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2009/06/13 - 2009/06/14
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kazuuzooさん
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6月13日: 横浜−郡上八幡−五箇山
6月14日: 五箇山−白川郷−横浜
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
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ETC高速\1,000を利用して1泊2日でどこかへ行こう!ということで決まった場所が白川郷、五箇山でした。
横浜を朝の8時に出発!
5〜6時間かな!?と思っていたのですがやはり?渋滞にはまりました。一気に五箇山まで行っても良かったのですが、せっかくなので昼ごはんを兼ねて郡上八幡へ。
昼ごはんと言っても到着した時はすでに2時半位でした。 -
さっそくそばを食べて、郡上八幡の散策開始です。
まずは宗祇水へ。
入り口はなんか縁日みたいです。 -
柳、水、橋となんか風情があります。
-
この宗祇水、仕切りがあるのが上の写真でも分かりますが、各仕切りで使い道が違います。
飲用、スイカなどを冷やすスペース、野菜を洗うスペース等々説明書きがちゃんとありました。 -
郡上八幡の街は昔からの城下町、古い建物も非常に
多く歩いてるだけでもタイムスリップした気分になれます。 -
やなか水の小町です。
郡上八幡は古い街並みとともに水場が非常に
多い気がします。ここの水場もアジサイが咲いていて、石畳があって、非常に雰囲気がいいです。 -
山の上に郡上八幡城が見えます。
時間がなくて行けなかったのですが、1933年に今の天守閣はできました。
八幡山の頂上にあるのですが、やっぱり上から見れば敵がどこから来るかもわかりやすかったのでしょう。
冬は寒いでしょうが…
郡上八幡の散策もこのくらいにして、五箇山へ向かいます。ここからまだ1時間は掛ったでしょうか!? -
五箇山に到着した時にはもう日が暮れかけてました。
今日は合掌造りの宿に泊まります。合掌造りの宿は日が暮れるとすぐに晩御飯でした。若干あわただしく食事の準備。でもおかげてのんびり夜を過ごせました。
食事後、五箇山の相倉集落を散策。夜は8時まで??9時まで??
忘れちゃいましたが合掌造りの集落全体でライトアップします。 -
ひっそりとたたずむ夜の合掌造りです。
そういえば、6月だというのに蛍が1匹だけ、しかもほんの一瞬だけ見えました。流れ星のようにあっという間だったのですが、すごく印象深い光でした。
ぶらぶらして宿に戻ると…もう部屋の電気が消えているところも。合掌造りの村の夜はすごく早く眠りについていきました。 -
翌朝、夜が早かったせいもあるのでしょうが、朝も早かったです。合掌造りで食べる朝ごはん、こんな感じでした。もう8時前には続々とチェックアウト。結局最後の宿泊客になってしまいました。
若干のんびりしてチェックアウト。
チェックアウト後昨日の夜散策した相倉集落を再び散策開始! -
ほかの宿泊客のみなさんが帰った後も少しのんびりしていざ出発!
まずは昨日昼間見れなかった相倉集落を今一度散策。 -
相倉集落自体は小一時間もあれば見終わってしまいます。そんな中、この場所のこの風景がなんか一番気に入りました。集落のどこっていうと説明できませんが…
-
集落入り口の駐車場から高台に上る道を5分くらい行くと集落を一望する場所があります。そこからの五箇山相倉集落の景色です。
この相倉集落に来るには最後に山を一気に上がってきます。まさに天空の村のような雰囲気。周りはとても静かです。 -
集落の周りを散策していると…なんとカモシカ?
にバッタリ!お〜すごい!と思ってましたが、これ、もしバッタリがクマだったらと思うとちょっとドキドキです。集落からホントあるいて2−3分のところでしたので、ひょっとすると集落にもたまには珍客が訪れるのかもしれません。 -
夫婦ケヤキです。
高さ27m、最大直径8mの大きな木です。
昔、大きな雪崩があったときに集落に雪崩が来るのを防いだと言い伝えられているそうです。 -
相倉集落の散策をこれくらいで切り上げ、山を下りて庄川沿いまで来た上梨地区まできました。
ここには、村上家という文化財があります。
この村上家の中は合掌造りの時代の品物の展示、そしておえと言われる囲炉裏の居間で、いろいろな話を聞けますし、生でこきりこ節も聞けました。それにしてもこきりこ節、いろいろなところで聞けるのでちょっと口ずさむようになっちゃいました。国指定重要文化財 村上家 名所・史跡
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合掌造りは、基本的に土台の壁までの部分をきちんと
作り、その上の屋根は結構簡単にできています。これは屋根に雪が積もっても雪の重さで撓むことで家がつぶれるのを防ぐための知恵です。
そのため、家屋部分に屋根を置くような形になっているのですが、家屋部分に屋根部分の柱がのっかっている場所を撮ってみました。ちょっと分かりずらいですかね!?ちなみに右の縄に囲まれているのが屋根の
柱です。
囲炉裏の煙で黒くなってしまってます。 -
五箇山には昔年貢を納める産業がなかったため、この合掌造りの建物の中で火薬の原料になる塩硝を作って納めていた歴史があります。
その塩硝はこのような塩硝まやと呼ばれるところで、野草、糞尿などから作っていたそうです。
この調合、作り方は当時の加賀藩の極秘事項で五箇山のように僻地で塩硝を作ることがこの秘密を守る上でも都合がよかったようです。 -
五箇山は昔、明治維新までの約200年間、流刑地としての役割もありました。
この建物が流刑小屋です。中は大人1人がどうにか暮らせるくらいの広さ、食事等は建物左下の窓から渡されていたそうです。流刑小屋 名所・史跡
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流刑小屋から上梨地区をパチリ。
この写真に写ってる橋は昔ありませんでした。
昔は流刑者が川を渡れないように上梨地区のある庄川左岸とこの流刑小屋のある右岸は渡しのみだったそうです。しかも川からこの橋までは結構な高さ。今では橋でつながれているこの100m,200mが昔はものすごく遠い100m,200mだったのでしょう…流刑小屋 名所・史跡
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上梨地区を後にして菅沼集落へ。相倉集落からだんだんと南下してきました。
この集落は相倉集落より規模が小さく現存する合掌造りの家は9軒だそうです。 -
ちょうど隣に屋根の吹き替えを行っている家を見つけました。昔は一軒の屋根の吹き替えは村の人総出で一日で行っていたそうです。みんな協力して生きていったのですね。
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菅沼集落での一番好きな風景です。
ちょうど田んぼの稲が伸び始め、田んぼの周りには花が咲き、初夏ののんびりとした風景です。 -
菅沼集落での散策を終えて再び南下、続いて岩瀬家で寄り道。
この岩瀬家は合掌造りでは最大で、昔は35人も住んでいたそうです。ここでも囲炉裏で話を聞くことができます。そして家の中も見学できます。
この家の中で話を聞いていた時にひとつ発見が!
合掌造りの家の裏にはみんな池があるのですが、この池、60度ともいわれる屋根に積もった雪が自然に落ちてきたときに雪を融かすためのものだそうです。
なければ家が雪に埋もれてしまう!とのことでした。
なるほど〜生活の知恵ですね。国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡
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岩瀬家の内部見学!内部ですが、上層部はこのように板が隙間を開けて並べてあります。
囲炉裏の煙をここを通して上のほうに行かせるためとか…ここでは養蚕が行われていたそうです。国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡
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岩瀬家を見学して、一路白川郷へ。
山間を抜けると一大テーマパークのような白川郷に到着です。
まず、バスの量が五箇山とは違う、そして、車も人もすごい!!びっくりです。
駐車場で車停めてまずは遅めの昼食。メニューには飛騨牛!あっ、そういえば、白川郷は飛騨の国でした。五箇山は加賀の国。ただ、昔からこの2つの集落は国をまたいでいろいろと協力関係にあったようです。
で、昼食後、駐車場から白川郷の展望台にバスで向かいました。国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡
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よくガイドブックなどにも載る展望台からの風景です。
でもホントに良い風景。五箇山とは合掌造りの家の数も規模が違います。
まぁ観光客の人数も規模が違いますが… -
展望台から下界??白川郷の街並みまでは歩いて行きました。坂も下りなのでスイスイ。
で、到着したのが最大級合掌造りの和田家です。
ここも館内見学可能の合掌造りですが、さすがに今日3軒目は…だんだんとおなかいっぱいになってきて見学はパスすることにしました。 -
散策を続けていると道端に花が。合掌造り、花、田んぼ、のどかな昔の日本って感じです。
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最後に合掌造りを目に焼き付けて、一路横浜までの帰路へ。白川郷を4時前に出発、途中渋滞に巻き込まれて最終的に横浜に到着したのは11時半位でした。
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