2009/08/07 - 2009/08/08
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ねりねり(nemo-lin)さん
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ヨーロッパサイドの新市街では、軍事博物館やドルマバフチェ宮殿、ガラタ塔、フランス小路などを訪れました。
イスタンブール2日目と3日目の夕食も新市街でとったり、念願の人としばしお会いしたりと、結構楽しみました。イスタンブールは、見どころが多い魅力のある町で、ここだけで一週間いてもきっとまだまだ時間が足りないくらいだろうなあ、と思います。
7月
31日 成田出発からカッパドキアへ
8月
1日 カッパドキア 早朝到着。プライベート・ツアー、屋外博物館
2日 カッパドキア 熱気球ツアー、グリーン・ツアー
3日 カッパドキア 屋上での気球見物、レンタルバイクでユルギュップ
4日 パムッカレ ヒエラポリス、遺跡温泉
5日 イスタンブール 旧市街の王道観光
6日 イスタンブール アジアサイドや渋い観光
■7日 イスタンブール 新市街やガラタ橋
■8日 イスタンブール 買い物やら最後の町歩き、出発
9日 成田到着
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新市街の内容をまとめて1本の記事にします。
旅程7日目。朝食を取り、この日は朝に新市街のドルマバフチェ宮殿に向かいました。ホテルを出る際、雲が多いなあ、とは思っていたものの、雨が降るような感じしなかったのですが、トラムのスルタンアフメット駅に到着する少し手前で雷鳴を聞いたかと思ったら、すぐに大雨が降り出しました。
朝でもスルタンアフメット地区は人でいっぱい。大勢の人が屋根を求めてトラムのプラットホームに群がって来るので、ホームがすし詰め。屋根があっても雨の勢いは激しくスコール状態で、雨水がどんどん吹き込んで来るので、トラムが来るまでに皆びしょぬれに。 -
イスタンブールは連日蒸し暑かったので、とうとうスコールが朝から降ってきたのでしょう。あっという間に水はけが悪いイスタンブールの町は、ちょっとした洪水のような状態になり驚きました。
さて、終点のカバタシュ駅までトラムに乗りまして、到着した頃には雨は上がっていました。ホッ。お陰でここからは濡れずに宮殿まで歩くことができたのですが、朝なのにチケット待ちの列のすごいこと。 -
ここって、そんなに人気物件なのね〜。ということで我々も列に並びました。チケット売り場の電光掲示板には「本日分のチケットはあと○○○枚」というように、どんどんその数が減っていくのが見えます。団体でごっそり買われる度に、一気に残り枚数が減っていくので、これは昼過ぎに来ていたらどうなるかわからないなあ、と思った次第です。
確かに、私たちが並び始めた時は4ケタあった枚数が、見学後、宮殿を出るときには残り500枚切ってましたから。 -
宮殿入口には、兵士が微動だにせず立っていらっしゃいます。
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いよいよ宮殿内に入ります。
一人 20リラ -
宮殿内は、撮影禁止で、そして土足厳禁のため、ピンクのビニールのシューズカバーで靴を覆った状態で入場します。
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宮殿内は、自由に見ることが出来ません。トルコ語か英語のガイドツアーを選び、全員そのどちらかで、ガイドの誘導によって進んでいきます。そのため、人数制限があり、ツアーが立て込むとチケット販売を一時的に止めたりするので、なかなかチケット購入の列が進まないわけです。
内部でのクライマックスは、やはり何と言っても最後に訪れる儀式の間。ガイドさんが「これから訪れる最後の部屋は、本当に信じられないくらいすごい間ですよ!!」と大げさにおっしゃっていたのですが、本当にその広さ、そしてそこにかかる巨大なシャンデリア、天井の高さ、全てがスケールが大きくて、さすがオスマン、やるなあー、と唸ってしまいます。 -
ところでこのドルマバフチェ宮殿は、ボスフォラス海峡に面して建てられているので、広がる景色の美しいこと。
スルタンはこの海峡を見ながらお風呂に入っていたそうです。贅沢だわ。
ところで、宮殿見学を終え外に出ると、朝のスコールが嘘のようにすっかり晴れていました。 -
この宮殿はオスマン朝末期の宮殿なので、だいぶヨーロッパのバロック様式を取り入れたデザインで、旧市街にあるトプカプ宮殿とは、様子が違いますな。
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こちらは宮殿内のハレムの建物がある中庭です。
ちょうど衛兵の皆さんが行進しているところに遭遇致しました。
このとき、たまたま中庭にいるのが我々夫婦+1パンダのみだったので、貸しきり状態のショータイムのようでした。有難や〜 -
結構な至近距離から旦那ドンの一眼レフにて。
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この宮殿は、共和制になってからもアタチュルクの官邸として使われていたそうです。
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表の庭に戻ってきました。大きくて綺麗な花時計。
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ボスフォラス海峡を背にしたライオンさん。
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宮殿からカバタシュ駅に戻り、トラムには乗らず、同じカバタシュから出ているフニキュレル(地下ケーブル)を利用して、新市街のタクシム広場まで移動することにしました。
これも当然アクビルで乗車できます。 -
さて、タクシム広場です。
この地下より、地下鉄が北と南に伸びています。
南方面へは最近できた新たな路線のようで、まだ一駅しかなさそうです。 -
そしてタクシム広場から地下鉄で一駅。オスマンベイ駅から徒歩ですぐの軍事博物館。
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ここは、実際にはランチを食べた後、夕方15時の軍楽隊コンサートに合わせて訪れています。
ガイドブックより値上がりしていまして、カメラ持込料金は一人当たり11リラでした。 -
軍事博物館というと、いろいろ軍にまつわるものが展示されていますが、それ以外には陸軍学校の授業の様子を再現した部屋などもあり、なぜか1席空席で、そこに客が座って撮影できるようです。
ジャミ子さんも早速授業を受けているフリ。 -
こちらは戦争中の会談の様子だったと思います。ジャミ子も乱入して五者会談になっております。
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そんなことは良いとして、さてさて、楽しみにしていた軍楽隊コンサートですよ。
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「中庭で鑑賞」とガイドブックにありましたが、きちんとした立体のシートがあるホールが完成していて、そのホールでの鑑賞となりました。
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最初の曲は、聞いたことのある行進曲でした。
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これを戦場で聞いたら、力が湧き出てくるだろうなあ、と思えるような勇ましい楽隊です。
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新市街の中心は何と言ってもイスティクラル通り。
レトロなトラムが走っています。 -
通りにはレトロなヨーロッパ調の建物も多く、夕方以降は2晩ここをうろうろ。
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ところでイスタンブール2晩目の19時。
テュネルを利用して通りに着いたら、ちょうど何かのデモが始まるところに遭遇しました。
かなり本格的なデモ行進でしたが、一方で通りには我々のような観光客がごったかえしていて、ヤジウマ状態。
そのあたりが緊張感を欠く状態なんです。 -
と思えば、警察も銃を装備して一応待機しています。
デモは途中で座り込みをしてみたり、アジが始まってみたり、通りの両脇の建物からは、応援や拍手なんかもあって、「これは一体何のデモなの?」と知りたがる東洋人2名とパンダ1匹。 -
警察の一群とデモ隊が一触即発か?と、ちょっと緊張感が走ったのは、名門ガラタサライ高校の前。
でも何事もなく、デモ隊は終点のタクシム広場まで到着しました。
途中でヤジウマの何人かに「これは何のデモ?英語わかる?」と話しかけてみて、3人目で英語を話してくれる人にあたり、聞いたところ、教育制度(法律)の改革についての反対デモなんだとか。
何だか珍しい光景に遭遇してしまいました。 -
イステイクラル通りの真ん中あたりにある、そのガラタサライ高校。1481年創立という由緒ある立派な門構え。
その高校の通りを挟んだ反対側に、ファストフードのお店があるんですけど、、、、。
我々はデモの翌日、この由緒ある門の近くで、こんなことをしでかしてました(次の写真に続く) -
ジャーン。
ついに憧れの「世界遺産イエーイ!」のお二方との夢の競演。
(世界遺産イエーイ!参照はコチラ↓)
http://enjoy.sekaiisan-yay.jp/
世界一周も2年目に突入したお二人は、サービス精神旺盛で、オーストラリアツアーに参加した際にかぶられていたステキな帽子を持参して登場してくださいました。
こちらもパンダのジャミ子で対抗です。
店員さんに撮影してもらったのですが、完全にひかれていました。そんな視線くらい負けないもン。イエーイ!
・・・写真の背景に移っている名門ガラタサライ高校の歴史ある門が泣いている?気のせい、気のせい!
楽しいひと時を有難うございました。これからもお体に気をつけて、残りの旅を続けてくださいね。 -
新市街で有名どころ。さらにガラタ塔。
元々14世紀に作られた見張り塔ということですが、現在は展望塔&レストランになっています。 -
ガラタ塔からの景色です。最後の晩、夕飯をここでいただいた時の写真です。夕暮れ時でのアヤソフィアとブルーモスクが見えます。
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方角を変えますと、ガラタ橋。
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どんどん日が落ちてきて、ますます美しい景色が目の前に広がっていきます。
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ガラタ塔の上の展望レストランでは、ベリーダンスを鑑賞しながらお食事をいただけます。まあ、思いっきり観光客向けではありますが、これまで結構贅沢な食事などを一切してこなかったので、最後の夜だけお金を遣うことにしました。
ショーチャージ込み、食事と飲み放題で一人85ユーロ。
ただ、この後記念撮影でポーズなんかとっちゃうと、1枚1000円くらいの写真代やら、ダンサーサンへのチップやらと必要になってくるので、それを踏まえて行かれるといいと思います。
ニモりんもステージに借り出され、踊ってみました。お粗末様。 -
料理のほうも、もう食べきれません!というくらいフルコースで出てきます。
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最後にお食事事情をまとめてご紹介。
最後の晩はガラタ塔のレストランでしたが、イスタンブール2泊目の夕食は、同じくイスティクラル通りにあるハシババ(Haci Baba)にていただきました。 -
トルコ料理の老舗レストランらしいですが、高級というわけでもないので、予約ナシでも入れました。
ここを選んだ理由は、相変わらずトルコ料理をいただきたかったことと、テラス席で食べられる、という点かな。
コースで頼むとそれなりにお値段はするのでしょうが、そこまでドカ食いをしない我々は、たいていメイン料理を二人で一品でも充分。その代わり前菜多め、スープも頼んで、という感じで飲み物込みで75リラで済ませました。 -
昼はサバサンドだったり、テイクアウトできるケバブサンドだったりと超質素。でもこういうB級グルメ(?)も美味しくて楽しめるので大好きです。
トルコ料理は肉だけではなく、野菜もふんだんに使われているのがいいなあ。 -
私たちは夕方に一度ホテルに戻って休憩をとるので、夕食後もつい散歩したり2軒目に一杯だけ飲むために寄ったりと、ホテルに直接帰ることが少なく、ハシババで食べた日も、その後、イスティクラル通りから脇道に入ったところにあるフランス小路と呼ばれている一角に寄ったりしました。
深夜まで実ににぎやかですねえ。 -
同じくイスティクラル通りから魚市場の近くを入った通り。どこも人が沢山。旧市街ともまた違った楽しさがあります。
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夜のガラタ塔。塔のふもとのカフェやレストランにも人が沢山。
イスタンブールだけ一週間滞在しても足りないくらいだなあ、と思ってしまいました。今回は3泊だけでしたが、もしもう少し長くいられるなら、旧市街と新市街を半分ずつ宿泊しても面白いのになあ、なんて考えておりました。
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