2009/09/19 - 2009/09/19
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まみさん
去年の私と同じ楽しさを追体験したいと思っても、ままならぬもの。
記憶にあるほどヒガンバナが輝いて見えなかったのは、光の加減ゆえか、色あせた花も混ざり出していたせいか。
曇り空の下でも、草むらの中の血のように鮮やかな赤い姿にはどきどきしましたが、去年より花数が激減しているのにはショックを受けました。
シルバーウィーク初日もといえる土曜の午後は、去年のように近所の裏の田んぼと河川敷で1人ヒガンバナ撮影大会をやろうと決めていました。
そして、家の前のヒガンバナが咲き進むのをやきもきしながら待ったこの週末。
今日この日を逃したらもうチャンスはありません。
刻一刻と変わるネットの天気予報をにらめったしながら、午後なら晴れるかと踏んだのですが。
残念ながら晴れなかった上に、ヒガンバナ撮影のタイミングとしては微妙でした。
今年の花はなんでこうも開花が早まってばかりなの!
かといって、全く撮影が楽しめなかったわけではなありません。
ヒガンバナは日陰が似合う花ですし、去年とカメラが違うので、今の私なりの得心の写真がゲットできました。
河川敷での撮影も、例年、土手を赤く埋めていたヒガンバナがぼつぽつしかなくて大ショックでしたが、今回は橋を渡るときに徒歩ではなく自転車で行って、行動範囲を広げました。
花数が圧倒的に少なくても、自転車を走らせれば走らせるほど、ヒガンバナの群生地が見つかりました。それはもう、きりがないくらい@
曇りだけでなく、白髪まじりに見えるピーク過ぎた花が混ざっているという悪条件は、写真の構図次第では違う意味で好みの写真がゲットできるとだんだん意欲が湧いてきました。
咲いている花や条件にあわせて、こんな撮り方はどうかと新しいアイデアも浮かびます。
今年は青空を背景にできなかった代わりに、花が咲いているときには葉っぱ1枚ない、たおやかなながらすっきり伸びたた姿勢の良い立ち姿に注目してみました。
撮影範囲を伸ばした先の隣接する公園では、マラソン・フォー・ライフというイベントが行われていたらしく、後半のヒガンバナ撮影は、南アメリカの民族音楽やサクソフォンという贅沢なBGM付きでした。
数えきれないほどの虫さされ、という余計なものももらってしまいましたけどね。
去年、裏の田んぼで撮ったときの旅行記
「翌週も続けて裏の田畑へ:ヒガンバナと稲穂撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10273730/
去年、河川敷で撮ったときの旅行記
「今度は河川敷でヒガンバナ撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10274413/
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草茫々の河川敷まで下りて撮影
この小さな小川のヒガンバナは去年に比べるとずっと不作でがっかり。
しかも、時期が遅かったのか、半分近くはピーク過ぎでした。
そのわりにはまだつぼみもあったりして、今年のヒガンバナは開花時期が読みにくいです。 -
川を背景にすると絵になるから
曇っている上に花の状態が良くないから撮影意欲が減退してしまったところ、無理矢理気分を引き立てるようにして撮りました。
もっとも一年たって過去の自分の写真を眺めてみると、そのうち何枚かは、構図的にはいまいちだったなぁと思うのが出てきますね。
当時は得心の写真ぞろいだったはずなのに。
成長のあかし? あるいは単なる好みの変化?
この川を背景に去年撮ったヒガンバナの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563624/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563633/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563635/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563636/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563643/
関連の旅行記
「翌週も続けて裏の田畑へ:ヒガンバナと稲穂撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10273730/ -
草茫々の中にひっそりとピンクに咲いていた、キツネノマゴ(狐の孫)
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去年も撮ったアレチウリ(荒れ地瓜)
だっていっぱいあるんですもの。
去年撮ったアレチウリの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563658/
関連の旅行記
「翌週も続けて裏の田畑へ:ヒガンバナと稲穂撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10273730/
これは去年の晴天の方が色がきれいに出ています。
去年は今年ほど大きく撮れませんでしたが、これはカメラの性能の差でしょう。
今年はスーパーマクロモードで撮りましたから。 -
やっぱり撮らずにはいられない、黄金の稲穂
ただ、こういう写真だと去年と大差ないです。
しかも去年は逆光に葉が透ける写真が撮れましたからねぇ。
背景と色は去年の方が軍配があがります。
たとえばこの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563692/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563693/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563709/
関連の旅行記
「翌週も続けて裏の田畑へ:ヒガンバナと稲穂撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10273730/ -
一部の稲穂をぐっと浮き彫りに撮れた1枚@
同じような写真だけど背景を変えてみました。
背景は実は、刈り取りが終わった田んぼです。 -
積みわらがまだ青い田んぼ
むむっ、これは去年の方が良かったかしら。
今年はちょっとファインダーの中に欲張りすぎ?
でも撮りたかったのは田んぼ全体の写真だから。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563736/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14563737/
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「翌週も続けて裏の田畑へ:ヒガンバナと稲穂撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10273730/ -
一面緑の田んぼ
PowerShot SX 200 IS の12倍ズームを駆使して、こんな写真をゲット@
得心の一枚です。 -
おやぁ、稲穂の中に混じっている異邦人はだれ?
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いったん家に戻る途中、畑の脇でコスモスの群生を見っけ@
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コスモスのピンク一色、なかなか新鮮かも
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二股に分かれた樹木を背景に
花の一部が白飛びしてしまいましたが、白い花と思えば不自然ではない……!? -
今度は河川敷でヒガンバナ撮影大会!……といきたいところだけれど
ネコジャラシだらけの中に赤い固まり。
曇り空のもと、景色の色彩が全体的にどんよりしている中、ひときわ鮮やかに目立ちます。
あの花に近付いて撮影します。
うーっ、獣道! -
しっとり朱色のヒガンバナ
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ヒガンバナの赤い海
曇りなので、ファインダーの中に空を入れるのはちょっとだけ。
去年のように青空を背景にできないのが本当に残念です。
青空に恵まれた去年の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14576887/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14576890/
関連の旅行記
「今度は河川敷でヒガンバナ撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10274413/ -
ネコじゃらしの中で
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河川敷をさらに進むと
去年より少ないような気が若干しますが、もこもこな朱色にだんだんわくわくしてきました。 -
いかにも、お彼岸の花@
曇り空でもこうやって撮ると様になるかな。 -
ここらでヒガンバナ以外の花も
一つだけ見つけた、たぶんジジバリ。
花期は手持ちの花の本によると4月から7月。ちょいと季節外れの遅咲きです。 -
十字のめしべが印象的なちっちゃな花
アカバナかな。
と思ったけれど、アカバナはアカバナでも、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)でした。
別名ユウゲショウのオシロイバナと違って、昼間に咲いて夕方には花は閉じてしまうようです。 -
驚くほど花期の長いアカツメグサ
手持ちの花の本だと花期は5月から10月とあります。
いま咲いているのは季節外れでもなんでもなかったんですね。 -
川向こうの木陰に3つ
河川敷の土手のヒガンバナは、去年よりもずっと数が少なかった上、まだつぼみが多かったです。
うーん、今年はヒガンバナの時期がほんと読みづらいです。
河川敷はさっさと切り上げて、林の方へ足を延ばしてみました。
ここも去年に比べると花がずいぶんすくなくてがっかりしかけたのですが……。 -
去年より数は少ないけれど、幹と一緒になかなか絵になる@
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幹の間から
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背景にちょっと鉄橋
このあたりは群生ぶりを撮ろうと思えば撮れるくらいは咲いていました。
近所のヒガンバナ撮影としては十分です。
ピーク過ぎの花は注意深くファインダーの外に出すようにしなければならないけれど。 -
白飛びを思いっ切って利用して
表紙候補の一枚でした。お気に入り写真@ -
すっくと伸びた立ち姿に注目
カメラを地面すれすれに構えて撮りました。 -
露出オーバー気味にして柔らかく
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ショーック! 今年はこんなに花が少ない!
一番楽しみにしていたヒガンバナの群生地だったのに。。。(泣)。
どうしちゃったの?
去年の同じ場所での写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14576918/
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「今度は河川敷でヒガンバナ撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10274413/ -
さっきから太鼓やらアンデスの音楽やらが聞こえてくると思ったら
すぐそばの水上公園で、たぶん闘病者へのチャリティ目的か、あるいはそういう人たちを励ますためのマラソン大会かイベントのようなものが行われていました。
アンデス地方の民俗音楽を演奏していたこのグループ名はRio Andinoというそうです。 -
灯籠が道なりに
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ん? パレード?
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次々とやって来ます。
後日、NHKの朝の番組で見て分かったのですが、これはがん患者のための祭典「Relay for Life(リレー・フォー・ライフ)」でした。
「リレー・フォー・ライフとは、1985年にアメリカ・ワシントン州シアトル郊外で、アメリカ対がん協会のゴルディー・クラット医師が始めたイベントです。マラソンが得意なクラット氏が大学の陸上競技場を24時間回り続けるなか、友人たちは30分間だけ医師と一緒に回るごとに25ドルずつ寄付しました。その結果、1日で2万7千$が集まりました。参加者を増やすために翌年からは医師、患者やその家族、友人が数人ずつのチームを組むリレー形式になりました。24時間歩き続けるなかで、参加者の間にがんと闘う連帯感が生まれたのです。
単なる資金集めのイベントとしてではなく、地域社会全体でがんと闘うための連帯感を育む場としてリレー・フォー・ライフは大きく広がり、現在では全米4000カ所以上、世界20ヶ国以上で行われるようになりました。
開催方法は様々だが、共通するプログラムとして「サバイバーズ・ラップ」(がんと闘う人たちの勇気を称え、がん患者やがんを克服した人たちが歩く)、「ルミナリエ」(がんで亡くなった人たちを偲び、一人ひとりの名前を記した紙袋の中にろうそくを灯して並べる)などがあります。ほかにバンド演奏、ゲーム、バーベキューなど様々なイベントで盛り上がります。」
(リレー・フォー・ライフを紹介しているがん患者支援プロジェクトC.P.S.P.の公式サイトより引用)
http://www.cpsp.jp/top.html -
今度はサクソフォンの演奏(By つぼけんさん)
サクソフォンの音楽をBGMに、またヒガンバナ撮影を続けました。 -
水上公園を縁取るように咲いていたヒガンバナ
一番楽しみにしていた群生地は今年ははずれでしたが、新しい群生地を見つけました。
あいにくピークを過ぎた花も多かったのですが、遠目からではとても鮮やかでした。 -
下から姿勢の良い立ち姿に注目
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草むらに贅沢なくらいぎっしりとヒガンバナ
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奥の草むらのヒガンバナと、手の届く手前のヒガンバナ
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形良く咲いた花一輪
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さながらシンクロナイズドスイミングの2人@
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ファインダーの中にたくさん
シャッターを半押しにしてカメラを少しずつ動かして、どんな構図が良いか決めるのは、悩み多いけれど楽しい作業です。 -
きれいに咲いていた2人に注目・その1
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きれいに咲いていた2人に注目・その2
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ヒガンバナの群生とムクゲ
あのあたりのヒガンバナはピーク過ぎの花が目立つので、このくらい離れて鑑賞するのがちょうどよいです。 -
だんだんと日も陰り出し
あたりが暗いとカメラの自動露出が明るくなってしまうので、手動でさらにアンダーに調整します。 -
淡く光るネギの花と
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遠回りした帰り道、白いヒガンバナを見つけた@
白いヒガンバナは10本近く咲いていたのですが、残念なことに3分の1くらいがピーク過ぎでした。 -
遠回りして帰ってみて良かった@
このヒガンバナは水路沿いに咲いていたのですが、水が流れていない乾いた水路だったので、底に降りて下から撮りました。 -
白いヒガンバナもピーク過ぎとつぼみとがありました@
開花状態は、日当たりによる違いもあるのでしょうね。 -
緑に染まる夕方の水上公園の池
去年の秋にメタセイアの紅葉を撮りに行ったり、今年の春の初めて桜撮影をした公園です。
関連の旅行記
「紅葉のある水際の光と色に満ちた世界・第2弾」(2008年12月7日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10293490/
「2009年度のお花見は?(5)メタセコイアのある水上公園の桜」(2009年4月5日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10324566/
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