南仏プロヴァンスに憧れて【１３】トゥールーズは穏やかで落ち着いた街だった

2009/06/27 - 2009/06/27

２００９年６月２７日（土）

パリ・シャルル・ドゴール空港の待合室は、ヴァカンスに出発する家族で、雑踏している。

このような雰囲気にいると、こちらまで元気になる。


目立つのは、子供の多さだ。

ヨーロッパの子供は、昔より騒ぐようになった。

観劇や食事にも、子供を同行する親が見られるようになり、子供のしつけについての考え方が変わったように思われる。


今日はヴァカンスの「グラン・デパール（大出発日）」なのだ。

トゥールーズ行きエア・フランス便は、満席だった。

イギリスから来た老夫妻が、腕白な孫の守に手を焼いているのが、ほほえましい。

おじいちゃん、おばあちゃんと孫たちの、僅かの人生で掛け替えのない交流経験なのだろう。


フランスの豊さを確かめようと、窓際の席を選ぶ。

確かにフランスは、畑と森とがモザイクに連なり、どこまでも平らだ。

雲も日本と比べて威圧的なものが少なく、大人しいような気がする。


１時間余りのフライトで、晴れ渡ったトゥールーズ・ブラニャック国際空港に着く。

午後８時なのに、日はまだ高い。

これからの８泊９日間われわれを運んでくれるバスが、迎えに来ていた。

運転士はクリスティーヌさん。

たくましくて優しい、中年のおばさんである。


今晩のホテルはトゥールーズの真ん中にある、キャピトール広場に面した「クラウン・プラザ・トゥールーズ・ホテル」。

トゥールーズは、都市圏人口１００万人に近く、フランス第４あるいは第５の都市と聞くが、空港から市心までは近く、静かな落ち着いた街並みである。


写真は「ソフィーさんのマイページ」（写真5,800枚）、
http://4travel.jp/traveler/katase/

スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」（写真2,400枚）
http://4travel.jp/traveler/takafumi/

文字が大きく読みやすい「片瀬貴文の記録」
http://blog.alc.co.jp/d/2001114

写真も文字も大きい新しく始まった「人生漫歩録」
http://kk1717.blog83.fc2.com/

エリア トゥールーズ(フランス)

キャピトール広場に戻り
カフェのテラスに休んだ
「キャフェ・アルベール」

メニューの表紙がしゃれている
つい一枚

ビールのメニュー
「ビエール・ア・ラ・プレッシオン」は生ビールのこと

ビールの本場と違って種類が少ない
一番普通の「heineken」は「アイネケン」と発音する

「エーデルワイス」を注文したら
ビールにレモンの大きな一片が入ってきた

レモン入りのビールは初めての味だったが
なかなかいける

広場の中央が賑やかだと思ったら
美女たちの「イラン不正選挙反対」デモだった
夜の１０時
今から抗議が始まる

ホテルの入り口