2009/08/03 - 2009/08/10
17位(同エリア62件中)
ちゃおさん
朝8時に大同の駅前を出たバスは、2時間程乗った所で一度トイレ休憩をし、それからは前方に見える山に向って進む。この山が当然に五臺山の端の山かと思っていたが、中国が広いと感じるのは、この山を越えると又再び平原の中に出て、中国国鉄の五臺山駅のある大きな街を通り越して、そしていよいよ本当の五臺山に入るからである。
今ここに今から70年ほど前の昭和15年に、学術研究の為に五臺山を訪問した日比野丈夫、小野勝年両博士の「五台山」という著書が東洋文庫から出版されている。
この山に入山するにつけ、当時の外務省、満鉄、中国政府、京都の東方文化研究所などが全面的にバックアップし、二人の為に大勢のキャラバン隊が組織され、五台山に向ったが、それでも当時とすれば、かなりの難事業だった。
今はこうして近代的な高速バスで、険しい坂道も一気に登ってくれる。外国人乗客は当方一人とは言え、全く心配ない。
その本にも書いてあったが、当時も今も五台は平野部の少ない痩せた土地の僅かな空間に集落があり、僅かな耕作地を耕す姿は70年経った今も変わらない。
この山は信仰の山で、隋・唐の以前から各地から集まってくる信者、特に、蒙古、チベット、西域等からの人々の落とすお金で潤っていた、と言われているが、それは今でも変わらないかも知れない。
前を石炭を満載した三輪トラックが喘ぎ喘ぎ登っていく。坂道につき、バスも中々追い抜けない。谷合に広がる集落を眺め、道路から垂直に切り立つ崖を眺め、山中の道路を1時間程走り、木塔から2時間、五臺山東臺頂のある鴻門のゲートに到着する。
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