2009/08/12 - 2009/08/12
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granateさん
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2009.8.12
トレンオテルでの一夜は過ぎ、まだ明けぬ窓の外の暗がりに目を凝らせば、そこは・・・・・!
「ええっ〜つ、何で!!!!!
何でまだこんな所なの!?」」
ガンバレ、トレンオテル!
バルセロナに着くのは、一体いつのことやら?
戦いの後のカフェテリアには、もう既に何一つとして食べるものは残っていませんでした。
そして、ぬるいカフェオレを渡してくれたセニョールは言いました。
「私だってぇね、もう、朝の5時半からずっと働き詰めなんですよ。。。」
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- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー
- 航空会社
- フィンランド航空
-
暗闇の中、目を覚ましました。
(今、どの辺なんだろう?
でも、この振動の無さは、もしかしてどこかに止まっている?) -
目を凝らして辺りを眺めると、
向かい側には、別のトレンオテルが止まっておりました。
「・・・・・???」
さらに目を凝らすと、駅名の看板を見つけることができました。
そして、その衝撃の駅の名は・・・・・。
「プエルタ デ アトーチャ!!!!!
・・・・・って、なんで!?
マドリードじゃん!
一体どうなってんの???????」
ただ今の時刻は、朝の6時過ぎです。
「え〜〜〜〜っ!」 -
「確かに、この時間にして 起こしてもらえない訳だ。」
-
昨夜のこともありますし、
念のため、また早めに食堂車に行くことにしました。 -
昨夜と同じ席を選んで 着きました。
-
ただ今の時刻は、AM6:50。
今いるところが、実はまだマドリードであったという衝撃は、いまだに収まりません。
「マドリードからバルセロナまで、
renfeの誇るAVEでだって2時間30分から3時間かかるって言うんですよ!
トレンオテルが、この先どんなに頑張ったって。。。。。」
「7時半にバルセロナ着なんて、絶対ムリ!」 -
と、そこに
「おはようございます。」
と昨日のウェイターの男性がにこやかにやってきて、
オレンジジュースを持ってきてくれました。
(ああ、セニョールも、昨夜は対応で大変だったんだろうなぁ。) -
オレンジジュースを飲みながら、
「あ、あれ!」
と、fさんが言いました。 -
<世界の車窓から>に憧れて、
列車の窓を開けて風に吹かれてみたかったのですが、
スペインの車窓(今回乗った トレンオテルとAVE)は見事に皆、開かなくなっておりました。
そんな訳で非常事態時には、上の画像のハンマーで窓ガラスをカチ割って脱出を試みるということなんですね。 -
そして、朝食が運ばれてきました。
今回はコンチネンタル ブレックファーストにて、
以上!
となります。 -
朝食後は、個室に戻り
-
まだまだ時間があることになってしまったので、
歩き方にてバルセロナの予習をします。 -
こちらは、風力発電用の風車でしょうか?
スペインの昔ながらの風車も、見てみたかったです。 -
「このモニターも、飛行機みたいに
先頭車両から進行方向の様子が見えたらいいのに。」
と、勝手なことを言う私。 -
その後、再度歯を磨こうと洗面所に行きますが、
その途中で水が出なくなりました。
「fさん・・・・!」
とハブラシを口に突っ込んだまま、
私のベッドの所から昨日買った水を撮ってもらいました。
「いやぁ、シャワーとか浴びてなくて良かった!」
個室の水は出なくなることもあるので、
予備に大目の水を持って乗車することをお勧めします。 -
だんだんと明るくなる 外の景色を眺めながら、
-
日本にいる、お世話になったあの方へ
メールを送ります。 -
デジカメのバッテリー残量が怪しくなってきたので、
予備バッテリーの充電をします。
と、そこへドアをノックする音がしたので出てみますと、
昨夜の乗務員さんが、たくさんの新聞を抱えて言いました。
「おはようございます。
新聞はいかがですか?」 -
その後も暇を持て余し、携帯からm○xiを見てみると、
猫たちと一緒に家のお留守番をしてくれているNさんが、
日記の更新をしておりました。
そして、数日ぶりの猫たちの画像もUPされておりました。
先日の地震の時は、猫たちが暴れだして大変だったようです。
Nさんの話では、それ以上に家のマンションの地震警報のカウントダウンアナウンスが異様に怖かったとのことでした。 -
そしてまたドアがノックされ、
今度は先ほどの乗務員さんが、
ボトルの水を持ってきてくれました。 -
「あーぁ。
後どの位で、バルセロナに着くんでしょうかね?」 -
だんだんと、人々の暮らしている様子が感じられる地域に入ってきました。
-
個室では、もちろんエアコンの温度調節も可能です。
暑がりと寒がりが、狭い個室に一緒にいるがために起こる、攻防戦。
設定温度を上げようとするfさんに対し、
私の
「待った!」
の声が掛ります。 -
すぺいん はたらくじどうしゃ
-
そしてついに、トレンオテルは駅らしい駅に到着しました。
-
「ああ、良かった!」
-
ここまで来れば、後もう少し!
-
ここまでに貯まった小銭を確認しつつ、
1ユーロの裏の新たなデザインをチェックします。
「これは、どこの国の なんだろうね?」
そして、貯まりに溜まったセンティモの小銭を使いに、私はカフェテリアに行くことにしました。
昨夜撮れなかった、カフェテリアの画像も撮りたいことですし、小腹も空いてきましたし。
隣の食堂車を突っ切っていくと、数人の乗務員さんたちが、神妙な面持ちで新聞とにらめっこをしておりました。
この時間では、さすがに食堂車を利用するお客さんもいないようです。 -
そのまた隣のカフェテリアに行くと、
こちらもまたお客さんは 1人もいませんでしたが、
同じく軽食や菓子類も何ひとつとして残されておりませんでした。
そして、憔悴しきった様子で、昨夜のカフェテリアの係の男性がおりました。
「あの、すみません。
もう、ドーナツとかありませんか?」
「・・・もう、カンプ デ タラゴナも過ぎましたし、もうすぐバルセロナに着きますから、
そちらで何か買ってください。。。。」
セニョールは、まさに戦いの後ともいうべきが、
ぐったりとした口調で言いました。
「私だって・・・・、私だってぇね、朝の5時半からずっと働き詰めだったんですよ。。。」 -
こんな行きずりの東洋人に愚痴ってしまうほど、
セニョールも大変だったのでしょう。
「なんで食べ物が無いんだーーーーー!!!」
って、お客さんたちに逆切れもされたことでしょう。
こんな時に、スペイン語では何て言えば良いのか。
「ひどい出来事でしたね。」
これはニュアンスがちょっと違う?
「たくさん働きましたね?」
これもなんだかなぁ。
日本語だったら、
「本当に いろいろとお疲れ様でした。」
と、なるんですけど。
暫し黙り込んでいた私に、セニョールは言いました。
「あ、待ってください!
コーヒーだったら少し残っていますよ。」
セニョールがカップに注いでくれたコーヒーは、
まさにほんの少しで、そのカップの半分にしかなりませんでした。
「あ・・・・・。
待ってください、ミルクを足しますから。」
セニョールが手渡してくれたコーヒー・・・、もとい、カフェオレは本当にぬるくて、まさにその戦乱の後を感じさせました。
そして、その横で食堂車のウェーターの男性が、
手書きで売上を計算していたので、彼に小銭でカフェオレの代金を渡し、
「列車がだいぶ遅れていますけど、何かあったのでしょうか?」
と、尋ねてみました。
「昨夜も、あれからすごく雨が降ったんです。
それでこんなに遅れてしまって。」
と、彼は言いました。
このような状況では、とてもカフェテリアの画像を撮ることが申し訳なくて、
私は そのぬるいカフェオレを持って、個室に戻りました。 -
ぬるいカフェオレを飲みながら 感慨に浸っていると、
部屋のドアを、ノックする音がしました。
今朝やってきた乗務員さんが、部屋のカードキーを回収にやってきたのです。
「お待たせしました。
さあ、もうすぐバロセロナですよ!」 -
そして、ついに、ついに到着しました!
-
バルセロナ、
バルセローナです!
ただ今の時刻は、なんともうすぐ11時!
3時間半遅れにて、たどり着きました。 -
長い時間、本当にありがとう、
トレンオテル。
そして、おつかれさまでした! -
私たちの行くところ、
まさにネタが尽きずです。 -
嬉しいような、
悲しいような。
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