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23日<br />今日は臨汾市内に在る尭廟へ、ホテルから10分で到着。<br />今日から太原から来た現地ガイドの温さんが加わり、山西省のガイドを担当する。<br />温さんは近代から古代まで、歴史に非常に詳しい。そして日本の歴史にも可也通じている。<br />中国古代史に詳しい人は、このツアー客の中にも5人は居るので、この日からは知識の披瀝が繰り広げられる。私はフンフンとうなずいたり、メモしたり忙しい。 <br /><br />(古代の五帝のひとり尭帝を祭るために建てられた廟です。晋代(265 〜420)に創建されたが、幾度か再建を繰り返されてきました。現在の建物は、清代に建てられたものです。廟内には、五鳳楼、尭井亭、広運殿、寝宮、尭 殿、壁廊などがある。清朝皇帝の真筆の扁額が掲げられてもいます。以上chinavikiより)<br /><br />30分程の見学の後、太原を目指すが、途中昼食の為平遥へ寄る・・・<br />エー聞いてないよ!と言っても嬉しさの余りに出た“エー”です。<br />前日の夜、明日の行程説明の時に、臨汾から太原に行く途中の平遥は立ち寄れないん<br />ですか?とこれ又厚かましい要求をしてみたのですが、その時は無理ですねーと釣れない返事。<br />何だか気持ちをもてあそばれてる感あり。<br />でも平遥に寄れるんだから好いのです。<br />ワクワクしながら11時半平遥南門駐車場へ到着。<br />バスを降りる前に一言“城内には入場料が高いので入りません!ここは昼食の為に立ち寄ったまで、皆さんが城壁の写真撮影が終わったら城外のレストランへ向かいます”<br />って、そう云うオチが有るとは。<br />前回は城壁の外側には出なかったので、まあ補充の意味で私には充分です、と納得。<br />2年前にあれ程気に入ってしまった平遥に、今又居るなんて不思議!何だか夢のようです。<br />あの農民のオバちゃん・・・居るわけ無いのに・・・キョロキョロ<br />幸せな一時でした。<br />平遥に幾らかでも落としていかなきゃと、障害のある少年から地図2元、観光本20元購入。昼食まだ食べてないのに、満腹感?!まあまあそんな感じでしょ。<br />後は今夜の宿泊地太原へ、1時間余りで着いてししまうので、19時の夕食まで3時間自由になりました。<br />そこでオジ・さん2名と最初に親しくなったUさんの4名、タクシーに乗って太原・洪極門へ行きました。<br />洪極門周辺は門のみが僅かに残されているだけで、その両側の城壁は、切り取られたように成っている。そんな侘しい南門だけ写真に収めて、タクシー拾ってホテルへ。<br />帰路のタクシー運転手さんは、我々が変な言葉を交わしているので、コリア?リーベンレン?と聞くので、リーベンレン!と。<br />途中寺院の様な建物があったので指差すと、そこの前を通ってくれた。それでも行きの料金と同じでした。<br />助手席に乗った私は料金を払い一安心・・・ホテルの目の前にデパートがあるので、ちょっとお土産になるようなものないかしら、とUさんと行く。<br />ワ・ワ・ワ・私の手にデジカメが無い・無い・無い!<br />あのタクシー降りる時に、足元に落としてしまったと思われる。<br />ホテルに帰ってフロントの女性に、身振り・手振り・筆談で状況を伝えてもお手上げ状態。<br />添乗員の王さんの部屋に電話しても留守で、もう気持ちはこれ以上も無い落ち込み様。<br />ガイドの李さんと温さんが突然現れて、チョッと気は休まりました。<br />温さんにタクシーのナンバー覚えていますか?領収書は有りますか?と言われても、<br />全く有りませんとしか云えず、それでは調べようが有りませんねと。御もっとも!<br />一応一つのタクシー会社に電話したら、今日は日曜なので出ませんね〜。<br />まあそれ以上無理も言えず諦めますと解散するも、心の中では運転手さんフロントに届けてくれないかな〜なんて甘い考えを捨てきれず。<br />7時に夕食の為バスでレストランに移動して、席に着くと王さんが来て、今日の状況を聞きました、もうカメラは出てこないと思います、もし買う気持ちが有るなら、今買いに行きましょうと言ってくれて、私は救われました。<br />まだ旅は半分も終わっていない、これから長城も統万城も有るのに、カメラ無しでは生きていけない!<br />即食事も未だ出ていないテーブルを離れ、王さんと二人タクシーでデジカメうを売っていそうな店を探しに。<br />地元に詳しいタクシー運転手も、デジカメなんて売ってるのは高級デパートかな、と言う訳で宿泊ホテルの前のデパートに逆戻り。<br />何とかこのデパートで、中国製の日本製品のデジカメを中国で買うことが出来ました。<br />一応最新型、でも日本で買うより7000円位は高かった。<br />そして此処のカード使用は中国国内の物のみ、VISAもUCも使えません、現金足りて良かった。何より日本製品が買えて良かった。明日からは太原以上に大きな都市には寄りませんから、同じものは買えそうも無いのです。<br />1時間後レストランに戻り、待っていてくれた皆さんにお礼を言いつつ、忙しなく食事を済ませる。<br />私にとって太原は、二年前の平遥行きのタクシー事件といい、今回といい方角が悪いとしか言い様が無い地と成ってしまいました。<br />もし今後中国へ来ても、太原を通過することは避けようと思うばかりです。

陝西省・山西省ワイルドツアー 良いことばかり・・・ 

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2009/08/20 - 2009/08/30

92位(同エリア133件中)

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5

城壁フェチ

城壁フェチさん

23日
今日は臨汾市内に在る尭廟へ、ホテルから10分で到着。
今日から太原から来た現地ガイドの温さんが加わり、山西省のガイドを担当する。
温さんは近代から古代まで、歴史に非常に詳しい。そして日本の歴史にも可也通じている。
中国古代史に詳しい人は、このツアー客の中にも5人は居るので、この日からは知識の披瀝が繰り広げられる。私はフンフンとうなずいたり、メモしたり忙しい。

(古代の五帝のひとり尭帝を祭るために建てられた廟です。晋代(265 〜420)に創建されたが、幾度か再建を繰り返されてきました。現在の建物は、清代に建てられたものです。廟内には、五鳳楼、尭井亭、広運殿、寝宮、尭 殿、壁廊などがある。清朝皇帝の真筆の扁額が掲げられてもいます。以上chinavikiより)

30分程の見学の後、太原を目指すが、途中昼食の為平遥へ寄る・・・
エー聞いてないよ!と言っても嬉しさの余りに出た“エー”です。
前日の夜、明日の行程説明の時に、臨汾から太原に行く途中の平遥は立ち寄れないん
ですか?とこれ又厚かましい要求をしてみたのですが、その時は無理ですねーと釣れない返事。
何だか気持ちをもてあそばれてる感あり。
でも平遥に寄れるんだから好いのです。
ワクワクしながら11時半平遥南門駐車場へ到着。
バスを降りる前に一言“城内には入場料が高いので入りません!ここは昼食の為に立ち寄ったまで、皆さんが城壁の写真撮影が終わったら城外のレストランへ向かいます”
って、そう云うオチが有るとは。
前回は城壁の外側には出なかったので、まあ補充の意味で私には充分です、と納得。
2年前にあれ程気に入ってしまった平遥に、今又居るなんて不思議!何だか夢のようです。
あの農民のオバちゃん・・・居るわけ無いのに・・・キョロキョロ
幸せな一時でした。
平遥に幾らかでも落としていかなきゃと、障害のある少年から地図2元、観光本20元購入。昼食まだ食べてないのに、満腹感?!まあまあそんな感じでしょ。
後は今夜の宿泊地太原へ、1時間余りで着いてししまうので、19時の夕食まで3時間自由になりました。
そこでオジ・さん2名と最初に親しくなったUさんの4名、タクシーに乗って太原・洪極門へ行きました。
洪極門周辺は門のみが僅かに残されているだけで、その両側の城壁は、切り取られたように成っている。そんな侘しい南門だけ写真に収めて、タクシー拾ってホテルへ。
帰路のタクシー運転手さんは、我々が変な言葉を交わしているので、コリア?リーベンレン?と聞くので、リーベンレン!と。
途中寺院の様な建物があったので指差すと、そこの前を通ってくれた。それでも行きの料金と同じでした。
助手席に乗った私は料金を払い一安心・・・ホテルの目の前にデパートがあるので、ちょっとお土産になるようなものないかしら、とUさんと行く。
ワ・ワ・ワ・私の手にデジカメが無い・無い・無い!
あのタクシー降りる時に、足元に落としてしまったと思われる。
ホテルに帰ってフロントの女性に、身振り・手振り・筆談で状況を伝えてもお手上げ状態。
添乗員の王さんの部屋に電話しても留守で、もう気持ちはこれ以上も無い落ち込み様。
ガイドの李さんと温さんが突然現れて、チョッと気は休まりました。
温さんにタクシーのナンバー覚えていますか?領収書は有りますか?と言われても、
全く有りませんとしか云えず、それでは調べようが有りませんねと。御もっとも!
一応一つのタクシー会社に電話したら、今日は日曜なので出ませんね〜。
まあそれ以上無理も言えず諦めますと解散するも、心の中では運転手さんフロントに届けてくれないかな〜なんて甘い考えを捨てきれず。
7時に夕食の為バスでレストランに移動して、席に着くと王さんが来て、今日の状況を聞きました、もうカメラは出てこないと思います、もし買う気持ちが有るなら、今買いに行きましょうと言ってくれて、私は救われました。
まだ旅は半分も終わっていない、これから長城も統万城も有るのに、カメラ無しでは生きていけない!
即食事も未だ出ていないテーブルを離れ、王さんと二人タクシーでデジカメうを売っていそうな店を探しに。
地元に詳しいタクシー運転手も、デジカメなんて売ってるのは高級デパートかな、と言う訳で宿泊ホテルの前のデパートに逆戻り。
何とかこのデパートで、中国製の日本製品のデジカメを中国で買うことが出来ました。
一応最新型、でも日本で買うより7000円位は高かった。
そして此処のカード使用は中国国内の物のみ、VISAもUCも使えません、現金足りて良かった。何より日本製品が買えて良かった。明日からは太原以上に大きな都市には寄りませんから、同じものは買えそうも無いのです。
1時間後レストランに戻り、待っていてくれた皆さんにお礼を言いつつ、忙しなく食事を済ませる。
私にとって太原は、二年前の平遥行きのタクシー事件といい、今回といい方角が悪いとしか言い様が無い地と成ってしまいました。
もし今後中国へ来ても、太原を通過することは避けようと思うばかりです。

旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 平遥地図・・・20元で購入したガイドブックより

    平遥地図・・・20元で購入したガイドブックより

  • 城隍廟

    城隍廟

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