2020/06/17 - 2020/06/24
73位(同エリア365件中)
- #サン・レオン
- #ドルドーニュ川クルーズ
- #フランスの最も美しい村
- #ベナック・エ・カズナック
- #マドレーヌ岩陰遺跡
- #マルクィサック庭園
- #マルテル
- #世界遺産
- #コロンジュラルージュ
- #テュレンヌ
関連タグ
bettykoさん
- bettykoさんTOP
- 旅行記58冊
- クチコミ13件
- Q&A回答4件
- 61,653アクセス
- フォロワー14人
コロナによるフランス国内移動制限が解除されてすぐ、パリからレンタカーで7泊8日のフランス南部&南西部の旅へ。
カルカッソンヌとラスコー洞窟がメインだったのですが、そのほかにも日本のガイドブックには載っていない「フランスで最も美しい村」に登録されている村などを訪れました。天気にも恵まれてコロナによるロックダウンで溜まったストレスを緩めることができました。
この時、EU域内移動もすでに解除されてはいたものの、外国人観光客はほとんどおらず、国内旅行者もまだ少なかったので、通常なら激混み覚悟の観光地をゆったりまわることができました。
それにしても、南の人達はパリと違ってマスクをしている人がほとんどおらず、ある意味カルチャーショックでした。
主なルートはパリParisから車で、リヨンLyon(1泊)→セヴェンヌ国立公園Parc National des Cévennes →ユゼスUzès(1泊)→ニームNîmes→カルカッソンヌCarcassonne(2泊)→トゥールーズToulouse→サルラSarlat(2泊):ラスコー洞窟Lascaux+ペリゴールPérigord地方とドルドーニュ渓谷Vallée de la Dordogne(1泊)→パリParis
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
宿のテラスでゆっくり朝食をとり、チェックアウトをして向かった先は、ラ・ロック・ガジャック村(La roque-Gageac)。サルラから車でほんの20分ほど。断崖絶壁に張り付くように形成されててなかなか見応えあり
-
目的は、この村の前を流れるドルドーニュ川から出発するボートツアー。
昨晩、当日の流れで適当に行き先を決めよう、宿も次を探すのが面倒だからと同じところに延泊しようと考えていたダンナと、時間ロスを防ぐためにある程度行き先を決めたい&せっかくなので違うエリアの宿に泊まりたい私との間で喧嘩となった挙句、最終的に私がネットで見つけて提案し決まったプラン。だんながボート会社に電話したら鳥がより多く観察できる午前中を勧められたらしく、11時発を予約しておいたのです。大人1人8,5ユーロだったかな -
ナマでガイドさんの説明を聞きながらゆったりとした時間。説明はフランス語
通常は他言語イヤフォンがあるっぽいけれど、コロナのせいかなかった。乗客乗員は全員要マスク。 -
景色を見ていたら、なんと崖の上に展望台発見!
ガイドさんの説明によれば、マルクィサック庭園内の展望台とのこと。これは行かねば -
鳥のさえずりもたくさん聞けて、野鳥も見れたし、緑いっぱい、きれいな空気を吸ってのクルーズは大正解。1時間という長すぎず短すぎなのもいい
-
クルーズのあとはほんの少しだけラ・ロック・ガジャック村を散策
-
エキゾッチクな植物がいっぱい。あとでネットで調べたら、崖を背景に南向きにさらされている独特の地形はが地中海や南国の植物が育つのに適した特異な気候を生み出しているらしい
-
下から崖に建つ村を見上げた時に見えて気になった小さな教会へ
-
内部はシンプルだけれどかわいい。なんだかすごく女性っぽい雰囲気
-
中世っぽい
-
ポストもかわいい
-
にゃん発見!邪魔しないように望遠で撮影
村散策、時間が気になったので一部見たのみだったけど、小さな村なので今になってみればもう少し歩いてみてもよかったな
この後、クルーズで見て気になった展望台のあるマルクィサック庭園へ -
イチオシ
マルクィサック庭園、入場料9,9ユーロ。入口から展望台までは、オーナーの趣味でものすごい数の種類の植物が植えられ、しかもきれいに手入れされた庭を散策しながら30分ほどの行程
そしてつきました!標高192m。高所恐怖症気味なので、さすがに展望台の端に近づくのは怖かった -
先ほどクルーズをしたドルドーニュ川
-
ラ・ロック・ガヤック村も見渡せます。望遠撮影
-
庭には面白いオブジェもあったりでなかなか楽しめる
実はここの庭の見所は、人間の手で立体的に刈り込まれた樹齢100年のツゲの木の庭園(Chaos de buis)なのだけれど、サイトに載ってるような景色を見るためには上から見下ろせる場所からでなくてはならず。が、そういう場所が見つからず、写真も撮れなかった。お城の日本式2階からだったら絶対見れるはずなのだけれど、コロナのせいかもともとそうなのか2階は見学できず。残念 -
疲れたので、庭園内のテラスカフェで一息。遠くには別のお城も眺められる。
写真のおじさんの後ろにくじゃくの羽があるのわかります? -
なんとこの子が美しい羽を広げていろんな人にエサをねだっているのでした。私たちのところにもきたし。
観光客があげつけちゃったんだろうなあ。よくないよねえ。。。そんなおねだりしたって私は君のためを想ってあげないよ -
地方名物ってことでお約束のくるみタルトと季節のいちごタルト。くるみタルトはまあまあ。いちごタルトは予想外に美味しかった。
フランスでアイスティーっていうと甘い缶のジュースがでてくること多々なのだけれど、ここのはうれしいことにホームメイドでノンシュガー。喉が乾いてたのであっという間に飲んでしまった -
どこか見学できる先史時代の洞窟がないか車を走らせていて通りかかったベナック・エ・カズナック村(Beynac-et-Cazenal)。ここも「フランスの最も美しい村」の1つ
崖の頂上に見えるのは城の教会 -
郵便局がかわいい~。中はきっと近代的なんだろうけど・・・閉まっていて確認できず
-
城が見学できないせいもあってか観光客はほんのわずか
-
騎士のデザインが施された扉
-
昔の井戸かなあ
せっかく頂上まで登ってもお城の中を見学できないんじゃあねっってことでお城までは行かず、ここもさらっと村の一部を散策して終わり
正直「フランスで最も美しい村」があちこちにありすぎて、雰囲気も似てるからお腹いっぱい気味だったのと、暑い中庭園内をたくさん歩いたので坂を登る元気がなかった -
先史時代の洞窟住居跡。崖にぼこぼこ開いている穴に木を差し込んで小屋を建てたりしていたらしい。
この周辺はクロマニョン人の骨が見つかったところで、車を走らせていると至るところに彼が住んでいたボコボコと穴の開いた崖を目にすることができる。
そのいくつかは、この写真のように子供も楽しめるテーマパーク的な場所になってるところもあり。子連れだと楽しみながら学習ができていいかも。 -
コロナの影響で洞窟の多くは見学不可だったけれど、サイトをチェックしたら「マドレーヌ岩陰洞窟」が見学できるというので行ってみることに。
なんとラスコー洞窟とともに「ヴェゼール渓谷の装飾洞窟と先史遺跡」として世界遺産に登録されているところだった -
ここは、先史時代から人が住み、中世の時代にはこの遺跡を利用して村がつくられたそうで、現在はその村跡が見学可能。入場料7,5ユーロ。私はガイド証のおかげで割引料金。受付の女の子、偽物でないことを証明するために写真の貼ってある部分を開いて見せようとしたら「私も持ってるから本物だってわかるわ笑」って。でもこの日はガイドツアーがなくて残念
-
崖を利用して建てられた中世の教会
-
中世時代のパン屋の釜跡
-
村が形成されている崖からはドルドーニュの美しい風景が。ここでの生活は厳しかっただろうけれど、こんな美しい風景が毎日眺められたんだなあ
ここでもカヌーしてる人たちが。私もカヌーしたかったな -
ほとんど廃墟の城塞跡
-
その後、宿のオーナーおすすめのサン・レオン・シュル・ヴェゼール村へ。ここも「フランスの最も美しい村」の1つ
-
ヴェゼール川沿いの小ぢんまりしたかわいい村。
これまで見てきた中世漂う村というよりは、いい意味で開放的な雰囲気というか、
ちゃんと時間が動いている感じがする村 -
教会で私の目を引いたマリアとキリスト像
-
絵葉書みたい
-
気になって入ってみた地元アーティストの店
ここで自分用にアクセサリーを買ってしまった。正確には私よりもダンナが気に入って買ってくれた。遅めの誕生日プレゼントって言ってたけれど、珍しいこともあるもんだ。なにかやましいことでもしてるのか?!笑 -
シベリアマンモスの骨で作った1点ものペンダント。密猟による象牙ではありません。すでに絶滅しているマンモスの骨とはいえちゃんと正規ルートで入手されているもので証明書も見せてもらい安心して購入。これを作ったアーティストによると、ここのところの地球温暖化で氷河が溶け、シベリアでは多くのマンモスの骨が出土してるんですって
-
すでに夕方6時を過ぎていたのでこの村で夕食をすることに。
「レストラン・ドゥ・ラ・ポスト」(Restaurant de la Post)という地元レストランが気になったけれど、メニューがトラディショナル系で重たそうだったのと、時間的に開店時間の19時まで待ちたくなかったので、川沿いというシチュエーションが気に入った店で軽い夕食を。 -
私はタルティンヌ、だんなはシャルキュトリーの盛り合わせ。ここのパン・ド・カンパーニュがめっちゃ美味しかった
川沿いのテラス席が気持ちよかった。ヴァカンスに来たなあって感じ笑 -
ナイスショットいただきました!
-
西陽にあたってきれいなテュレンヌ城を車窓から眺めながら今夜の宿へ
この日の宿はカヴァニャックという所にある「La Grange」というB&B。サン・レオン村からは車で1時間ちょっと。Booking.comの口コミにオランダ人オーナーって書いてる人がいたけれど、実際は定年したスコットランド人夫婦だった。オーナーは気さくで、庭続きの部屋はすごく広く、いい宿だった -
翌朝、ボリュームたっぷりのコンティネンタル朝食を食べたあとチェックアウト。ここの宿のオーナーにすすめられたマルテルという近くの村のマルシェへ
屋根付き建物は18世紀の市場 -
建物内部にも店が。観光客向けと地元向けの店が入り混じってるかんじ
マスクしてない人多いですねー -
村の様子
-
観光局。中世っぽい雰囲気
-
この村でハンドメイドアクセサリー購入。手頃な値段だったので2つも買ってしまった
あとこのアクセサリー店のすぐ近くに「Comptoir de la noix」というくるみ専門の店があり、ここでくるみのキャラメリゼを友達と休暇中猫の世話してくれてる子用に購入。店内でくるみをキャラメリゼしてて、勧められて味見したらすごくおいしかった。コーヒーのお供に最適。手頃な値段なのもいい -
マルテルのマルシェをさらっと見たあとは、今日の目的地コロンジュ・ラ・ルージュへ。ここも「フランスで最も美しい村」の1つ
-
村名に赤という意味の「ルージュ」が入っているだけあって、赤レンガの建物が特徴の村。全ての建物が赤、赤、赤
-
結構な人出だったので、混む前に、と着いて早々ランチへ
広いテラス席があって賑やかでよさそうだった「Le Cantou」へ。でも私たちが言った時はすでにテラス席は満席 -
でも外はすごく暑かったし、クーラーは当然ないけど中はひんやりしてたので室内席で正解だった。ここもあっという間に満席。予約してなかったので早めにきてよかった
-
3品24ユーロのランチメニューを。
前菜にセップ入りパテ。うっかり勘違いして苦手なパテをたのんでしまった。レバーの匂いが苦手なんですよ。もったいないから全部食べたけど。パテ好きのダンナはおいしいって食べてたので、おいしいんだと思う -
プラス3ユーロでがっつりリムザン産ステーキ。ずっと軽めの夕食ばっかりだったから私もだんなも肉に飢えていた苦笑。ソースは近くのブリーヴ(Brive)という町の特産、ブドウを使って作るヴィオレットマスタードソース(Moutarde Violette)。このソース、日本人のブログで紹介されていたのでここで味見できてラッキー。でも私には甘すぎてだめだったので買うのやめた。いずれにせよ紹介されていた店もコロナのせいか閉まっていたんですけど。
付け合わせは鴨の油を使ったサルラ風ジャガイモのソテー。 -
デザートは、ダンナは本日のデザート盛り合わせでチェリーのタルトとくるみのタルト。私はスフレ・グラセ・オ・ノワ。冷たく凍らせたくるみのスフレ。ヌガーアイスみたいな感じで結構美味しかったなあ。真ん中のシロップはなんだったか?記憶なし・汗。
このボリュームでこの値段、パリならありえないな -
食後、レストラン併設の帽子屋で二人して帽子を1つずつ購入
暑くて頭皮がヒリヒリ痛かったので。早速かぶって村散策。前日買ってもらったペンダントもつけて。 -
ブドウがなってる。花はタチアオイかな。素敵だなあ
-
ここも赤レンガ
-
教会も赤レンガ
-
もちろん内部も赤
-
この村は他と比べて結構な人でしたけど、これでも通常よりは断然少ないんだろうなあ。閉まっている店やレストランもいくつかあったのはきっとコロナのせいね。
帰り際に、ランチをしたレストランの目の前の店で自分用にくるみオイルを購入。これは工場で大量生産されているものではなく、個人経営のくるみオイル製造所で作られたもの -
コロンジュ・ラ・ルージュを後にパリへ帰途につく前に、トゥレンヌの村に立ち寄り。この村は強固な城塞の下に佇む10世紀にわたって続いた強大な子爵の領地だったらしい
ひたすら急坂を登り -
やっと城の塔がみえてきた
城と塔の見学は大人5,5ユーロ。個人所有の城なので水戸黄門的ガイド証は役立たず。 -
塔からの眺める村の全景。この塔の階段もめっちゃ狭くて急で大変だった。
城内はほんの一部しか見学できず大して見所なし。
帰り路、村内のカフェで休憩し、この旅も終了。車で5時間半ほどかけて一路パリへ。
いつでも行けるからと後回しにしてしまいがちな国内旅行だったけれど、今回来れてほんとよかった。さすがフランス、世界中の人を魅了するだけあるな、と実感。充実した1週間の旅だった
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
フランス の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ フランス南部&南西部 車旅
0
62