2009/09/14 - 2009/09/19
480位(同エリア863件中)
harihariさん
- harihariさんTOP
- 旅行記161冊
- クチコミ0件
- Q&A回答1件
- 524,933アクセス
- フォロワー18人
6泊5日五島旅行の2日目。
島で過ごす4日間の予定は、レンタカーを借りること以外に特に決めていなかったのですが、永田旅館のお母さんのお勧めでプランを考えてみました。
この日はこんな感じ。
頭ヶ島教会〜旧鯛の浦教会〜船隠教会〜浜串教会〜福見教会〜高井旅教会〜青方教会
ところどころ、景色を楽しんだり車を止めて集落を歩いたり。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 レンタカー JALグループ ANAグループ JRローカル
-
AM7:30 朝食。
基本的に朝食は毎日こんな感じです。 -
この日は朝からレンタカーを調達。
AM10:00 有川港から今日の予定はスタート。 -
まずはずーっと、快適な山道を上ったり下ったり。
-
鉄橋を渡って、隣の頭ヶ島に。
-
AM10:30 橋を渡って間もなく、この島で最初の教会に到着。
-
頭ヶ島教会。国指定重要文化財。
大正8年(1919)竣工。
西日本では珍しい石造りの教会です。
実に芸術的なフォルム。 -
設計は日本の教会建築の父ともいえる鉄川与助。
-
教会の横にはかわいらしいマリア様もいて。
-
内部正面。
柱や天井は、グレーがかった水色を基調とした淡い色合い。
二重の持ち送りで支えられた折り上げ天井と、散りばめられた花の装飾は、他では見られない独特の美しさ。 -
外部の重厚感からは想像もできないような、華やかさです。
-
そして内部背面。
目を奪われるような美しさ。 -
赤のステンドグラスがあったり。
-
青のステンドグラスがあったり。
-
デザインは同じで、少しずつ色合いの異なるガラスがたくさんあります。
-
色の組み合わせが実に面白くて、一枚ずつ全部写真に撮ってしまいます。
-
入口の扉を開けると、遠くに海が見えます。
上五島の教会は、ほとんどが海を見下ろす場所にあるようです。 -
頭ヶ島教会は、明治43年に建設が始まったものの、資金難で一時中断。その後、信徒たち自らが石を切り出し、船で運び、一つ一つ積み上げたものです。
-
石には信者たちが刻んだ数字も見られます。
-
どういった意味なのでしょうか。
-
中通島と頭ヶ島とが橋でつながったのは昭和56年のこと。
これ以前は船での行き来しか出来なかったようで、信者たちの苦労と努力と信仰心がしのばれる教会です。 -
教会の前には、キリシタン墓地もあります。
-
キリシタン墓地、そして海をひっそりと見下ろすような頭ヶ島教会。
-
長い弾圧や迫害に耐えて、ようやく信仰の自由を手に入れたクリスチャンもここに眠っているのでしょうか。
-
鉛色の空と海。
-
PM12:00 再び有川港まで戻ってきて、「うどん茶屋遊麺三昧」。
-
五島といえば、名物五島うどん。讃岐、稲庭と並ぶ三大うどんとして有名。
注文したのは有川名物、地獄炊きうどん。
アゴ(飛魚)だしと生醤油卵の2種類のつけだれで食べます。
これは美味しい。いくらでも食べられそう。 -
PM13:20 有川から少し南に下って、旧鯛の浦教会。
明治36(1903)年竣工。 -
昭和24年に建てられた煉瓦造りの鐘塔は、昭和20年8月9日に長崎で被爆をした浦上天主堂の煉瓦が使われているということです。
-
主屋は木造平屋建て。
まるでモダンな洋館みたい。 -
あまり知られていない話ですが、太平洋戦争中、鯛の浦港に特効の基地が設けられたため、一時は基地司令部として使われたこともあるとのこと。
いろんな歴史を経て、私たちが自由に拝観できるようになっているのです。 -
内部正面。
四分割リブ・ヴォールト天井。 -
老朽化のため、今は教会としての役割を終えて、図書室として使われているようです。
-
正面上部のステンドグラス。
-
祭壇横のステンドグラス。
-
現鯛の浦教会堂。昭和54年に完成。
-
敷地内には、鯛の浦ルルドがあります。
ルルドというのはフランスの小さな田舎町で、湧出する泉が奇跡を起こすといわれているカトリックの巡礼地。 -
水は冷たく、奇跡は起きないまでも、生き返るような心地よさを味わいました。
-
PM14:00 鯛の浦教会を後にして、再び南に車を走らせます。
基本的に、この島では海沿いを走るか、山の上を走るかのどちらか。
遠くに海が見え隠れする山道をしばらく走った後、脇道に逸れて曲がりくねった道を海まで一気に下りきると… -
PM14:30 船隠教会に到着です。
車を降りると、物音一つしない静かな静かな集落の中の教会。
船隠しという地名は、乗ってきた船を隠したことから。この島が隠れキリシタンの島だということを感じさせるのに十分な地名です。 -
内部正面。
現在の聖堂は昭和31年に建てられたもの。
非常に手入れの行き届いた、きれいな内部です。 -
昼間は人気のない小さな漁村。
-
波の音だけが聞こえる、静かな漁村でした。
-
元の山道に戻って、さらに南に下ります。
PM15:00 浜串教会に到着。 -
内部正面。
昭和43年に建てられた現聖堂。
後日分かったことは、この教会はかなり大きく、信者数も資金力も豊富なんだなぁと... -
十字が差し込む堂内。
-
浜串教会からさらに南へ。
いつの間にか天気も良くなって、ゲートボールに興じる島のお年寄りたちを横目に次の目的地へ。 -
PM15:20 福見教会に到着。
-
南国風の植物が教会を取り囲んでいて。
-
外壁の煉瓦に開けられた十字の隙間から、すくすくと花が育っています。
-
午前中の曇天が嘘のように、青い空と白い雲。
その下には赤い煉瓦と十字架。 -
現在の聖堂は、大正2(1913)年竣工。
-
この集落の9割以上がカトリック信徒だということです。
-
内部正面。
入口にはこちらの教会の保護者である聖フランシスコ・ザビエルが飾られています。 -
内部背面。
内部はコンクリートで改築されています。
天井は、煉瓦造りの教会としては珍しい折り上げ天井です。 -
入口の上部に飾られた丸窓。
-
惚れ惚れするような色彩。
美しいということが、こんなに心を和ませるものなのかと思う。 -
天井には数種類のデザインも施されていて。
-
何も話さず、ただ座るだけの時間もまた、旅の醍醐味。
-
教会の目の前は、五島灘。
駐車場では信者さんが、雑草抜きの仕事中。
ボランティアではなく、日常生活の延長のように感じます。 -
PM16:00 福見の集落を出発。
-
ほんの少し走らせただけで、次の教会が見えてきました。
-
PM16:10 高井旅教会。
明治時代、長崎の方から隠れキリシタンの3家族が移住したことが、この集落の始まり。
青空に赤い尖塔屋根、そしてイエス様がお出迎え。 -
全ての人を受け入れるかのように、集落を、そして海を見下ろしています。
-
内部正面。
昭和36年に完成した、海に面した明るい教会です。 -
教会の前には学校のグラウンド。
まるでリゾートのようなロケーションの学校ですね。 -
PM16:30 帰りは来た道をひたすら戻って、鯛の浦港でちょっと寄り道。
-
誰もいない桟橋で、魚がいないか覗きこんだり。
-
傾き始めた日差しを受けて、キラキラ光る海を目の前にすると、島旅の実感が湧いてきます。
-
PM17:10 青方の集落に戻ってきて、青方教会。
現聖堂は、平成12年に作られた、上五島で一番新しい教会です。 -
内部正面。
上五島のカトリックセンターとしての機能も持つ、島最大の教会。 -
内部背面。
見ての通り、とにかく大きい。 -
PM18:00 永田旅館に帰宿。入浴後、夕食。
今日の献立は、きびなごのしゃぶしゃぶ、豚肉のしゃぶしゃぶ。
さざえの壺焼、さざえのお造り、鯛の塩焼き、レンコンと里芋の煮物。 -
まぐろのお造り。
-
アジの〆たもの。
今日も美味しい魚をたくさん頂きました。 -
PM21:30 食後の夜の散歩。
宿の前の森からは、おびただしい虫の鳴き声が聞こえてきます。
都会ではまだまだ終わらない一日も、島ではすっかり寝静まっています。
僕たちも島のペースに乗り遅れないように、PM22:30 就寝。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
harihariさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
75