2009/08/23 - 2009/08/24
53位(同エリア128件中)
カヌ太郎さん
夕日が岩を照らし
ライトアップが岩を浮かび上がらせます。
そして静かに朝があけ
今日もまたカラカラに干からびる
一日が始まります。
-
カサ・スカレレタスでの夕食を終え、おなかもひと段落、
夕焼けを見に村の入り口にある展望台へ向かうことにします。 -
このアングルからみた岩が
なにかと似ていると
ずーっと考えていてふと
気づきました。
『サカムケのある小指の爪』
うーむ、ボキャ貧。 -
時刻は8時、
日が傾き、
村はずれから見るmallos de riglosの岩峰を照らす
夕日の色も赤みが強くなってきます。 -
-
地平線へ近づく、まさにその手前で雲が出現し、
太陽は雲の中に消え、そのまま日没になってしまいました。
岩の壁三昧の一日でした。 -
満足感をかみしめ村の中を歩いて宿に帰ります。
昼間のあの厳しい太陽光線から開放され、
どことなく緩んだ雰囲気が漂っています。 -
昼間閉まっていた家の扉が開いて、
案内板が入り口に立てかけられています。
写真や絵のギャラリーですね。
こんなしゃれた施設があったのかとちょっと驚きます。 -
あ、桃。。。ですね。
-
宿の前は三叉路で道路は少し広くなっているのですが、
そこに椅子を出してお年寄りがおしゃべりにいそしんでいます。
宿の女将も参加しています。。。。
なるほど、宿のスペインにしては異常に早い夕食時間は、
彼女の【夜の集会】の都合だったのか、と納得。 -
このあと夜の会合は、にゃあにゃあ鳴く老猫の夜の集会のごとく、
深夜零時を過ぎても続いていたのでした。
寝る用意をしながら、昼間、岩峰の前の教会を訪れた際、
足元にライトアップ用の照明施設があったことをふと思い出し、
カメラと三脚を持って夜の散歩に出かけます。 -
薄暗い村の細い路地を進んでいくと、
OH!教会がライトアップされていますね。 -
-
それよりもその後ろにそびえる岩壁がなんとも不気味です。
-
昼間、内に溜めていた狂気にのようなものを吐き出しているようで、
背筋が寒くなるようです。 -
光る教会と鈍く浮かび上がる岩、
輝度が違うので目で見たようには写りません。 -
空には星がたくさん見えます。
明日も天気だといいのですが。 -
翌日、6時前に目が覚めてしまいました。
窓から頭を出して外を見ると、まだ漆黒の闇です。。。
目がさえてしまったので、ええぃ、とカメラと三脚を担いで外に出ます。
満天に星が光っています。
拡大してみると
少し星が見えます。 -
真っ暗な山道をのぼりながら星明りを頼りに歩き始めました。
-
暗闇から突然クライマーが現れます。
おお、魂消たぁ
涼しい内に登り切るんですね。 -
-
やがて東の方向の空が濃紺から濃い青に変わり始めます。
リグロスの村の東側には山が連なっていますので、
朝日が差し込むのはかなりたってからになります。 -
日のあたらないと、岩自体の色がよくわかります。
薄いピンクというか、肌色の岩肌、
そしてところどころ橙色に見えます。 -
ちくちくする低木を避けながら、張り出し尾根に登り、
朝の風景を眺めました。 -
ロマネスク様式の教会は
朝のすこし湿気を帯びた空気で
霞んでいて
発色の大地の中に溶け込んでいるようです。 -
-
-
太陽の光の角度が変わっていくと、
凹凸のある岩に陰影がはっきりし始めます。 -
-
さあ、ここまでにしましょう。
Mallos de Riglos
風景をごちそうさまでした。
朝食を食べて
Let's hit the road!!
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この旅行記へのコメント (8)
-
- あんみつ姫さん 2009/10/10 01:19:13
- ここの巻は、見ていてつらいです〜〜・・・
- カヌ太郎さん、こんにちは。
巨石の村との別れのシーンは、ジ−ンと来ました。
しかし、それからのカヌ太郎さんの体調のことを考えると、
はるか遠くの外国旅行で具合の悪かったことは、
それも、その体調での移動はどんなに大変だったことか・・・
こんどは、前とはぜんぜん違う、
緑豊かな村に到着ですね。
あんみつ
- カヌ太郎さん からの返信 2009/10/10 09:16:14
- RE: ここの巻は、見ていてつらいです〜〜・・・
- あんみつ姫さん
村の人たち、見ていないようで
私たちのことをしっかりチェックしていた
ようです。
若い人はほとんど見かけませんでした。
都会のほうに魅力を感じてしまうのは
どこも同じなのでしょうか。
スペインの運転の荒さは有名で
覚悟はしていました。
いつも早朝から活動するので
結構いっぱいいっぱいなのです。
無理はできなくなってきたんですよ。
> 緑豊かな村に到着ですね。
ピレネーの中にあるので
基本的には山の様相です。
でも日本とは違い、
やはりそれなりに『枯れ』ているのが
スペインらしいのです。
カヌ太郎
-
- あんみつ姫さん 2009/10/10 01:00:14
- 見てよかった!
- カヌ太郎さん、こんにちは。
見てよかった!この旅行記!
星空がきれいです。
昼間の赤い岩肌の色が変わり、まるで別の場所のようです。
ここの村では、
この巨石の景色が当たり前なのですよね。
この景色がふつうで、当たり前。
夜というのは、人間よりも
自然のほうがその世界を支配するような気がして、
「昼間、内に溜めていた狂気にのようなものを吐き出しているようで、
背筋が寒くなるようです。」
という、巨石の下にいるカヌ太郎さんの
気持ちがわかるような気がします。
あんみつ
- カヌ太郎さん からの返信 2009/10/10 09:08:35
- RE: 見てよかった!
- あんみつ姫さん
ご訪問、カキコ
ありがとうございます♪
この村は
このような大きな岩あっての
村です。
この岩にいつも見つめられ
この岩を見つめている
村の誇りであり
村の支配者のようでもあります。
> 夜というのは、人間よりも
> 自然のほうがその世界を支配するような気がして、
ほんとうにそうですね。
カヌ太郎
-
- katorinaさん 2009/09/19 23:42:06
- 強烈な存在感
- カヌ太郎さん、こんばんは。
この岩、これだけ何度も見ていると、よーく知ってる岩になっちゃいました。
スペインって、こんな感じ〜というのが伝わってきます。
ドロミテしか体験していなかったらあまり感慨が沸かなかったかもしれません。
ピコスの大きさと、カスティーリャの乾燥した空気と、
マドリッドの気絶するような暑さを思い出して、
カヌ太郎さんの写真の世界を堪能しています。
星まで写っちゃうんですね。
三脚ないとだめですね。
それに、katorina組はちょー早寝早起きなもんで、
スペインではまだ宵の口に寝ていました。
ピコスの夜は雲が多かったので星のことは失念していました。
katorina
- カヌ太郎さん からの返信 2009/09/20 07:49:54
- RE: 強烈な存在感
- katorinaさん
ヨーロッパはアルプスだけではない、
(むろんアルプスはすばらいですが)
スペインの山は素朴さが魅力のように思います。
ピコスも素敵です。
でもかなり不便そうです。
ベストシーズンっていつごろなんでしょうね。。。
三脚、中級の一眼レフより高いくせして
脚を縮めるときに、ゴムの石突がポンと
飛んで、なくなってしまいました。
なんともヘタレです。
ピレネー山中で
星空に鳥肌が立ちました。
ピレネーばんざい、って感じでした。
カヌ
-
- ツーリスト今中さん 2009/09/19 12:14:51
- こんばんは!
- こんばんは!は分かります。
スペイン語。
Buenas noches!
良いですねぇ!
相変わらず素敵な素敵なかぬさんの旅!
感激〜っ!しています。
おそようございますのBuenos diasですが
一票!投じて失礼します。
- カヌ太郎さん からの返信 2009/09/19 17:06:04
- RE: こんばんは!
- 今中さま
いつもありがとうございます。
いつも、どこか風変わりな旅で
どうも一般受けしないような
私の旅ですが、
楽しんでみていただいているようで
うれしい限りです。
さてこの先さらにディープで
さらにマイナーに、なっていきます。
カヌ隊はどこに行く!?
カヌ太郎
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