元出して、コインのお釣りをもらった。<br /><br />ここは長距離バスのターミナルにも近く、小奇麗なレストランなども幾つかある。お昼を余り美味しくない山西麺で済ませ、さてここから徒歩で20分程の先にある南山寺に向う。ここは円仁さんも訪ねた由緒あるお寺である。<br /><br />暫らく長閑な田園を歩くと、先方の山の中腹に南山寺の仏閣の屋根が見えてくる。で、その山の麓には小さな集落もあり、何軒かの接待所、旅社(ホテル、旅館)もある。このお寺に参詣する人の為の宿泊施設なのだろう。<br /><br />お寺に向う坂の下にはボロ臭い厩舎などもあり、馬が何頭が繋がれている。当方がお寺に向ってくるのを認めた馬子が早速馬を引き連れやってくる。兎も角「乗れ、乗れ」と言っているようだ。<br /><br />値段を聞くと10元だと言う。10元(150円)ならまあ良いか。今日は随分歩いた。坂も石段も随分と登った。たまには自分を労わってやろう。先刻飲んだビールに足の疲れも倍加した。<br /><br />馬子にお尻を持ち上げられて馬上の人となった。馬は「フン、フン」鼻息が荒い。馬子が宥める。手綱を引いて、ゆっくりゆっくり坂を登る。中々気分の良いものだ。15分ほど馬の背に揺られ、山の中腹にある南山寺入り口に到着した。

中国・山西省の旅(31)五臺山・南山寺(1)

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2009/08/03 - 2009/08/10

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ちゃお

ちゃおさん

五臺山にも京都五山のような格式をランク付ける指標があるとすれば、これから訪問する南山寺はその五山の一つに必ずや数えられるお寺である。

タクシードライバーの張君と別れ、ぶらぶら郵便局まで歩き、絵葉書4枚を投函し、その金額たるや僅か4分だから、1枚につき1円50銭。これで果たして日本に届くのやら、と心配にもなったが、何分言葉が通じないので、言われるまま1元出して、コインのお釣りをもらった。

ここは長距離バスのターミナルにも近く、小奇麗なレストランなども幾つかある。お昼を余り美味しくない山西麺で済ませ、さてここから徒歩で20分程の先にある南山寺に向う。ここは円仁さんも訪ねた由緒あるお寺である。

暫らく長閑な田園を歩くと、先方の山の中腹に南山寺の仏閣の屋根が見えてくる。で、その山の麓には小さな集落もあり、何軒かの接待所、旅社(ホテル、旅館)もある。このお寺に参詣する人の為の宿泊施設なのだろう。

お寺に向う坂の下にはボロ臭い厩舎などもあり、馬が何頭が繋がれている。当方がお寺に向ってくるのを認めた馬子が早速馬を引き連れやってくる。兎も角「乗れ、乗れ」と言っているようだ。

値段を聞くと10元だと言う。10元(150円)ならまあ良いか。今日は随分歩いた。坂も石段も随分と登った。たまには自分を労わってやろう。先刻飲んだビールに足の疲れも倍加した。

馬子にお尻を持ち上げられて馬上の人となった。馬は「フン、フン」鼻息が荒い。馬子が宥める。手綱を引いて、ゆっくりゆっくり坂を登る。中々気分の良いものだ。15分ほど馬の背に揺られ、山の中腹にある南山寺入り口に到着した。

  • これから向う南山寺は前方の山の中腹にある。

    これから向う南山寺は前方の山の中腹にある。

  • 10分程歩くと山の中腹に南山寺仏閣が見えてくる。

    10分程歩くと山の中腹に南山寺仏閣が見えてくる。

  • 向いの山の頂上にもよく見るとお寺らしき建物が見える。

    向いの山の頂上にもよく見るとお寺らしき建物が見える。

  • さてここからは馬上の人となって南山寺へ参詣する。

    さてここからは馬上の人となって南山寺へ参詣する。

  • 山の上のお寺にしては参詣客がかなり多い。

    山の上のお寺にしては参詣客がかなり多い。

  • これから又僧侶の読経が始まるようだ。

    これから又僧侶の読経が始まるようだ。

  • 経輪はここでも同じ様な形をしている。

    経輪はここでも同じ様な形をしている。

  • とある一角、静かな部屋の中で、丹念に書を書いている人がいる。

    とある一角、静かな部屋の中で、丹念に書を書いている人がいる。

  • 中国文字の書体は分らないがよく見ると「般若心経」だ。最初に「般若覇羅蜜多心経」と書かれている。文中にも「度一切苦」「色不異空」などの文字が見える。

    中国文字の書体は分らないがよく見ると「般若心経」だ。最初に「般若覇羅蜜多心経」と書かれている。文中にも「度一切苦」「色不異空」などの文字が見える。

  • 何と言う書体なのか全く見事なお経本だ。

    何と言う書体なのか全く見事なお経本だ。

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