2009年夏のバカンス　第5章　vol.9　ピーマン(唐辛子)の産地、エスペレット

2009/07/28 - 2009/08/02

早々とバイヨンヌを後にし、Piment(唐辛子)の産地であるエスペレットに向かいました。エスペレットは予定には入れていなかったのですが、予想外にバイヨンヌを早く去ってしまったため急遽寄ることに。山間の小さな町でしたが、意外とお店も多くて楽しめました。

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今回の旅はいろいろな意味で感慨深い旅でした。まず一番の旅の目的は旦那の母の退職記念。一昨年同じ大学を退職して名誉教授になった旦那の父に引き続き、今年は旦那の母が40年間勤めた大学の教壇からおりました。その記念＆お祝いです。そして、この旅行の間には、旦那の両親の結婚記念日とippuni夫婦の結婚記念日もありました。かなりの長旅のうえ、毎日深夜に寝るというハードスケジュール。それでも誰一人弱音を吐かずにお互い各自の義務を果たしながらの素敵な旅でした。

***今回の日程***
7月10日(金)　旦那の両親　フランス上陸
7月11日(土)　ジヴェルニー「モネの庭園」→エトルタ　※ル･アーヴル泊
7月12日(日)　モン･サン･ミッシェル　※サン･マロ泊
7月13日(月)　サン･マロ→グランヴィル　※カーン泊
7月14日(火)　カーン→ルーアン→パリ
7月15日(水)〜7月19日(日)　旦那の両親にパリ案内
7月19日(日)　夜パリ→ウプサラ(空路)　※ウプサラ泊
7月20日(月)　ウプサラ→シグトゥーナ→ストックホルム　※ストックホルム泊
7月21日(火)　ストックホルム　※ストックホルム泊
7月22日(水)　ストックホルム　※ストックホルム泊
7月23日(木)　ストックホルム→ベルゲン(空路)　ベルゲン近郊ソルストランド泊
7月24日(金)　フィヨルド観光　※ベルゲン泊
7月25日(土)　ベルゲン　※ベルゲン泊
7月26日(日)　ベルゲン→パリ(空路)　※サン･ジェルマン･アン･レー泊
7月27日(月)　旦那の両親が韓国に帰国
7月28日(火)　パリ→モンティニャック(車)　※モンティニャック泊
7月29日(水)　ラスコー2→サルラ→サン･シル･ラポピー　※トゥールーズ泊
7月30日(木)　トゥールーズ→ルルド　※ルルド泊
7月31日(金)　ルルド→ポー→サン･ジャン･ドゥ･リュズ　※スペイン領ビダソア泊
8月1日(土)　バイヨンヌ→エスペレット→ビアリッツ　※アイノア泊
8月2日(日)　アイノア→パリ

エリア フランス

地図もなく、知っている住所はアトリエ･ドュ･ピーマンだけ･･･

ということで、ナビをアトリエ･ドュ･ピーマンに設定していざ出発！

ナビの目的地が微妙にずれていて、1度迷って到着。
中に入るとピーマングッズでいっぱい♪

でもお店の店員さんにピーマン畑を最初に見てくるように言われて、一度外へ出ました。

アトリエ･ドュ･ピーマンの前にはピーマン畑があります。

お店の人は、(韓国人である)旦那に向かって、
｢ピーマン(唐辛子)について知っているか？｣と。

唐辛子なしでは語れない韓国の食文化。そんな韓国人である自分に向かって「唐辛子について知っているか？だなんて･･･。我々のほうがもっと唐辛子を食べているんだ。」と少々興奮気味な旦那。

唐辛子対決

この後旦那は、唐辛子関係の見たもの全てにケチをつけていくのでした･･･

唐辛子を一つずつ見ながら、「これ、腐っている」とか「やつらは韓国の立派な唐辛子を知らない」とかブツブツ言う旦那。

暑いのに、ご苦労様。

そんなエスペレットの唐辛子たちをバックに旦那を入れて記念撮影＾＾

ピーマン(唐辛子)の花

初めて見ました。
唐辛子、唐辛子といっている旦那も始めてみたそうです(笑)

さて、気を取り直して、またアトリエ･ドュ･ピーマンに入ります。

唐辛子の入った食べ物、ジャム、チーズ･･･色々ありましたが、どれもあまり買う気にならず、結局瓶に入っている唐辛子のパウダーを買いました。

お店の人に、町の中心部がどこにあるのか聞いて、町の入り口の駐車場に車を止めて町並み散策開始！

と、その前に･･･

駐車場前には小川が流れていて、とっても涼しくて気持ちが良かったので、少し小川で遊んでいくことにしました。

地元の子供たちもここで遊んでいました。

水がとっても綺麗です♪

緑がいっぱい♪

洗濯物とかも干してあって、いい感じ♪

さて、そろそろ町中へ行ってみることに･･･

ちょっと手前で車を止めてしまったらしく、町の中心までは少し歩きました。

といっても5分くらいすが。

家の壁にも唐辛子。

紫陽花がいっぱいの、来た道を振り返り･･･

町中に到着！

でもなんだか雲行きが怪しい＾＾;

数分前まであんなに晴れていたのに、今にも雨が降り出しそう･･･

気温もいきなり寒くなってきたし･･･

とりあえず、雨が降り出してもお店がいっぱいあるから大丈夫！

ということで、しばらく町を歩き回ることにしました。

町中は唐辛子でいっぱい♪

ネックレスも唐辛子＾＾

記念に買えばよかったかなぁと、この写真を見ながらいまさら後悔しかけています。

これはバスク地方伝統の模様だそうです。

唐辛子の刺繍入りクロスを自分用のお土産に一つ買いました。

フラワーショップにも唐辛子

たくさんあるお店ももちろん殆どが唐辛子グッズ。

かなり徹底しています･･･。

いたるところに唐辛子があります。

と、その時･･･

やはり雨が降ってきてしまいました〜

結構な土砂降りで、急遽目の前にあるパン屋さんに入りガトーバスクタイム♪

パン屋さんじゃなくて、お土産屋さんに入ればもっとゆっくり雨宿りが出来たのに･･･。

パン屋さんは、中で食べられる場所がなかったので、外の軒下でガトーバスクを食べることになってしまいました。

でも美味しいからよしとします♪

私も旦那もガトーバスクが大好きになりました♪

残っている丸い大きいのを買って帰ろう･･･と旦那は言うのですが、雨降ってるし、紙袋に入れて渡されても、びちょびちょになっちゃうし･･･と、却下。

私も食べたかったのですが、諦めました。

パン屋さんの前のお店も雨が降ったらいきなり人でいっぱいに（笑）

少し小降りになってきたので、町歩き再開です。

こちらは、唐辛子入りの香水のお店。

なかなか香りは良かったです。
買わなかったけど･･･＾＾;

町中では日本人の取材班発見。

雑誌かテレビで近いうちにエスペレットの町が紹介されそうですね。

バスク地方の伝統衣装の一つ。
赤いベレー帽。


この後、最終目的地であるアイノアの村に向かいます！

が、無事にアイノアの山間のホテルにチェックインしたあと、旦那がジャケットをスペイン領ビダソアのホテルに置いてきてしまったことに気づき、慌てて電話をして確認。やっぱりジャケットは前日泊まったChurrut Hotelにありました･･･。

なんたること！

でも仕方がありません。取りに行くしか。
ということで、アイノアのホテルをチェックインした後、またビダソアに行ってきました(涙)

1〜2日の間になんど超えるんだろう、国境。
そしてあの山道･･･。

無事にジャケットを受け取り、もうこの日はアイノア散策は無理だと判断したippuniは、ビアリッツに海でも見に行くことにしました。

海と紫陽花･･･

なんだか鎌倉みたい＾＾

もう夜20時頃で、結構肌寒くなってきたというのに、いきなり旦那が海水浴を始めると言い出し･･･。

引き止めたけど、どうしても海に入りたいというので旦那だけ一人で海辺で遊ばせることにしました。

結構波も高いし、寒いのに･･･

というかこの辺、海水浴している人があまりいなくて、ボディボードや波乗りをしている人ばかり。

まぁ、旦那がそれでも楽しいのなら･･･。

でも海の潮風が気持ちいい♪

雨上がりだったので、あまり人もいなくていい感じです。

景色ばかりではなくて、自分(旦那)の写真をもっと撮れと言ってくる旦那･･･。

わざわざそれを言いに、海から陸まで･･･。

しばらく、泳がせていましたが、暗くってきたし、また雨が降り出しそうだったし、お腹もすいたし、寒くなってきたので、いい加減にもう行こうと旦那を呼び出し出発。

少し海辺を歩きたかったのですが、時間的にももう遅くなってしまったので、ビアリッツ散策はしませんでした。

町中にあったギャラリーラファイエットの地下で食料を購入して･･･

でもレジは大行列で40分近く並びました。

デパ地下にも唐辛子グッズがいっぱい♪

旦那のジャケットを取りに行ったり、旦那がいきなり海水浴を始めたり、レジで40分も並んだり･･･と思わぬ時間のロスが生じて、外へ出たらまた雨。

夕食は海の見えるレストランで食べてからアイノアのホテルに戻ろうとしたのですが、食欲もうせてしまい、まっすぐホテルへ戻ることにしました。

ホテル到着後、ホテルのレストランで食べようとしたら、なんと21時でクローズしたとのこと。
夕食が食べられなかったippuniはとにかく旦那を攻めながら、持っていた果物とクッキーでお腹を満たしました。

今日は長い長いバカンスの最後の夜だというのに･･･。

バカンス最後の明日は、パリに戻る日。
でもパリに戻る前に朝早起きして、最後の目的地であるここ、アイノアを満喫します！