2009/08/03 - 2009/08/10
42位(同エリア60件中)
ちゃおさん
五臺山の中で最も規模が大きく、格式の高いお寺が「白塔」の横にある名刹「顕通寺」。
今から2000年ほど前の頃、中国の人々の間にここ五臺山が文殊師利菩薩の住まうところ、と巷間伝えられるようになり、後漢の頃からぼつぼつ寺院などが建立されるようになって、その頃の早い時期に建立された由緒のあるお寺でもある。
近年、清の時代には中国全土にラマ教も普及し、執中、宮中に於いてはラマ教に拠るところ熱心で、燕京、北京・紫禁城内にはチベット(西蔵)のラサ(拉薩)のダライラマ(達頼喇嘛)の次に高位のラマ僧が常駐していて、それと同格の高僧がこの五臺山・顕通寺・菩薩頂に住寺していたとのことである。
清の康熙帝はチベットまでは遠くて参詣に行けないので、その出先のお寺として、この五臺山・顕通寺・菩薩頂を位置づけ、中国本土ラマ教の最高の霊場としたのだった。
今日も又多くの参詣客で境内がごった返している。どこの名所旧跡へ行っても中国人の人口の多さに改めて感心する。外国人は殆どいない。数えるほどで、ほぼ中国人Onlyである。中国のパワーを感ずる。
人の波に押されるようにして、この境内の最奥、黄金の御堂に向って歩いていた。
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