2012スペイン⑨～第２部いざ、ピレネーへ～ポルタレット峠のドッソー様

2012/07/12 - 2012/07/12

ピレネー３日目。実質的に最終日。
オルデサハイクから一夜明けて、あと一つだけ見たかったものが気になりました。
Pic du midi d'osso、通称（？）ドッソー。
一度見たら忘れられない形の山って興味がありますが、この山もその一つです。

最初はスペイン側のAnayet湖からの眺めを予定していました。でも昨日のオルデサハイキングの後、今日は歩くつもりはなかったので、夫の「ポルタレット峠なら車から見える」という意見で即決。超快晴のお天気のもと、ご対面にいそいそと出かけて行きました。

エリア スペイン

ピレネー３日目ですが、お天気は今日が一番。
正真正銘、雲一つない青空です。
それもピレネーの青空！

ホテルを出て、約１時間。
お〜あれがドッソー！
って、なんだか違うみたい。

まだSallent de Gallegoの近くです。
名前も知らない山でした。

でも悪くない。
ここでハイキングするのもいいかもしれません。

でも目的地はすぐそこですから行きましょう。

見えてきた。
あれが本当のドッソー様。

だいぶフロントガラス汚れてきましたね。

ポルタレット峠に着きました。

さっそくご対面。
近づくとお顔の半分くらいしか見えません。
それに、あのコルまでジグザグのルートがありますよね。
あのくらいなら登れるかな？

ポルタレット峠、フランス側です。

スペイン側にはお店が何軒かありましたが、こちらは唯一のホテルが大改装中。

このバンはどうやらバスのようです。

ほらね、バス停ですよ。

この看板は、ツールドフランスの予告でしょうか。

ドロでもありましたが、自転車に乗る人たちって、本当に峠が好きですよね。

ドッソー様の反対側を見られるかな？と期待してフランス側へ行ってみます。それに、フランスのランチも最後のチャンスだ！

雪崩の警告の装置のようですね。
九州に住んでいる者には珍しいです。

行っても行っても谷の底へ降りていくばかり。おいしそうなランチも期待薄。
仕方なくまた峠へ戻ります。

いたいた、自転車族。でもドロよりもずいぶん少ないですね。

峠まで戻ってきました。

さっきのジグザグルートが気になります。
やっぱりコルまで登ることにしました。
トレッキング用のブーツとストックは抜かりなく車の中に持ってきています。

スペイン側のお店でパンとハモンと水を仕入れて出発。

ルートの入り口にあった地図です。

一番下のポルタレット峠のところからちょっと下ったところにパーキングがあります。そこから歩き始めます。

ここは牛の放牧地です。遠くには馬もいたし、道の反対側は羊のようでした。

アイリスもきれい。

１時間の登りでCol de Soum de Pombieに到着。さっきの地図では約400ｍ登ったことになりますね。
でもあまりきつくなかったですよ。なんでかな？

さあ、ここでランチ。

昨日のパンには負けますが、これも悪くない。
ドッソー様に乾杯〜。

見飽きない山です。

でも、でも、光が強すぎて、もう目がきついです。

あの、右下のほうに小さく見えている青いものが山小屋です。
もうすっかりこの景色に満足して、行く気にはなりませんでした。

先ほどの地図でみると、ぐるっと周遊コースもありましたね。
もっと近づいてもよかったかも。

草原にはこんな花が咲いていました。
サボテンの花に似ています。
やっぱり乾燥系？

小一時間ゆっくりしてしまいました。

Katorina、大満足のポーズ。

峠道を見下ろします。

どこでも峠ってきれいですね。
ここもお気に入りの一つになりそうです。

向こうの山すその道が車の通る道、Ａ136。
向こうがスペイン、こちらがフランスです。

最後のアイリス。

たった３日間でしたが、まるで生き返るような気がしたハイキングでした。
楽しかった〜。

最後の夕食もホテルで。

デザートはアロスコンレチェ。お米のデザート。
お米＝暖かい、と思っていたら、冷たいデザート。
お米もお粥を想像していたら、意外とアルデンテでした。
茶色いのはシナモン。

おいしいけど、もうおなかがいっぱいです。