2009/08/03 - 2009/08/10
44位(同エリア62件中)
ちゃおさん
五臺山には幾つかの言い伝えがあり、その最大のものは「文殊菩薩及びその眷属の住まう場所」であり、次にこの清涼寺の「清涼石」である。
言い伝えによればこの石は、「ある時、文殊菩薩が東海に住む5尾の龍の子供を持ち来たり、この石に座らせた。その龍の子供は、東海より雲と雨を齎し、今まで酷熱の地であった五臺山を清涼の地に変えた」とのことである。従ってこの「清涼石」は五臺山のシンボルともなっているものである。
成る程、大きい。山門を潜って直ぐ、本殿の前の内庭にデンと納まっている。長さ6〜7m、幅2〜3m、厚さ1.5〜2m。巨大な岩石が鎮座している。重さにしたら一体何トンあるのか想像もつかない。
石に触ってみた。霊感を求めて触ってみた。クールな感じであった。夏の暑さはない。数千年の間、パワーを放出し続けているのか・・
後白河上皇が何回となく熊野詣をしていたが、いやそれ以前の天武・持統天皇もそうだったが、彼らは何かを求め、大変な難路の熊野行きをやっていた。
清代盛時の乾隆帝、康熙帝、雍正帝の時代にも遥か遠い北京の地から、何回となくこの2000mを越えるこの山中、清涼寺にやってきた。当時とすれば大変な難行であったに違いない。
彼らは又この石に触れ、何を語ったのだろうか。自然石、岩峅を崇拝するのは日本も変わらないが、ここでは直接手に触れることができる。もし可能であれば、岩のかけらも持ち帰ることもできる。中国人、大陸人の大らかさがここにはあった。
清涼石の周囲を数回行ったり来たりし、色んな角度から石を眺め、一体この大石が、どうして一つだけこの場所にこんな形で納まっているのか・・・、理解し切れない不思議さを感じつつ、清涼寺を後にした。
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