2006/07/31 - 2006/08/07
482位(同エリア1012件中)
ねいちゃさん
見所満載!ルクソール その4
ナイル西岸は死者の町、「王家の谷」を終えて、「ハトシェプスト葬祭殿」です。時間は11時、朝の清々しさはもうすでになく、真夏のエジの太陽が降りそそぎます。
日光の一筋一筋がアテン神の手だと、想像した古代エジ人の感覚には素ン晴らしいものを感じますが、ちょいと暑すぎ、もうちょっとどないかならへんもんかなぁー。せめて手の中に氷でも忍ばせてくれたら嬉しかったのにィ。
などと下らぬ考えが出てくるのも、この葬祭殿、まったく日陰というものがなかったからです。綺麗なのは綺麗なのですけどねぇ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エジプト航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
王家の谷から葬祭殿へ
その途中バスから撮影した1枚。
ただの風景?いえいえ、左上に建物見えるでしょ。
これこそ早稲田大学が世界に誇る吉村作治先生のエジ発掘拠点「ワセダハウス」なのです。
とはいえ、先生はTVでしか見たことありませんけどねー。(その後関西でエジ展あった時拝見いたしました。うーんと遠くから・・・) -
到着!!ええーっ!あそこまで歩くの?!
いえいえ、隣に見える「タフタフ」がお待ちかね。
テラス階段下まで送ってくださいます。もちろん有料ですけども。 -
ハトシェプスト葬祭殿
この建物は本当に美しい。女性初のファラオにふさわしい建築物だと思います。三段テラスの造形美・・・暑くなければいつまでもながめていたい光景でした。 -
神々に捧げる供物の絵
手足を折り曲げられた牛はのど元を切られている。平面的な絵ですが、妙に生々しくもあります。このテラスに残された絵画群は美しく彩色され、色あせずに今日まで残っているものが多い。 -
はがされた痕跡の残る絵
ハトシェプスト自身の絵は深く傷つけられ人型状に無惨にはがされています。側室の息子であったトトメス3世の摂政として実権を奪った彼女は、その死後報復を受けたと言われていますが・・・真実は謎。彼女にはセンムトという愛人もいて、センムトも専横に走り破綻したとか、色々言われております。 -
テラス上のハトホル柱
この柱が立っている場所がハトホル神殿で、元々葬祭殿とは別棟だったが、今はテラス上から入ることに。
ハトホル神は豊穣の女神で安産・子孫繁栄を司る他、様々な属性ももち純愛・美・幸運の女神とも言われてます。本来は人の顔で表されますが、二本の角とその間の日輪をもつ雌牛の姿も有名。 -
雌牛姿のハトホル女神と乳を飲むハトシェプスト
正面にどーんとあるレリーフだったので、撮影しましたが、意味は?だった。後で調べてみると、ハトシェプストが女性ファラオだったため、自らの正当性を示す必要から女神の乳を飲む姿を現したものだとわかった・・・うーん、大変やったんやねー。 -
テラスからのぞむ風景
見事に周りは何もありません。殆ど身を隠す場所がなく、そのため1997年10月にここが外国人旅行者を襲った無差別テロの現場となったのです。犠牲者は60人近くにのぼり、日本人観光客と添乗員も犠牲になりました。テロリストは前日に山の裏側で待機し、当日朝一番の観光客を葬祭殿の柱の陰から襲撃したと言われています。観光の外貨収入に頼るエジプト政府に痛手を負わせるのが目的だとされるが、何ともやりきれない事件で、心よりご冥福を祈りたい。 -
メムノンの巨像
元アメンヘテプ3世像で背後に葬祭殿があったが、他王らに石材を流用され、今は2体の座像のみとなった。座った状態で18m、お台場のガンダム立像は立った状態で同じだから、いかに大きいかわかるだろう。
(ガンダムと比べる意味がわからん?!) -
「メムノンの巨像」と呼称されるのはギリシアの伝説メムノン王に由来する。メムノン王はトロヤ戦争でアキレスに敗死した。その母エオスは大変嘆いて、1日1回の甦りを神に頼んだ。そうすると朝日が昇る度にメムノンは物悲しい声をあげたという。
巨像は地震によってヒビが生じ、朝日が昇ると夜との温度差の関係からか振動して、泣き声のような音をたてていたため、このように名づけられたが、1999年修復後はその音はしなくなった。うーん、文化財保護というのはつくづく難しいものです。 -
観光の途中にはツアーに組み込まれている石屋(石でできた置物の土産物屋さん)で休憩もありました。値段は駆け引き・・・私の相手は巨大なエジ人、ほとんど相撲取りのような方で、手なんか私の3倍、大きさも太さも・・・泣きそうになりながらも一歩も引かず、値切り倒して頑張りました。最後に「お前はディフィカルトだ」と誉めてもらいました。しかし値段交渉はホントに時間がかかりますね。
午前の観光はこれでおしまい。しばしホテルで休憩タイム。私たちは勇気をだして西洋人だらけのプールでバカンス気分。宿泊者は無料だし、ナイルを眺めながらの水浴びってきもちイイー、行程に余裕があるツアーには是非水着のご用意を。 -
夕食後の夜8時、再び観光となります。
今宵は「カルナック神殿 音と光のショー」です。
このショーはネットで調べても余り評判はよろしくないのですが、ツアーについてる企画だったので喜んで参加いたしました。 -
夜のカルナック神殿
ルクソール神殿の場合はまぁ広さもないので、恐懼するという感じはありませんが、カルナックはやはり広く闇の部分はどこまでも闇なわけで、古代の神殿の姿をある種再現しているような感覚になります。 -
夜の大列柱室
照明の届く範囲は大列柱廊のあたりだけで、奥は真っ暗、事前に調べた時に「神殿の奥にいたエジ人にいい遺跡を見せてやると欺されお金を要求された」みたいな話があったので、あまり奥には行かないようにしていましたが、確かにあちらこちらにエジ人はいました。もちろん悪い人とは限りませんけれども。 -
音と光のショー
このショーでは神殿の歴史が語られ、その話題の時代に建設された塔門や神殿が、解説に従い次々とライトアップされていく趣向。ただ座席には翻訳機能がついていない仕様なので、英語版のこの日、実はよくわかっていません。三脚を固定し頑張って撮影していた私でしたが、いつしか座ったまま寝呆けてしまいました。ショーはちと退屈かなー。 -
日本との時差や連日の灼熱の陽光下での観光は、徐々に体力を奪っていったようです。ホテルに戻ってお風呂上がった後の記憶はありませんでした。完全に爆睡。。。。
若い方はどうということもないのでしょうが、四十代以降の方々で、過酷な気候の国への旅はやはり行程にゆとりのあるものを選ばれ、様々な対策をたてていかれるのが賢明だと思います。健康な状態で快適な旅を続けたいですからね。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- ニッキーさん 2013/04/05 01:22:51
- エジプト旅行記に来ちゃいました。
- ねいちゃさん、こんばんは。
次はイタリア旅行記を見たいって言ってたのに、今日来て見たら面白そうなエジプトのがある。のっけから大阪での飛行機飛ばない事件。波乱万丈を予感させるねいちゃさんの語り口に引かれて、こちらを先に読み始めてしまいました。
私はエジプトへは当分は行かないだろうなぁ。神殿跡、王家の谷、ツタンカーメンの黄金のマスク、ナイル川に沈む夕日とか、心引かれるものはたくさんあるんです。ただ暑い所が苦手なんです。スペインでもかなり消耗しましたから。
夫は昔仕事がらみでエジプトへ行ってピラミッドに登って来ましたが、その時は気温が40℃以上で汗も出ず(すぐに蒸発する)、ピラミッドへ登った感激どころか、みんなぐったりだったとか。
私、「王家の紋章」っていう古代エジプトを舞台にしたコミック(タイムスリップものです)を読んだことがあります。自分から読んだんじゃなくて、以前ピアノを教えていた生徒から「これ、いいですよ〜」って半ば強制的に読まされたんですけど。面白かったです。
エジプトの遺跡のスケールの大きさには驚きますね。ねいちゃさんが写真に撮られた「ナイルに沈む夕日」がとてもいいですね。
そしてハトシェプスト女王葬祭殿。あの惨劇の現場はこんな壮大な所だったんですね。
死ぬ前に見ておきたいエジプト・・・前半を拝見しましたが、ねいちゃさんにとってはエジプトは一度は訪れてみたい場所だったとのこと。心して後半も見せていただきます。後半は博物館やピラミッドへ行かれるようですね。そこはまた後日。
ニッキー
- ねいちゃさん からの返信 2013/04/06 04:24:18
- RE: エジプト旅行記に来ちゃいました。
- いらっしゃいませ〜、こんばんは。
なんかコンビニの店員みたいっすね。(笑)
> 今日来て見たら面白そうなエジプトのがある。
4トラ・デビュー作。古い旅行記です。
この頃は何枚写真載せればいいのかとかよくわかんなくて
カメラも二世代前のコンデジ・・・再編成しちゃおうかなと
思っていたんですが、メンドーなんで放置しておりました。
最近ちょこちょこと「ポチッ」も増えてきたので
まぁお目汚しでなければ、楽しんでやってください。
> 私はエジプトへは当分は行かないだろうなぁ。
2006年だから、もう7年前ですね〜。
新婚旅行以来2度目の海外・・・、あの頃は平和でした。
今はムバラク政権崩壊後、なので何かと治安が不安ですが、
ただ日本出資の大博物館がギザ公開に作られるハズなので
それができた暁には再訪したいと思ってます。
> その時は気温が40℃以上で汗も出ず(すぐに蒸発する)、ピラミッドへ登った感激どころか、みんなぐったりだったとか。
暑いです、確かに暑いです。冬場だとかなり過ごしやすいそうですが
エジプトはやっぱりあの暑さもコミコミでナンボって感じだと思います。
昔はピラミッド上れたんですよね、今はムリですが・・・。
> エジプトの遺跡のスケールの大きさには驚きますね。
いろんなもの見てきたけれど、いまだに「ピラミッド」を越える
インパクトはないです。ただただ「おぉー」だけでした。
あんなものを4千年前にどうやって作ったんだって、
驚きしかないっすねー。人間エライ。
> ねいちゃさんにとってはエジプトは一度は訪れてみたい場所だったとのこと。心して後半も見せていただきます。
ツアーですとあちこち連れて行かれるので、最初の海外としては
まぁまぁ満足していますが、次はカイロあたりを根城にして
数日間過ごしてみたい所です。カイロはバタバタしてますが
ルクソールはいいですよぉー。(気球さえ乗らなければ)
エジは歴史の宝庫です、歴史好きにはたまりません。
やっぱりもう一回行きたいですっ!
その前に今夏は「ペルー」ですが・・・・。
ねいちゃ
- ねいちゃさん からの返信 2013/04/06 04:26:32
- RE: RE: エジプト旅行記に来ちゃいました。
- ギザ公開じゃなくて
ギザ郊外でした・・・すいませんです。
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