2008/04/15 - 2008/04/15
450位(同エリア797件中)
松村博司さん
9時、下千本駐車場に到着。
平日にもかかわらずあと数台で満車の勢いです。
車で回る計画も歩行者天国になっているため断念;;
眼下に広がる桜を眺めながら、
黙々と歩き始める私は・・・
いったいどこまで行くつもりなのやら^^;
地図も何も持たずに迷走した私が最初に訪れたのは吉野のランドマークとなる場所。
金峯山寺に到着です。
仁王門の大きさに圧倒されつつ奥へ進んでいった私を待ち受けていたのは、
超巨大な蔵王堂がお目見えです。
秘仏、蔵王権現三尊像は見ることができませんでしたが、
内陣にまではいることができました。
さあ、旅は始まったばかり。
さて、今度は何があるのか、どんどん行ってみましょう!
挫折禁止(松村博司の貧乏旅日記)
「春吉野・千本桜一人旅」
http://bonkuraii.blog56.fc2.com/blog-category-49.html
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
驚くべき事に下千本駐車場に到着した私を待ち受けていたのは満車直前の駐車場。
舗装された正規駐車場はすでに満車で私の車は未舗装の臨時駐車場に誘導されました。 -
そこも後数台駐車すれば満車。
-
てか、現在9時。
ここに来るまでにほとんど車を見ませんでした。
どっからわいてきたんだよ、この車達は^^; -
とりあえず気を取り直して村上義光の墓へ行くことにします。
-
下千本駐車場からは歩いて数分、すぐの所にあります。
-
護良親王の家臣で鎌倉後期の武将です。
-
護良親王を逃がすため、自らが親王と名乗り自害しました。
-
その首級が捨てられていたのがこの辺り。
-
そしてそれを哀れに思った里人が葬ったのがこの墓と言われています。
-
里人は親王だと思って葬ったのだとか。
-
手を合わせ写真を撮った後、再び駐車場方面へ戻ります。
-
で、この駐車場から南、吉野山を登っていく方角は現在歩行者天国になっていて車では行けなくなっていました^^;
-
車で移動しながら奥千本まで行く野望が・・・
-
松村、スタート5分で夢やぶれる・・・無念><
-
とりあえず、行けるとこまで行って時間を見ながら適当なところでUターンすることにしましょう。
-
さすがに下千本から奥千本、地図を見ても歩いていくのは無理っぽい^^;
-
しかし下千本というわりには桜がありません^^;
-
事前調査では散り始めと言うことで桜吹雪が見えるかと思っていたのですが^^;
-
葉桜ばっかりなんですよね^^;
-
なんて思ってテクテク歩いていると、左手に並んでいた建物が切れて景色が見渡せる場所に出てきました。
-
山が白い・・・いやピンク?
-
デジカメを構えて望遠してみると・・・全部桜?
-
山の色が違う・・・
-
すごい、なんじゃこりゃ^^;
-
ほとんど散り、葉桜になりかけているのですがそれでもすごい^^;
-
しばし圧倒。
-
といいつつ、やはりそこは私・・・花より団子ですが屋台は準備中でした;;
-
こっちにも。
-
なるほど、芭蕉ですね。
ちなみにこの次の旅で松尾芭蕉のお墓参りをしてきましたのでちょうどいいつながりかも。 -
本当の目的は義仲だったのですが^^;
-
すごい、子供が書いた絵のように華やいでる。
-
20分ほど歩いただけで一気に桜が広がってきました。
-
でも朝飯食べてないんだよな、お腹空いたな・・・
-
そして朱色の欄干を持つ橋を発見。
-
吉野三橋の一つ大橋です。
-
親王が北条幕府に対して吉野城で立て籠もったのですが、この橋はその城の空堀に掛かっていたそうですが現在は見ての通りコンクリにアスファルトの橋になっています。
まあ、当然ですね。 -
こちらはケーブル乗り場、吉野山駅です。
本当はこれに乗りたかったのですが、ここから乗っても下って吉野駅に降りるだけです。
吉野駅に降りようかとも思っていたのですが、先ほど写真にちらりと写っていた七曲がりを歩いてくだらなければならないと考えたら、その瞬間乗るのをやめました><
だめじゃん;; -
そして黒門までやってきました。
-
金峯山寺の総門です。
-
さあ、ここから本格的に吉野だって感じですね。
-
そして今度は銅の鳥居です。
-
室町時代の再建で国重文です。
-
そして日本三鳥居の一つにもなっています。
-
鳥居を抜けると行者堂。
-
そして風情ある土産ロードが続きます。
-
そして、きたキタ来た〜
-
金峯山寺の国宝、仁王門・・・でけぇ・・・
-
どこかでイラストマップがもらえるはずで、すれ違う多くの人がそれをもっているのですがどこで配っているのか今ひとつわかりません。
実は旅の最後、車まで戻ったときにおみやげの何かの商品を購入したら無料でプレゼントって張り紙を下千本の駐車場で発見しました。
無念です><
とまあ、そんな感じで今ひとつ自分のいる位置がわからない状態の中で金峯山寺仁王門に到着です。 -
しかし、高い階段の上にあるので余計そう感じるのかもしれませんがあきれるぐらい大きいですね^^;
-
南向きに建っている本堂に対して、この仁王門は北を向いているそうです。
-
京阪神から逆峯入りする人々を迎え入れるためだそうなんです。
-
そして巨大な仁王門には巨大な仁王様ということで。
-
観光客と比べさせてもらいました。
-
最近小振りなお寺や神社が続いていたため、久々にこの大きさに感動してます。
-
てか正月の旅では寺は一カ所、神社に至っては通りがかった小さな稲荷さんでお賽銭を投げただけでしたしね^^;
-
裏にあたる南から。
-
ちょっと細めの階段へ向かっていくと・・・
-
元の道に戻ります・・・ってそうじゃなくてw
-
どがーんw
-
東大寺に次ぐ大きさを誇る木造建築、国宝の蔵王堂です。
-
吉野山のランドマーク的存在の建物です。
-
まずはお賽銭を投げて手を合わせます・・・
-
思わず柏手打ちそうになったのはここだけの秘密w
いや、すごい久しぶりなもんで。 -
さて、拝観料を払って中を見学させてもらいましょう・・・料金は忘れました^^;
-
この時は運良く期間限定で蔵王堂だけではなく春の特別展も開催されていました。
-
それがセットという形です。
-
また黒田征太郎という方の「火に花(さくら)」とタイトルの付いた特別拝観札というものをいただきました。
-
もらった冊子の裏側に地図が載っていたので喜んだのですが、本当に金峯山寺のマップだけでした;;
-
しかしでかいですね。
-
あの奥に秘仏の木造蔵王権現立像があるんですね・・・見たかった。
-
で、中に入って驚いたんですが、なんと内陣まで入らせてもらえるんですね。
-
実はGWの旅ではいろんなお寺で内陣に入らせてもらったので今にして思うと珍しいことではないのかもしれません。
-
しかし、私自身は過去経験がなかったもので^^;
-
根本中堂も外陣から内陣を見下ろすだけでしたし。
-
これは蔵王権現立像のレプリカ(というと言い方が悪いですが)ですかね?
-
それでもこうして人と比べると大きいですね。
-
金峯山寺の開祖、役小角と使役された二体の鬼神の像です。
-
そして裏側から外に出られるようになっていました。
-
なぜか赤絨毯^^;
-
ここに来て初めて事情がわかりました。
-
でも世の中優しくないです;;
-
内容は絵画が中心になっています。
-
内容は絵画が中心になっています。
-
この手のもので新しいものといえば江戸後期くらいを想像するでしょうが、昭和の絵画、中には47年のものなんかもありました。
-
もちろん、南北朝時代の曼荼羅や平安時代の像などもありましたが。
-
個人的にはこの秘仏の蔵王権現三尊像が見たかった・・・
-
でも、なかなか見応えありましたね。
-
外に出るとこの青空、思わず見上げてしまいました。
-
国内で東大寺の大仏殿に続く大きさの木造建築物、本当にすごい迫力です。
-
村上義光が自刃した二天門跡です。
-
村上義光公忠死之所の石碑の写真は手ぶれになっていました;;
-
こちらは四本桜と銅灯籠、そしてその向こうには蔵王堂。
-
ほとんど葉桜になっているのが何とも悲しいです;;
-
さて、蔵王堂は充分堪能しました。
次の場所へ向かいましょう!
つづく〜
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
松村博司さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
94