世界の果てまでイッテQ!（イタリア０９’編）②

2009/09/19 - 2009/09/25

９月１９日から２５日のシルバーウィークに南イタリアを旅行してきました。

イタリアに行くのは７回目でしたが、今回は初めて行く場所ばかりで毎日新しい体験でした。
もっと暑いと思っていたのすが、天気があまり良くなかった事もあり意外に涼しかったです。

エリア マテーラ(イタリア)

アルベロベッロから日帰りでマテーラに行きました。
車で一時間くらいでしたが、途中から稲光がすごいと思っていたら、車の中でも会話が聞こえないくらいの大雨。。。。
少し待機しました。
マテーラは坂も多いし、大理石で滑りやすいので雨の時は危険だそうです。

少し離れた場所に移動して、マテーラのサッシを見渡せる場所に行きました。
私の思い描くマテーラのイメージだったので、感動しました。

多少、雨が小ぶりになったのでそろそろ洞窟住居のサッシを見学に行かれそうです。

サッシはドゥオーモを挟んで２つの地区に分けられているそうです。
さっきの遠くから見たところとは違う地区の、サッシです。
洞窟を掘った土で、建て増しを行っている住居です。

ドゥオーモです。
隣にクレーンがありますが５年近く工事中だそうです。この日も中に入る事は出来ませんでした。

ドゥオーモです。
高台にあるのでサッソ・バリサーノ地区が綺麗に見渡せました。

サッソ・バリサーノ地区では町の高い場所から、サッシのある低い地区におりて行かれる階段がたくさんありました。
町がすり鉢状になっているのが、良く分かります。

細い坂道が多かったです。
確かに雨が降っていたら滑って転ぶのは確実でした。

最初に車で回った場所を、町側から撮った写真です。
洞窟がいくつも点在しています。住居だったり教会だったりさまざまな民族に、様ざまな使われかたをしてきたそうです。

サッソ・カヴェオーソ地区です。
この階段では今までに何本か映画が撮影されたそうです。最近ではメル・ギブソン監督の「パッション」で十字架を背負った階段がこちらだそうです。

サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会（左）とサンタ・マリア・デ・イドリス教会です。
はるか眼下に川の流れる絶壁の上に立っていました。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会です。
岩の上部に十字架のある岩窟教会です。断崖絶壁に立っているので周囲の景色が最高でした。ここまでもかなり階段を登って着きました。

イドリス教会内部のフレスコ画です。
岩窟教会なので、内部はすごく涼しかったです。フレスコ画の色もきれいに残っていました。

右側に移っているくぼみは、お祈りをする場所だそうです。

マテーラの町の柱の一部分です。
貝が埋まっているのがはっきりわかりました。この様に崩れやすい土壌なので、洞窟住居を作りやすかったそうです。

実際のサッシの内部です。
当時の暮らしが再現されていました。裕福な家だったそうで、部屋数も多かったです。
貧しい家庭ですと、１K（？）で家族と家畜と暮らしたそうです。

同じ家の奥、地下三階部分はワインセラーになっていました。
特に空調が無くてもかなり涼しかったです。
うちにも欲しい！！

やっと日が射してきました。
町並みは古いですが非常にきれいです。

骸骨の教会です。
髑髏のモチーフがたくさん刻まれていました。上部には髑髏は無く、天国と地獄の意味だそうです。