2016/08/26 - 2016/08/26
2位(同エリア581件中)
noelさん
2016年夏の旅の終わりは、ライン川クルーズです。
バッハラッハからカンプ・ボルンホーフェンまでの間の約1時間20分のクルーズでした。
KDライン社を利用してランチ付きのクルーズをしました。
Bachrach 12時15分発
↓
Kaub 12時25分
↓
Oberwesel 12時35分
↓
St.Goar 12時55分
↓
St.Goarshausen 13時05分
↓
Bad Salzig
↓
Kamp-Bornhofen 13時40分着
ライン川はスイスのアルプスに源を発し、リヒテンシュタイン、オーストリア、ドイツ、フランスを経てオランダで北海に注いでます。
長さは約1320kmです。
ドイツ人は
der Vater Rhein 父なるラインと呼んでいます。
ちなみにこれに対して
der Mutter Donau 母なるドナウと言われています。
それからライン川の語源ですが、「奔流する」とか「走る」という意味から発したケルト語のレーンRhenで、後にやってきたゲルマン人がラインRheinと呼ぶようになったようです。
ローマの歴史家のタキトゥスは「ゲルマニア」の冒頭でこのように述べてます。
「レーヌス河(ライン川)は、ラエティカ・アルペーヌ(現在のスイス東部のアルプス)の近寄りがたい急峻な峰に源を発し、軽くうねって西に向かい、北方の大洋に注ぐ。」と。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
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-
イチオシ
ライン川の旅行記ですが、これは川ではありません。
空です。
飛行機雲がシュー!!!と気持ちよく伸びていました。 -
案内板です。
この先はザンクト・ゴアール
左はバッハラッハです。(高さ制限ありますのでご注意を!) -
案内です。
-
Bacharach(バッハラッハ)は、ケルト語 Baccaracus に由来しています。
シュタウフェン家のフリードリッヒ2世(フリードリッヒ1世(バルバロッサの孫)によりますと・・・・。
Bachrachの名前はbacchi ara(バッカスの祭壇)に由来するらしいです。
ローマ時代、ここは酒神のバッカスの祭壇があったから、という理由からだそうです。
真偽のほどははっきりしませんが、確かにワインの名産地ですから、わからなくもありませんが・・・。
それから、こちらは一面にぶどう畑が広がり、ワインの市場として栄えましたが、神聖ローマ帝国時代には、領内のワイン商人たちが競りのために集まってきたのだそうです。
・・・・やっぱりバッカスの祭壇かもしれません。 -
ぶどう畑に囲まれています。
この周辺はプファルツ伯領で、このお城もプファルツ伯のお城でした。 -
Burg Stahleck(シュターレック城)
このお城は今はユースホステルとして使われています。
ちなみにこのお城は、元々はケルンの大司教領の拠点として築かれました。
1190年にバルバロッサがこの城を買収しました。そして弟であるコンラートに与えました。
後にバイエルン王朝に買い取られました。
17世紀には三十年戦争で、スウェーデン軍によって破壊されてしまいました。
ただしライン古代記念物保護協会によって復元され、前述どおりユースホステルとして使われています。 -
ライン川の案内です。
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線路下のガードをくぐった後は、もう一つ城壁のトンネルをくぐって行きます。
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木骨組の建物がドイツらしくて可愛いです。
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素敵な街並み
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シュターレック城にはこちらから15分です。
ただ、時間が微妙・・・船に遅れるといけないので、行くのはやめておきます。
プファルツ選帝候はライン川に6つの城を構えていましたが、この先のシュターレック城が中心でした。 -
こんなに近くにいながら、教会に入らないで戻るのは残念です。
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St. Peter kirche
聖ペトロ(ペーター)教会
こちらは1100年ごろにできたロマネスク式の部分と、後に増改築されたゴシック式部分混じり合っています。
そしてゴシック式の壁画も残っているようです。 -
桟橋
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桟橋付近です。
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この辺りの流れは緩やかなようです。
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ライン川に沿ってサイクリングなんていいですね!
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最後にもう一度眺めておきます。
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イチオシ
お城にはカラフルなパラソルもあります。
そういえばコーヒーやケーキ、ワインなどの飲み物をお楽しみください・・・・・
なんて書いていたような気がします。
↓
ただし4トラの他の方のクチコミを拝見したところ、自動販売機はあってもカフェやビアガーデンはないとのことです。 -
ちょっと気になることがあって調べてみました。(これはドイツ語に限りませんが)
まずこのライン川沿いのお城は~~burgと呼ばれるものが多いのですが、
また中にはノイシュバンシュタイン城のように、Schlossと呼ばれるものもあります。
大きく分けると、こんな風になるようです。
Fort(フォート):砦(一般的には外敵の攻撃から防ぐための構築物)
Festung(フェストゥンク)
Veste(フェステ):
城塞・城砦・要塞(Fortよりも敷地面積など広く、施設も多く、頑丈な作りで、小高い丘の上にあり)
Burg(ブルク):城(主に軍事的な機能をもったもの。900-1400年頃多く作られました。外敵を防ぐことが主な目的のため、美観は二の次でした。)
Schloss(シュロス):城・城館(防衛の機能よりも居住性や豪華さを重視した優雅で窓の多い建造物になっています。Burgよりも後になってできたものが多いです。
Residenz(レジデンツ)
Palast(パラスト):
宮殿・王宮(軍事機能はなく、世俗君主の居城)
Ruine(ルーイン):城址・城跡・廃虚・廃城(戦争や内乱などで破壊されたり、住む人がいなくなり時の経過とともに朽ち果てて廃墟となったりと、もう今さら再建してもしょうがない廃城など) -
この方は「写真撮っていいよ!」と言うので撮りました。
(本当は景色だけの方が良かったのですが・・・・。ごめんなさい。) -
まさにクルーズ日和です。
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船が来ました。
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さあ、それではクルーズの始まりです。
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Burg Pfalz
(プファルツ城)
正しくはPfalzgrafenstein(プファルツグラーフェンシュタイン)で、「宮廷伯の石」という意味です。
お城の名前には「石」「岩」がつくことが多いです。
ちなみにこのお城は神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世が、1327年に建設しました。
ライン川を通る船から通行税を徴収するためです。
それでこのように中州にあります。
しかもここはライン川の中でも川幅が狭い所で、船を取り締まるのに都合がよいのです。
その後、プファルツ選帝侯の所有となりました。
この中核は五角形で六層の大塔、その周りに船のような形をした外郭があります。
船のような形になってるのは、ライン川が増水して激流になった時でも、流木などで城壁が突き崩されないようにするためです。
よく見るとわかりますが、外郭は高さ12mの石造りの城壁の上に、矢狭間や石落しを備えてます。
こちらのお城をご覧になりたい方は、右岸のKaub(カウプ)の町から川中島に渡れるボートが出ているので、それで見学できます。
ちなみに地下牢もあるようです。 -
船は思ったよりも早く進みます。
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イチオシ
Kaub
カウプの街並みです。 -
Burg Gutenfels
グーテンフェルス城
山の上にあります。
このお城は1200年頃にできていて、プファルツ城よりも古いです。
今ではホテルになっています。
「Hotel」と書いています。 -
Oberwesel
オーバーヴェーゼルの街並みです。
ケルト人のトレヴェリ族の町として生まれ、ローマ時代にはVosolviaウォソルヴィアと呼ばれていました。
その頃からワインの取引が大変盛んでした。
河畔に見える高い円塔はOchsenturmオクセントゥルム(雄牛の塔)と呼ばれて、城壁の北東隅を固めるとともに、ライン川とそれから背後の山間から町に通じている街道を見張る場所でもありました。
かつてはライン川に沿って城壁と塔の群が偉観を呈していましたが、鉄道の建設で城壁はなくなってしまいました。 -
Burg Schonburg
シェーンブルク城
(美しい城という意味です。)
街の西の背後にあります。
トリーア大司教とプファルツ伯との間に争いが起きた時に、その狭間にあったシェーンブルク家は、2つに分かれてしまいました。
2家の共有財産となったシェーンブルク家からは、17世紀にラインラント地方の最大の軍人フリードリッヒ・ヘルマン・フォン・シェーンブルクが出ています。
18世紀にシェーンブルク伯が亡くなるまで、シェーンブルク家のものでした。
現在はホテルとして利用できます。
ホテルのサイトです。
↓
Auf Schonburg
http://www.hotel-schoenburg.com/de/ -
Liebfrauenkirche(Church of our Lady)
リープフラウエン教会
我らが貴婦人の教会
・・・・ということは聖母マリアの教会でしょうか。 -
オーバーヴェーゼルを過ぎたら、次は右の方向に注意を払ってください。
(振り向いて撮っています。) -
イチオシ
Loreley
ローレライ
この岩壁(高さ130m)がローレライです。
とても硬い珪岩の山塊で、ラインはこれを浸食できずに、急に向きを変えて川幅は110m、あまりに押し狭められて激流をなしています。
そのために船で通るには、ただでさえ難所なのに、物凄く危険な岩の暗礁群が水の中に潜んでいたのです。
有名なローレライです。
「ローレ」→「見る」「うかがう」
「ライ」→「岩」
つまり、ライン川を「展望する岩」という意味からきているようです。 -
随分昔の話ですが、1971年に昭和天皇陛下が欧州を訪問された際に、ライン川下りを楽しまれたそうです。
係の人が「ここが有名なローレライです。」と案内したのですが、
「どこ?どこ?」(←台詞は違ったかもしれませんが・・・なにしろ天皇陛下ですので)
と見回しているうちに通り過ぎてしまい、結局はどこなのかわからず仕舞いだったようです。お気の毒です。
それ以来カタカナで、「ローレライ」と書いていたらしいのですが、それを見た日本人は興醒めしてしまったそうです。
そうですよね~。
現在はカタカナでは書いていなかったようです。
少なくとも私には見えませんでした。
ただし「Loreley」とは書いています。
この写真の中央より少し左下のあたりが、そうです。 -
頂上には旗が2つ見えます。
当時の船乗りたちは、河岸にそびえているローレライの岩礁の形状と流れを推測して操船していました。
ただし夕陽が岩礁に映えて、流れにきらめいていると、距離感に誤りが生じて船底を暗礁に乗り上げてしまいがちでした。
またこの岸壁では気味の悪いエコーが生じるために、船乗りたちは魔性の者が呼びかけていると恐れていました。
ハイネの詩でジルヒャーの曲で有名な「ローレライ」の伝説はこんなところから生まれたのでしょう。
今ではその問題の暗礁群は、ダイナマイトで爆破されてありません。 -
Die Lorelei
ローレライ
♪わが心かく愁わしき その故をみずから知らず。
いと古き世の物語 、 わが思うこと繁し。
夕さりて風はすずしく 静かなりライン河。
沈む日の夕映えに 山の端は照りはえつ。
巌の上にすわれるは うつわしき乙女かな。
こんじきに宝石はきらめき、 こんじきの髪梳く乙女。
金の櫛、髪を梳きつつ 歌うたうその乙女、
聞ゆるは、くすしく強き 力もつその歌のふし。
小舟やる舟びとは 歌聞きて悲しさ迫り、
思わずも仰ぎ眺めつ。 乗りあぐる岩も気づかず。
舟 びとよ、心ゆるすな、河波に呑まれて果てなん。
されどああ歌の強さよ、甲斐あらず舟は沈みぬ。♪
Heinrich Heine
ハインリヒ・ハイネ
正確なタイトルは「なにゆえにこう悲しいか」です。
楢山哲彦訳です。 -
ローレライの麗しき乙女の像
先ほどの歌詞に疑問を感じた方もいるかもしれません・・・。
おそらく慣れ親しんだ歌詞はこちらの方でしょう。
近藤朔風の有名な日本語訳の歌詞です。
こちらは歌う際にシラブルの数が合わないといけないので、元の詩の内容が少し省略されています。
♪なじかは知らねど心わびて、
昔の伝説(つたえ)はそぞろ身にしむ。
寥(さび)しく暮れゆくラインの流(ながれ)、
入日(いりひ)に山々あかく栄(は)ゆる。
美(うるわ)し少女(おとめ)の巌頭(いわお)に立ちて、
黄金(こがね)の櫛(くし)とり髪のみだれを、
梳(と)きつつ口吟(くちずさ)ぶ歌の声の、
神怪(くすし)き魔力(ちから)に魂(たま)もまよう。
こぎゆく舟びと歌に憧れ、
岩根も見為(みや)らず仰げばやがて、
浪間(なみま)に沈むるひとも舟も、
神怪(くすし)き魔歌(まがうた)謡(うた)うローレライ。♪ -
可愛い街並みが見えてきました。
こちらは古風な木骨組の家があります。
St.Goarshausen
ザンクト・ゴアースハウゼンです。
元々はハウゼンという名前の小さな漁師町でした。
後に聖ゴアールを町の守護聖人とと仰ぐようになりました。
土地の人は今でも単にハウゼンと呼ぶ事があるそうです。 -
Burg Neukatzenlnbogen
ノイカッツェネルンボーゲン城
名前が長くて面倒なので略して
Burg Katz
カッツ城
ねこ城と呼ばれるようになりました。
14世紀後半にカッツェンエルボーゲン・ウイルへルム伯爵2世が建てました。
当時は川の向こう岸にあったラインフェルス城を守るために建てられました。
そして軍人基地として利用されていました。
またここは税関としても機能していたようです。
1806年にナポレオン軍によって爆破されてしまいました。 -
実はこのお城、私の知り合いの方が所有しています。
(ご本人名義ではないかもしれませんが・・・)
ただ残念なことに、もう10年くらいお会いしてませんので、今はどうなっているのかわかりませんが。
以前交流があった頃は、このお城に関して色々話をされていました。
さすがに維持管理が大変だと伺っています。
またライトアップもしなければならないとも・・。
でも5月の節句には鯉のぼりを上げるのよ、と楽しそうに仰ってました。
ここをを拠点にヨーロッパ各地に車で旅行などされていました。
確かメルセデス・ベンツのSLだったと思います。
当時は日本でも同車に乗ってらっしゃいました。
本当に羨ましい限りです。
以前はよく「遊びにいらしてね~!」と仰ってくれました。
そのお城が今目の前にあります。
しかも入りたくても入れません。ライン川から上を見上げるばかり・・・。 -
いい眺めです。
-
St.Goar
ザンクト・ゴアール
この地名は、570年頃にガリア(今のフランス)からきた修道士のゴアールが、この語源になっています。
6世紀から8世紀にかけては、ガリアの修道士たちの宣教活動がとても盛んだった時代です。
ゴアールもその一人でした。
当時は民家が一軒もなかったのですが、そんな折に草庵をいとなんだのです。
やがてその学識、徳望を慕って多くの人が訪れるようになりました。
そしてゴアールを師と仰いで、修道生活を始める人が増えていきました。
それからゴアールが亡くなって、その後領主からの寄進を受けて正規の修道院に発展しました。
765年の記録ではドイツでも最古の修道院の一つとして尊重されたそうです。
ゴアールはその後聖人として列せられ、その遺骸が安置されている修道院の聖堂にはたくさんの巡礼がお詣りにくるようになりました。
ただ宗教改革の後、修道院は廃止されて、聖堂は今では町の人のための教会になっています。
船着場のすぐ後ろのゴシック式の教会がそうです。 -
穏やかに流れて行きます。
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Burg Rheinfels
ラインフェルス城
12世紀にこの辺の領主となったカッツェネルンボーゲン家が1254年から築き始めたお城です。
このお城は他のライン川のお城が攻撃されて破壊された中、幾多の戦いにも落城したことがないそうです。
凄いことです。
今は Schloss Rheinfels(シュロス・ラインフェルス)としてホテルとなっています。 -
本当にライン川にはお城がたくさんあります。
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Burg Turmberg
(トゥルンベルク城)
通称
Burg Maus
ねずみ城
このお城はトリーア大司教ベームント2世が、1353年から88年の歳月をかけて建設したお城です。
当時は最も近代的な建物として注目を受けました。
ただ1370年になると、カッツェネルンボーゲン伯2世は、同じ右岸に新たにカッツェネルンボーゲン城を築城しました。
人々はこの2つの城をまるでねことねずみがスパイをし合っているようだと言うことで、2つのお城に「ねこ城」「ねずみ城」とニックネームをつけました。 -
Katholische Kirche St.Martin
カトリック 聖マルティン教会 -
ランチクルーズでした。
まずはスープ -
肉料理
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ランチクルーズは時間を有効に使えていいのですが、景色をゆっくり眺めるのにはあまり適していません。
ゆっくり食事をしていると、あっという間にお城が遠ざかってしまいました・・・。 -
デッキです。
下の空調のきいた席で食事をしましたが、景色を見るのなら、やはりデッキの方がいいです。
ちょっと暑いのですが・・・。 -
みんなのんびりしています。
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Sankt.Goar
ザンクト・ゴアールの教会が見えます。 -
反対方向からの船です。
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Burg Liebenstein
リーベンシュタイン城
実はこのお城と、次のお城シュテレンベルク城はある伝説が残されています。
美しい姫を巡って兄弟で殺し合いが起きてしまったという伝説があります。
その争いの場はボルンホーフェン教会でした。 -
1284~1290年頃にAlbrecht von Lewenstein(アルブレヒト・フォン・レーヴェンシュタイン)によって築城されました。
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Burg Sterrenberg
シュテレンベルク城
こちらが先ほどの殺し合いになった兄の方のお城です。
ただ実際にはこの兄弟の間に武力による衝突は起こらなかったようです。
現在この2つのお城はホテルとレストランとして利用されています。 -
Kamp-Bornhofen
カンプ・ボルンホーフェン
Marien-Kapelle in Bornhofen
ボルンホーフェンのマリエンチャペル -
船のデッキから
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もう着いてしまいます。
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クルーズも終わりです。
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楽しかった。
ありがとうございました。 -
Stockanker
アンカー
錨です。 -
schiffsschraube
船のねじ -
カンプ・ボルンホーフェン
なぜか下にライカのマークが・・・。
ライカはドイツの会社ですからね。
ここでちょっと検索してみたところ、やはりライカはドイツの中でもライン川の支流のラーン川沿いの町Wetzlar(ヴェッツラー)に本社があるようです。
さてちょっと短いような気もしましたが、ライン川クルーズが終了しました。
楽しかったです。 -
1914-1918
Unseren Gefallenen
我らの戦死者に -
Marksburg
マルクスブルク城
もうクルーズは終了しましたので、これは車窓です。
とりあえずちょっとだけ見えました。
Braubach(ブラウバッハ)という小さな町の南側の岩山にあります。
1231年に築城されたということになっていますが、実際にはもう少し早い時期に築城されていたようです。
14世紀以降は要塞として使用されていました。
でも一度も敵に攻略されたり、破壊されたことがありません。
中世そのままの姿です。
本丸の塔の一つには聖マルコに捧げられた礼拝堂があります。
マルクスブルクの名前はここから生まれました。
地下には広い厩があって、今は中世に拷問や刑罰に使われた道具類が展示されています。
また城下のObertor(オーバートア)(上の市門)と呼ばれる立派な塔門などが残っています。 -
フランクフルトの空港に到着しました。
-
JAL408便で帰国します。
夏休みもこれで終わりです。
Auf Wiedersehen!!!
さようなら~!
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この旅行記へのコメント (11)
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- sanaboさん 2017/03/09 22:17:38
- 旅行記、完結しましたね♪
- noelさん、こんばんは
旅行記、完結しましたね。 お疲れ様でした^^
魅力的な街をたくさん訪ねられ、内容の濃い〜ご旅行でしたね!
ローテンブルクは本当に絵になる可愛らしい街ですね。
ライン川流域は何度でも訪ねたくなる地域です。
カッツ城の所有者が日本の方だと以前聞いたことはありましたが
何とnoelさんのお知り合いの方だと知りとても驚きました!
維持費だけでも大変でしょうに、どの様な方が
どの様な経緯で手に入れられたのかしらなどと思っていました。
そのうちにライン川沿いのお城の所有者が、我が隣国の方たちに
なったりして・・・^^;
バッハラッハのシュターレック城まで登ったことがありますが
ユースホステルになっているのですよね。
素晴らしい眺めで、見晴らしに関してはユースホステルでも
1、2を争うのではないでしょうか。
ライン川クルーズでは良いお天気に恵まれてよかったですね^^
どんよりとしたお天気では、印象も随分と変わりますので。
ライン川沿いのお城や街の解説を拝読し、あらためて
その歴史なども知ることができて興味深かったです。
再びご一緒に旅行した気分で楽しませていただきました。
また、新たな旅行記を楽しみにしています♪
sanabo
- noelさん からの返信 2017/03/10 21:41:08
- RE: 旅行記、完結しましたね♪
- sanaboさん、こんばんは
ありがとうございます。
ようやく2016年の夏が終わりました。
これが終わらないと、なかなか先に進めないので、とりあえず終わってやれやれという感じです。
そして同時にちょっと寂しいような・・・・。
ローテンブルクは、思っていたよりもこじんまりして可愛い街でした。
何よりも城壁にはワクワクさせられました。
sanaboさんもお好きですよね?
オビドス、素敵な所でしたね。
サンタ・マリア教会のアズレージョ、気になってしかたありませんでした。
スペインもそうですが、ポルトガルもアラビアの影響を受けていますからね〜。
うちにもほしいです。あのタイル。
ホテルも素敵でしたね!
毎回sanaboさんの宿泊されたホテルを見て羨ましく思います。
城壁が見えるのも格別でしたね。
それにしても約1mの幅の城壁は、ドキドキでしたね。
途中で眩暈でもしたら大変なことになりそうです。
体調を整えて行かなければいけませんね。
それからジンジ―ニャ、まずは行ったら飲んでみたいです。
ダイナミックでしたね〜。
あの表紙の写真を見ると、皆さん気になるでしょう。
街並みを見るとどこかしら、ミハスやフリヒリアナのような街を彷彿としてしまうのは、
私だけでしょうか?
勿論、お花の数とかはかなり違うようですが。
可愛い白い街並み。ブルーのライン。(でも黄色って珍しいと思いました。)
それから中世のカラスのマスクのようなお写真がありましたが、あれはおそらくペストなどのお医者さんではないかと思います。
中世は黒死病などが流行って大変なことになりました。
そのマスクではないかと思います。
日本では見かけませんからね。
ちょっと怖いですね。
> カッツ城の所有者が日本の方だと以前聞いたことはありましたが
> 何とnoelさんのお知り合いの方だと知りとても驚きました!
> 維持費だけでも大変でしょうに、どの様な方が
> どの様な経緯で手に入れられたのかしらなどと思っていました。
そうなんですよ。
勿論親類などではありませんが。
以前しばらくあるお稽古をしていまして、その時にご一緒だった方です。
>
> そのうちにライン川沿いのお城の所有者が、我が隣国の方たちに
> なったりして・・・^^;
・・・無きにしも非ずですよね。
>
> バッハラッハのシュターレック城まで登ったことがありますが
> ユースホステルになっているのですよね。
> 素晴らしい眺めで、見晴らしに関してはユースホステルでも
> 1、2を争うのではないでしょうか。
やはり行かれてましたか・・・。
そうですね。
天気が良くない日の写真も拝見しましたが、結構幻想的でしたよ。
でもお天気に恵まれて、本当に良かったと思っています。
>
> 再びご一緒に旅行した気分で楽しませていただきました。
> また、新たな旅行記を楽しみにしています♪
ありがとうございます。
私もsababoさんの旅行記を楽しみにしています。
行かなければわからない情報って、やっぱり貴重です。
特に色々細かく書いていただきてますので、楽しみです。
ますはありがとうございました。
そしてお気をつけてお過ごしください!
noel
- sanaboさん からの返信 2017/03/11 15:19:53
- こんにちは♪
- noelさん、こんにちは
ご返信、ありがとうございました。
オビドス旅行記もご覧いただきましてありがとうござました^^
> それから中世のカラスのマスクのようなお写真がありましたが、あれはおそらくペストなどのお医者さんではないかと思います。
> 中世は黒死病などが流行って大変なことになりました。
> そのマスクではないかと思います。
流石noelさんですね〜! なるほど、言われてみるとそうかもしれません。
あの方は一緒にお写真を撮ってチップを貰う人なのですけど
私たちは他の方のどさくさに紛れて、チップもあげずに
ほとんど隠し撮りのように写真を撮ってしまいました(汗)
ですので、どの様な方なのかお聞きすることもできませんでした。
今度からはきちんとチップをお支払いしなくてはと大反省です(笑)
> 以前しばらくあるお稽古をしていまして、その時にご一緒だった方です。
そのようなご縁だったのですね〜。
ドイツにお城を所有とは、スケールの大きな方で羨ましい限りです。
それでは、noelさんもどうぞお元気でお過ごしくださいね^^
sanabo
- sanaboさん からの返信 2017/03/11 22:21:28
- 再び、お邪魔します。
- noelさん、何度も失礼します^^;
あの後、noelさんにヒントをいただき、私なりに調べてみましたら
やはりnoelさんのおっしゃる通り、ペスト医師でした。
旅行記にも追記しておこうと思います。
教えていただき、本当に助かりました。
ありがとうございました。
これからももし何か気づかれたことがありましたら
教えて下さいね。 よろしくお願いいたします。
それでは、おやすみなさい☆
sanabo
- noelさん からの返信 2017/03/12 10:11:11
- RE: 再び、お邪魔します。
- sanaboさん、こんにちは!
ご連絡ありがとうございます。
少しはお役にたてて嬉しいです。
私が以前文字入力間違っていた時に、ご親切に教えていただき助かりましたので、
お互い様です。
私の方こそお気づきのことがあったら、これからも教えてくださいね。
わざわざご丁寧にありがとうごいました。
noel
-
- jijidarumaさん 2017/03/06 12:45:38
- ライン流域の古城群は魅力的です。
- noelさん
こんにちは。度々のお立ち寄りとご投票ありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
さて、ライン流域の古城群はお天気に恵まれ、良い写真が撮れていますね。
其々の古城のご説明も的確で分かりやすいです。
2016年はドイツの秋巡りでラインも走りました。
この旅は霧や小雨で、少々残念な日もありましたが、主目的の郷里青梅と
友好都市であるBoppardボッパルトの青梅公園を訪れ、ラインの大蛇行を
俯瞰する展望台に上った時は、見事な晴天に恵まれました。
Burg Stahleck(シュターレック城)のたつBacharachバッハラッハは
お気に入りの町でこの旅でも訪れました。
生憎の小雨で町から2.5kmの距離にある古城に、以前車で上がり、ラインの
眺望を楽しんだ事がありましたが、今回は断念。
Burg Schoenburgシェーンブルク城には1泊、久しぶりに泊まったのですが、
霧で幻想的な景観を見ました。ライン上に虹も出てツイテいる気になりました(笑)。
Loreleyローレライは確かに以前はカタカナで表示がありましたね。
この旅ではもう見かけなかったです。以前、裏手から迂回して車で頂上に上がり、
岩壁上から眼下の蛇行を見たことがあります。蛇行好きなのです。
Burg Katzカッツ城(ねこ城)はお知り合いの方が所有されておられる由、
個人所有で見学が不可能なことは残念ですね。
ライン流域で一番形の良い城だけにもったいない気がします。
以上、見事な写真に感想を書かせていただきました。
jijidaruma
- noelさん からの返信 2017/03/06 21:51:10
- ありがとうございます。
- jijidarumaさん
こんばんは。
私の方こそ拙い旅行記をご覧いただき、またご投票をしていただきまして、色々とありがと
うございます。
旅行は天気にだけは恵まれていました。ありがとうございます。
本当にjijidarumaさんの旅行記を拝見しますと、ドイツへの愛が感じられます。
それに比べて私の旅行記などお恥ずかしい限りです。
青梅公園を訪れることができたのは、本当に良かったですね。
> Burg Schoenburgシェーンブルク城には1泊、久しぶりに泊まったのですが、
> 霧で幻想的な景観を見ました。ライン上に虹も出てツイテいる気になりました(笑)。
お泊りになられたんですね。
良かったですね。
幻想的な光景や虹もご覧になったり、ラッキーでしたね。
> Loreleyローレライは確かに以前はカタカナで表示がありましたね。
> この旅ではもう見かけなかったです。以前、裏手から迂回して車で頂上に上がり、
> 岩壁上から眼下の蛇行を見たことがあります。蛇行好きなのです。
やはり以前はカタカナの表示があったんですね。
それにしても岩壁の上からご覧になった人は、数少ないのではないのでしょうか?
上から見る蛇行は凄そうですね。
> Burg Katzカッツ城(ねこ城)はお知り合いの方が所有されておられる由、
> 個人所有で見学が不可能なことは残念ですね。
> ライン流域で一番形の良い城だけにもったいない気がします。
そうですね。
以前よくお会いしていた頃は、しきりとお誘いしていただいていたのですが、
行けずじまいで、今思えばもったいなかったです。
それにしてもドイツには何度もお出かけされていたり、以前に駐在されていらしたなんて
羨ましいです。
やはり古城は魅力が満載です。
歴史的を知ることによって、その魅力は倍増しますね。
これからも素敵な旅行記、楽しみにしております。
そして今後ともよろしくお願いいたします。
noel
-
- 森の番人さん 2017/03/05 13:48:09
- はじめまして。
- noelさん、こんにちは。
私の旅行記に投票してくださって、ありがとうございます。
ライン川下りの旅行記を拝見して、もう20年以上も前のことですが、1ヶ月くらい掛けて、宿も取らずに気の向くままにドイツ一人旅をした時の記憶が蘇ってきました。
Burg Stahleck(シュターレック城)のユースホステルにも泊まりました。
もう随分と前のことなので、今とは違っているかもしれませんが、当時は、ビアガーデンもカフェもなく、中は薄暗く閑散とした感じで幽霊でも出てきそうな場所にバンクベッドが並んでいて、ちょっと夜中は怖かったです。
でも早朝に、上から見た朝もやのライン川は、なんともいえない幻想的な風景で泊まった甲斐がありました。
ローレライは、船内で音楽が流れてきたので、すぐに、「あれかな〜」って思って写真を撮ったら、ただの岩でした。で、その後にローレライと書かれた岩が出てきましたが、何も書いてないと他の岩となんら変わりないですよね。(苦笑)
ちなみに、ライン川沿いでは、リューデスハイムの町が、私は好きでした。
noelさんの旅行記を見ていたら、またドイツに行きたくなってきました。
続きも楽しみにしていますね。
カナダ在住なので、北米の旅行記が多いですが、今後とも宜しくお願い致します。
森の番人
- noelさん からの返信 2017/03/05 15:15:31
- ありがとうございます。
- 森の番人さん
こんにちは。
私の方こそ旅行記にご投票をしていただきまして、ありがとうございます。
それにしても20年以上も前に一人旅されていらっしゃったんですね。
凄いですね。
しかも宿泊先も決めずに行かれたなんて、気ままに旅されて羨ましいです。
Burg Stahleck(シュターレック城)に泊まられたんですか。
閑散としていて幽霊が出てきそうだったなんて・・・。でも本当に歴史的にみても出てきてもおかしくなさそうですから、当時はさぞ怖かったことでしょう。
でもその分幻想的な風景もご覧になられて、きっと脳裏から離れないでしょうね。
私も是非今度は泊まってみたいです。
ローレライは本当にぼーっとしていると見逃してしまいますよね。
昔は本当に大変だったでしょうが、現在はやはり当時とは違いますからね。
森の番人さんのグレイシャー国立公園周辺の旅行記も素敵ですね。
山の斜面がかなり傾斜がきつそうでしたね。
その分壮大な景色、楽しませていただきました。
マーモットには吃驚です。
カナダにいらっしゃるなんて羨ましいです。
これからも旅行記を楽しみにしています。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
noel
-
- hirootaniさん 2017/03/04 23:40:40
- ヨーロッパ各地の旅行記懐かしく拝見させていただいています
- noelさん、初めまして。
hirootaniと申します。
noelさんの欧州の旅行記を懐かしい思いで拝見させていただいています。
私は、2006年から2008年の間、ブラッセルに駐在しており、その期間に欧州各地(39カ国)を訪問する機会がありました。
noelさんの旅行記を見させていただくと、結構私が回った場所と同じところを訪問されています。(特に、ドイツ、イタリア)写真を見ると、その当時のことが思い出されて、大変懐かしく、また訪問したい気にさせられます。意外に当時と変わっていないのは、さすが歴史のある欧州ですね。また、行けなかった場所もUPされているので、そこには、ぜひいつか訪問したいと思っています。
今後とも、noelさんの旅行記を楽しみにしています。
hirootani
- noelさん からの返信 2017/03/05 14:54:08
- ありがとうございます。
- hirootaniさん
こんにちは
今回は私のライン川の旅行記をご覧いただき、そしてご投票までしていただきまして、ありがとうございました。
hirootaniさんは凄いですね。
海外駐在歴もそうですが、85カ国も訪れているんですね。
吃驚です。
しかも私の好きな欧州、あちこち旅をされて羨ましい限りです。
やはり素敵な場所が多いですし見所も多いですよね。
ただ駐在が長くても行けなかった所もおありなんですね。
それにしてもhirootaniさんの旅行記も素敵でしたね。
美瑛の美しい自然の景色、写真集でも見ているかのようです。
マイルドセブンの丘の写真は青空も素敵ですが、曇り空も神秘的な感じでした。
一枚一枚の写真が心に響きますね。
これからも楽しみに拝見させていただきますね。
どうぞ私の方こそ今後ともよろしくお願いいたします。
noel
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