2008/04/15 - 2008/04/15
347位(同エリア797件中)
松村博司さん
金峯山寺を離脱し次ぎなる場所へ向かう私。
途中で朝ご飯をかねて軽めにおろしそうめんを頂きました。
実はその時にこっそりおにぎりを購入したのですが、それはお昼ご飯に。
そして次なる目的地は吉水神社。
そこで待ち受けていたのは一目千本。
これが吉野の桜なんですね。
感動です。
吉水神社では書院拝観。
ありがたいことに撮影OKです。
で、狩野永徳作なんて屏風が普通に展示されたりしています・・・
てかありえんだろ!
なんて思ったりもしますが、義経、弁慶、静御前、後醍醐天皇に太閤秀吉とこれだけビックネーム縁の品が色々展示されているわけで・・・
吉水神社の書院そのものも南朝の皇居であったわけだし・・・
そう考えれば、永徳の襖か・・・なるほど。
なんて普通に受け入れてしまう自分に気づいたりしますw
てか普通どれも博物館行きの代物ばかりではないんですかね?^^;
挫折禁止(松村博司の貧乏旅日記)
「春吉野・千本桜一人旅」
http://bonkuraii.blog56.fc2.com/blog-category-49.html
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
金峯山寺、仁王門とか蔵王堂とかとにかくでかい建物が続いたわけですが、実際境内もめちゃくちゃ広いです。
こんな大伽藍、最後に行ったのはどこになるんだろ・・・
去年の清水寺?
その蔵王堂のすぐそばにある威徳天満宮です。 -
小さいですがなかなかド派手で存在感があります。
-
現社殿は豊臣秀頼改修のものと伝わっていますが、桃山時代にしてはあまりに美しすぎますが塗り直した?
-
と思ったら平成10年の台風7号で大きな被害を受け13年に復元されたものだそうで、なるほど。
-
天満宮の横、急な階段を下った先には南朝妙法殿がみえますが、元気があったら帰りに寄ってみましょう。
-
とにかくお腹が減りました。
-
時間は10時。
-
どこかで軽く食事をしましょう。
-
てな訳で移動開始。
-
一番最初に目に入ったお食事どころに突入。
とりあえず、軽めにおろしそうめんを注文。
さっぱりしておいしかったですが、店の写真を撮るのも店の名前をチェックするのも忘れてしまいました^^; -
休憩もかねて少しのんびりした後、再び出発。
-
どこに向かっているのか今ひとつわからないのですが、とりあえず人の流れに乗って来た方角とは逆方向に歩いていくことにします。
-
そのうち吉水神社の文字を発見したため急遽左折、そちらへ向かうことにしました。
-
下って登って、吉水神社到着。
-
日本最古の書院、南朝の皇居であり義経が静御前や家臣とともに潜伏した場所でもあります。
-
そして人だかりがあるので何かと見てみれば・・・
-
わお!
-
一目千本と名の付いた高台で吉水神社の入り口横にありました。
-
実は晴れの日が続いてガスがかかり気味でしらぼけて見えますが、それでも日程を無理矢理変更させてきた甲斐がありました。
-
あまり花や植物に興味のない私もさすがに少々興奮気味、とはいえここは人も多く、ゆっくりはできそうにありませんし、書院の方も気になるのでとりあえず中に入ってみることにしました。
-
お、ここでも特別公開。
-
義経の鎧ということは赤絲威鎧大袖付きですかやはり!
-
ってそんなわけあるかw
-
見ると隅に蛭子様が祀られています。
-
恵比寿様?
蛭子の字を見ると蛭子能収を思い出してしまいます^^; -
弁慶が釘を打ち込んだ石として伝説が残っています。
-
どれどれ?
-
近づいてみると確かに釘が刺さっています。
-
今度は義経の馬蹄跡。
-
吉水神社の入り口を入ったところ、狭い場所に色々な物がひしめき合ってますね。
-
てか、私は今神社に来ているんだと改めて気づいた私。
-
てなわけで忘れていたわけではないのですが? お参りお参り〜
-
そしていよいよ書院です。
-
確か400円だったと思うんですが、蔵王堂同様、領収書が残っていないので幾らか覚えていません^^;
-
てなわけで、いよいよ南朝の皇居、そして義経と静御前がかくまわれた日本最古の書院へ突入です!
-
書院にはいってまず最初に現れたのは吉水神社書院のひな形です。
-
そして群鶴と名付けられた狩野派、山雪作の襖。
-
とまあこんな感じだったのですが、ほんの数歩行くといきなりありました。
-
義経・静御前潜居の間です。
-
写真の右に写っているのが弁慶思案の間です。
-
てか、大男のイメージがある弁慶ですが、あまりにこぢんまりとしていて、たぶんここに座るとすごい不釣り合いだったんだろうなと思います^^;
-
そして特別公開中の秘宝。
-
義経の色々威腹巻です。
重要文化財指定になってますね。
伝ってついてないところを見るとやはり本物?
本物って言い方悪いですね^^; -
そして静御前の内着、縫箔・肩裾と、
-
表着である厚板・片身替。
静御前が勝手神社にて法楽の舞で身につけた衣装だそうです。 -
続いて南朝皇居の玉座に進入です。
-
おお、さすが玉座です。
-
と思ったのですが実は太閤秀吉が吉野で花見をするさいに、大改修を行ったそうでこの壁画もその時の物のようです。
そりゃそうだ、どう見ても狩野派の絵ですもんね〜^^; -
ここから先は色々な物が展示されています。
-
弁慶の七つ道具とか。
-
甲や鎧のパーツなど・・・静御前所用の鎧?^^;
-
こちらは弁慶の小手。
-
どこへ行っても弁慶物は頭に伝と付いてる物が多いのですが、ここに展示されている物はその伝が付いてませんね。
しかしこの吉水神社の歴史を見ても、正真正銘の本物なんでしょうね。 -
いつぞやの宮本武蔵ゆかりの品々は非常に怪しかったですが^^;
-
こちらの能面も桃山時代の物ということで、私が今まで見た中ではもっとも古い時代の物のように思います。
-
役小角と鬼神二体。
てか行者と鬼神、どっちが鬼か解らないくらい厳つい像ですね。 -
太閤、吉野の花見図です。
-
これははっきり複製と書いていました。
-
こちらも太閤愛用の金屏風です。
-
狩野永徳画・桜の図って、こんななんでもないような展示のされ方をしていますが・・・どうなん?
-
いやだって永徳ですよ?(ちなみに写真の竹の図は狩野雪山画です)
とまあ、驚愕の内に外へ脱出。 -
秀吉の花見本陣跡。
-
一目千本もあるし、ロケーションとしては最高でしょうね。
-
その側にはひっそりと義経・静御前惜別の舞台跡の札が立っていました。
-
安宅の関、屋島、壇ノ浦とまわって今回吉野に訪れたわけですが、
-
後何カ所か行きたいところがありますが、是非制覇したいですね。
-
そして本陣跡の奥、北側には門が一つあります。
-
北闕門と名の付いたこの門は、京都に向いているのですが後醍醐天皇がいつか京に戻りたいというその気持ちが伝わってくるようでした。
-
いや、なかなか見応えがありました。
-
個人的には義経関連の史跡ということで金峯山寺と共に楽しみにしていた場所です。
-
再び本殿の方へ戻ってみるといつの間にやら人があふれかえっています^^;
-
時間がたつにつれてだんだん人が増えてきてますね><
-
拝観料400円。
-
正直、もう一度入ってみたい気にもなりましたが、とりあえず先へ向かいましょう。
-
次は静御前が舞ったといわれる勝手神社に向かいましょうかね。
-
しかし、マジでイラストマップがほしいんですがどうにかならないもんでしょうか^^;
-
吉水神社を出たところでもいきなり、来た道に曲がってしまって反対方向に行こうとしましたし^^;
-
さい先不安ですが、とりあえず先を目指して歩きましょう!
つづく・・・
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
松村博司さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
78