2009/08/08 - 2009/08/08
440位(同エリア647件中)
円蔵さん
今回は久し振りに写真部のメンバー3人が集まり
長野県の木曽駒ケ岳に行って来ました。
木曽駒ケ岳と言いましてもロープーウェイで麓からさくっと登り
千畳敷カールをちゃちゃっとハイキング出来るコースを巡ってきました。
このカール地形「圏谷」(けんこく)は氷河の侵食作用で出来た
広いお椀状の谷の事です。
もともとは氷河の中にあり、それが後退してくると地上にその姿を
表す地形です。
山肌をスプーンでえぐりとった様な谷の事をカール地形(圏谷)
と呼ぶそうです。
また、この木曽山脈だけではなく飛騨山脈や日高山脈等にも存在するそうです。
今回もETC割引を利用して出掛けて来ました。
金曜の23時過ぎに家を出発
友人を迎えに行き土曜日1時に出掛けて中央道へ
長野県駒ヶ根ICで降ります。
丁度明け方の4時に駒ヶ根ICを降り、そのままロープーウェイ行きのバス乗り場駐車場まで少し走り、駐車場を見てみると・・
すでにバスを待っている人の列が出来ていました。
マイカー規制があり、ロープーウェイ駅まではこのバスに乗らなければいけません。
駐車場に車を入れ(400円)ちゃちゃっと準備をしてバスを待つ人の列に並びました。
仕事明けの運転のせいか、着いた事による安心のせいか睡魔に襲われ、バスを待つ間は軽く睡眠・・・
この駐車場にバスとロープーウェイのチケットが売っています。
往復で3800円。まぁ結構な金額ですね。
バスが動き出し、1台目のバスには乗れずに数台のバスを見送り
5時15分やっと乗車。そして睡眠。
バスはロープーウェイ駅まで峠道を走るので全員が着席できる人数分しか乗車できません。
そして家を出てから6時間後にやっとロープウェイ駅に到着。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車
PR
-
ここがロープーウェイの麓の駅「しらび平駅」です。
標高は1661mです。
下の駐車場で車から降りた時に少し肌寒さがあったので
釣り用の防寒着を着用していましたが今はそれで丁度良い位の気温でした。
今から行く千畳敷カールの気温は16度です。
この時は殆ど人が居ませんが、帰りに降りて来た時は
ロープーウェイの順番待ちで整理券が発行されている位に
すっごい大勢の人がいました。 -
このロープーウェイの乗って上に行きます。
定員が60名、多分きっちり60名乗ったと思われるロープーウェイは身動きがとれず通勤の電車を思わせます(笑)
眠気のせいか標高が高く空気が薄いのか多少調子が悪いな・・・ってちょっと心配になってしまいました。 -
そして上にやって来ましたが・・
なんと!雲に隠れて視界が良くありません! -
ここは千畳敷駅
日本最高所の駅です。
標高は2612m
ロープーウェイは約7分でココまで登って来ました。 -
これが時刻表ですが、本日は人が多いために9分間隔で
動かしていました。
それでも、混む時間になると2時間以上待たなければならないみたいです。 -
駅を出るとまずは目の前に
宝剣岳と書かれた看板がありましたが。。
雲に覆われて見えません!!! -
千畳敷カールは普通に歩けば1時間もかからない位の散策路ですが、この距離が丁度良いです。
駅を降り右に進むルートに進みました。
左周りも出来ます。
散策路はこのカールを一周して再びここに戻って来ます。 -
おお、眼下にも雲が〜
ここですっかり眠気も覚め、やる気モードです(笑) -
丁度中央に。。少し雲に隠れていますが富士山も発見!
直線距離で約95キロ
富士山見えると。。テンションがあがります(笑) -
しかし、目の前にある宝剣岳は
雲に覆われています。。 -
遠くの空に少しだけ太陽が。
この後、一瞬だけ天気が良くなりました〜 -
この案内板に従って道を進みます。
-
この様な警告も出されていました。
遊歩道はロープによって仕切られています。
ちょうどポツリポツリと雨が降ってきて。
ヤバイかなって思っていたときでした。 -
眼下の雲、遠くに富士山。
そして駒ヶ根の町も見えます。 -
東側?
そらがちょっと明るくなっただけでも嬉しかったり(笑) -
振り返るとロープーウェイの駅の近くまで雲が降りてきています。
この駅にはホテル千畳敷が併設されており
宿泊出来れば早朝や夕暮れなどを見れるのではないかな?って思っております。そして宿泊してみたいとも。
http://www.chuo-alps.com/hotel_senjojiki/index.html -
遊歩道を再び進みますが・・
この写真に飛び入り参加している物体。
右上の方に写っていますが「アブ」です。
このアブちゃんが本日、カナリ迷惑な存在になりました。
この後もずっと付きまとってきたのですが。。
兎に角、カメラのファインダーを覗いて居る時も、ちょっと休憩しようと思っても所かまわず付きまとってきます。
シャッターを押す指にもとまってきたり。
友人は「人懐っこい」と言っていました(笑) -
今日の写真部としての目的は高原に咲く花を撮りにって
感じでしたが、花は殆ど知識が無いので・・・
足元よりも遠くを見ている事が多かったなぁ。 -
遊歩道はこの様に石で造られています。
転倒する人もいました。
あらかじめ歩きやすい靴と長袖、ハイキング向けの格好をしていたので散策と言う点では大丈夫でした。 -
カールから上を見上げています。
本当にお椀形の地形。 -
山頂の方をみると、まだ雪が残っています。
たまに自然を見に来ると普段は目にしない風景を見れて
嬉しくなってしまいます。 -
再び振り返って。
富士山頂の雲が取れました〜〜 -
今からココを下って、剣ヶ池に向かいます。
-
池の前までやってきました。
この池、とても澄み切っています。
それ故に、最初は池の底の砂利が水面をただよう「あく」の様に見えてしまって「汚いなぁ」って思っていました。 -
これが池です。
水が澄みすぎてて、友人はここに池があるなんて思わなかったくらいでした。
仕切りがあるので池に近づく事は出来ませんが、
反対側に居る方の姿がくっきりと映りこむ位の透明度です。 -
気温は16度と言っていましたが、防寒着のおかげで暑い位です。
雲が押し迫って来るのは結構楽しいかも -
剣ヶ池前にある広場から駅舎を見てみます。
この広場には少しベンチが設置されており、お弁当を食べたりするのに丁度良さそうですが、本日はアブちゃん襲来でお弁当所ではありません!
多少動いてもアブは髪や腕などにくっついたまま離れません!!
持参した水筒の中にまで進入してきました。 -
足元に目を移し、植物を見ることに。
「チングルマ」 -
広場にあった看板。
-
-
剣ヶ池が映し出す駅舎と花。
友人と行っている訳ですが、散策を開始すると一緒に行動する訳ではないので、ここでちょっと友人を待ちました。 -
この花、数年に一度しか咲かないらしく
今年はこの花が咲いているから千畳敷カールも人が多いのではないかって言っている人もいました。
「コバイケイソウ」 -
「シナノキンバイ」
-
この様な花も。
しかし。。。名前は一切判りません(笑) -
これも先ほどの数年に一度咲くと言われている花です。
-
アブ捕獲!?
-
アブのオンパレード(笑)
-
こんな感じで足元には花が沢山咲いています。
-
この時間、風景を見るよりもアブをアップで撮る事に夢中です
-
この様にカメラにも普通にとまっています。
とても数が多かった!!
そんな中で養蜂の方が顔に被っているあの網が付いた帽子を持っている方がいらっしゃいました。
ベテランだと思われます。 -
この散策路の両脇に設置されている緑のロープから外へはいけません。
それだからこの自然が守られているのですね。 -
一瞬、やっと日が照ってくれました〜〜
-
でも、同時刻に上を見ると山頂はまだ雲に覆われていました。
山の天気って判らないですね〜 -
高原の花?なのか下でも見る事が出来る花なのか??
「コイワカガミ」 -
本日、最初の青空です♪
-
千畳敷カールから見上げています。
-
友人は花の撮影に夢中!
-
もう一人の友人も夢中♪
-
クロユリでしたっけ??
実に判りません。。。 -
宝剣岳の山頂付近にもやっと雲の切れ間が。
-
それでもすぐに雲が掛かってきます。
空の動きが早い!! -
そして、この方々は山頂を目指す「登山」をしている方々です。
この千畳敷カールまでは、長袖や雨具位で来れますが、
登山となると多分、もっと本格的な装備が必要になってくると思います。
登山者用の登録などもあり、必ず記載してから登って下さいと案内もありました。
富士山とは違いますね。 -
散策路、右回りは丁度今経っている場所から真っ直ぐに行くと駅へ写真の右側へ行くと上の写真の登山路への分岐点があります。
一周コースなので正面に向かいます。 -
コースももう半分は過ぎました。
山に近い場所から見上げると岩肌が凄いです。 -
上の写真から2分後ですが。。
部分によっては雲がかかったまま。
日が出始めてから歩いていると、防寒着では暑くなってしまい、この辺りから軽装になっています。 -
散策路も前半とは違って草花が少なくなり
岩の間を歩くような感じです。 -
さっきまで青空だったのにぃ〜
直ぐにこうなってしまいました。 -
散策路もゴール寸前!
中央にちょっと見えるのがさっきまで居た
剣ヶ池です。
歩き始めて1時間40分、散策路の途中にはトイレが無い為に後半は急いで廻ってしまいました(笑) -
8時34分。
ゴ〜〜〜ル!
しかし、友人たちはまだまだ撮影を続けているので
ここで買ってきたおにぎりを食べて、眠気も襲って来たのでベンチで仮眠。
お弁当は登る前に買って来ていたのですが、ロープーウェイの駅売店にもいろいろと売っていましたし、併設されている千畳敷ホテルのレストランもありますので。
特にカールを廻るだけでしたら食料を持って来なくても大丈夫です。 -
仮眠の前に千畳敷カールを一枚。
この後、本格的な雲に隠れてしまいました。 -
どれ位、仮眠をしていたのか?
仮眠と言ってもベンチに座って眠っていただけですが。
友人はまだ戻って来ません。
帰りのロープーウェイが2時間近くの待ち時間が発生する恐れがあります。
と、ひっきりなしに放送が流れてて、出来る事なら空いている今のうちに下に降りたいって思いながら友人を待ちます(笑) -
9時半を過ぎ、やっと友人が戻って来ました。
いまならまだロープーウェイは空いています。
空はこの様に一瞬で雲が掛かってしまいました。 -
気を抜くと、こんな感じで何処でもアブちゃんが飛来してまいります。
-
そして、10時過ぎに下りのロープーウェイに乗り降ります。
登りはカナリ込み合っており、外を観れるポジションに居られなかったので、帰りは窓側に張り付きました(笑) -
このロープーウェイは秒速7mで進んでいます。
あっと言う間に駅が離れて行きましたが。。
その駅にももう雲が掛かっています。 -
支えている支柱です。
もう上の方は雲に覆われて全くみえませんでした。 -
ロープーウェイの中で色々と説明をしてくれるので
説明に従って右を見たり左をみたり。
眼下には滝がありました。 -
丁度、中間地点でロープーウェイがすれ違います。
これも見世物?の一つみたいで、登りも下りも
「すれ違います」って説明がありました。 -
だんだん、下に近づいて来ると再び別の滝がありました。
-
無事?7分後に下に到着!!
駅に降りてみると、なにやら重りみたいなものが・・
駅員さんに聞いてみたら
風が強い日は定員の60名を減らしてこの重りを載せて
安定させているそうです。 -
下に着いたらちょっと小腹が減ったので
五平餅を頂きました〜
友人曰く味は「・・・・」です。
自分は初めて食べたので比べようがなかったのですが。 -
しらび平駅でちょっと休憩をしたのですが。
まぁ、兎に角スッゴイ人!!!
ロープーウェイもカナリの待ち時間でした。
朝は眠くて大変でしたが、早朝に登って良かったです!
駅でちょっと休憩をしてから近くにある
「日暮の滝」って所に向かいました。 -
日暮の滝に行く道の入り口は
しらび平駅前の駐車場の片隅にあります。
入り口に向かうときに空を見上げると!!
なんとまぁ、綺麗な青空(笑) -
ここが日暮の滝入り口です。
入り口と言いましてもここから20分位歩きます。
それに、ココではなく普通にロープーウェイの裏からも
滝の方に行けるみたいで。。
案内図によって混乱してしまいました。 -
リアルに怖い!!!
そういえば山の上に居た時に鈴を着用している方がいらっしゃいました。
自分も釣り用の防寒着の中に釣り用の小さな鈴があったのでいざって時はならそうと思い進みます。(笑) -
滝に向かう道はこの様に石を組み合わせて作られていましたが。。。
この石が雨に濡れてて滑って滑って危ないんです!!
何故この様な道にしてしまったのか!?
これなら普通にアスファルトの方が全然歩きやすいです。 -
こんなキノコを発見しながら散策路を進みます。
恐る恐る(笑) -
植物を発見すると、一応写真に収めます。
ソバナ(つぼみ) -
落石注意の看板と共に
と言うか、こんな所での落石は本当に怖いです。 -
そして、またまた怖いポイント!?
道の崖側にはなにもありまえん。
この滑る道でもし足を滑らせたらやっぱ怖いなぁ。 -
この道は滝まで結構な上り坂なので
さすがにバテて来ています。
少し花を見つけると、そこで休みながら写真に収めて
再び進みます。
「ソバナ」です。
花の名を教えてくれた写真部の友人Sに感謝。 -
そうして、やっと着いたひぐらしの滝です!!
でも、なんか微妙!? -
滝を暫く眺めて
マイナスイオンを感じたかどうか。。
疲れていて覚えていません(笑) -
こうしてぼーっと眺めて帰る事にしました
-
さっきまで、滝を見ていたポイントに行くには
この急な階段を登らなければなりません。 -
そうして12時頃に駐車場行きのバスに乗りましたが・
往路は眠ってしまった為に見る事が出来なかった
道です。
このように細いヘアピンカーブの連続の山道をバスは
進んで行きます。 -
駐車場に戻り車で仮眠をしてから帰ろうと思いましたが。
いきなりの大雨!
それが急にやむと次に綺麗な青空が〜〜
この時は13時過ぎ。
ここから15時まで眠って帰ります。 -
中央道の駒ヶ根ICで降り、右折して道なりでココに
到着します。
夜は少し見えずらいと思いますが
「ロープーウェイ駐車場」と書かれた案内に沿って行かれれば間違いは無いと思います。
久し振りに自然に触れてリフレッシュと思いましたが。
当日、帰ってからはすぐにダウン。。
体力が無くなったのかなぁと思う旅行でした♪
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2009/08/27 18:22:45
- 千畳敷カール
- こんにちわ〜〜
大自然、雄大、美しい〜〜〜、いやぁ素敵だわ。
雲が下に見えるその景色、
かすんだ雰囲気もこれまた神秘的でいいです。
高山植物も色とりどりとっても綺麗。
目の覚めるような空気の美味しさと
気持ちよさを感じました♪
随分涼しくなってきた今日この頃ですが、
旅行記を見て一段と涼しくなった気が・・・(笑)
私もたまには山からの景色を楽しんでみたいな。
たらよろ
- 円蔵さん からの返信 2009/08/28 22:34:35
- RE: 千畳敷カール
- たらよろさん、こんにちは〜
今年初?となる大自然散策をしてきました。
自然って正直な所、アウェイ(笑)なんですが・・・
でも、空気が違いました。
人工物が無いと写真を撮れないんじゃないかって思っていましたが
自然は温かく迎えてくれました(笑)
やっぱり山頂は気温が低く、地元に帰ってから「何だよ〜この暑さ」
って位のギャップがありました。
たまには大自然も良いですね〜〜
たらよろさんも是非大自然を訪れてみてください!!
木曽駒ケ岳は関西方面から訪れている車も多かったですよ。
今日は、ガンダムを観て来ました。
この後アップしますね〜
WEEZER
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
88