2009/07/20 - 2009/07/20
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keithforestさん
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13日目になりました。
いよいよ残されたハイライトを迎えました。ユングフラウ・ヨッホのスフィンクス展望台に上がる日がやってきました。
朝起きると天気は良さそうです。ベランダからはアイガーがくっきりと見えています。
朝ご飯のためのダイニングは日本人団体でごった返しています。なにしろそこにいるグループ客の大半は私よりも年上のおばさんだからバフェの列ももうむちゃくちゃで私の後ろにいたおばさんなんかは私が何度も振り返って不愉快さを示しているのに、ご自分がお持ちのお皿を私の背中に押し付けるのである。これは気がついていないわけはなくて、嫌がらせで押し付けているとしか考えられない。
このとき、既に今日は一日そんな日になるんだと早く気がついておくべきだったとあとで後悔した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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さぁ、張り切ってグリンデルワルトの駅にやってきましたよ。空はドピーカンの快晴でもういうことはありません。
日本のどこのハイキング拠点の駅かと思うほどの状況で聞こえるのはほとんどが日本語です。 -
何しろ自分で調べて自分で切符買ったりしていないんだから、一体全体どの電車に乗ったら良いのかわからないんだけれど(こんなこって旅に出たなんていっちゃならねぇ)、とりあえず08:47発のウェンゲンアルプ鉄道にひと駅乗って次のグルントでおります(もう、降りちゃうの?!)。
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標高943mのGrundの駅からちょろっと歩いて4人乗りのゴンドラで一気に30分かけて標高2230mのMannlichenにあがります。
ゴンドラの中でアジア人の若い二人連れと一緒になりました。多分日本人じゃないな、と見当をつけて「Where are from?」とお伺いしたらものの見事に「From Japan!」と返事が返ってきちゃいました。結婚二年目なんだそうで、こっちは平謝り。
お二人とはあとでユングフラウ・ヨッホのスフィンクス展望台で再会しました。
途中で停まった時に真下にたくさんの牛が草を食んでいてカウベルがうるさい、うるさい!お二人は早速ビデオでその音を録音しておいででした。 -
こんな具合に周りの景色が丸見えですよ。
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さて、ここからKleine Scheideggに向けて周りの花をあれがこれでこれがあれと良いながら歩き始めます。
よっぽど日本人が歩きにくるんでしょうね、道標にもカタカナで書いてありますよ。まったく迷うなんてことのあり得ない道でとても安心。
ところがこんなところにもレイシストがいるのでしょうか、私が歩いていると背中を押しのけて降りて行く長身の欧州人女性に驚かされました。いや、多分これはなんかの間違いだろうと思っていたんですが、あとでずっと前を歩いていた連れ合いも気がついたというくらいだから狙い撃っていたことは確実でしょう。 -
こんな具合に辺り一面花が咲いています。
(あ、この写真を見ると、カメラは知らないうちになおっていたんですね。) -
あれもこれも全部写真にしておきたいのですが、花の咲き始め、真っ盛り、終わりかかりでそれぞれ雰囲気がどんどん変わるものがいくらもあって、それぞれ違う花かと思っちゃうというくらいです。
難しいです。 -
シャジクソウだと思うんですけれど、違いますかね?
一行の中にとても詳しい方がおられて、この方の傍を歩いている時は全部教えていただいたのですが、悲しいかな忘れちゃうんですよね。 -
これだって、本当はもっと一杯に広がるのかもしれませんねぇ。この可憐さは写真に撮らずにはいられませんよ。
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これでも花だってんですから、面白いですよねぇ。
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ホモジネ・アルピナってんだそうですが、やっぱりキク科だといわれると、なるほど。
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ちょっとよくわからないですけれど、きっとこれもキク科らしいですよねぇ。
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クライネ・シャイデック(2061m)に到着しました。あまりにものんびりのんびり花を見ながら歩いたので、最後の方はもう無我夢中で歩くことになりました。こんな時はストックがあると本当に楽です。
ランチはなんと日本人ばかりが詰め込まれたティーピィーのなかでいただきます。スイスに来てティーピィーはないよね。
すぐそばに新田次郎の碑があります。すみません、私は見ていませぬ。 -
出されたものはペンネ中心のワンディッシュです。
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クライネ・シャイデックのバンホフ駅からはユングフラウ登山鉄道に乗ってユングフラウ・ヨッホを目指すわけです。1912年に完成した鉄道だってんですからとんでもない話です。もうそろそろ100年になろうというわけですよ。
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こんな具合にえっさ、ほっさと上がって行くわけですな(なんだよ、この写真、電線ばかりじゃないかというお声が聞こえて参ります)。
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ここにやってきた多くの方が様々な車両があるものですから、つい目移りがして、あっちもこっちも撮っちゃうようです。
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こんな具合も良うございますねぇ。
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究極はこちらでしょうか。多分レプリカではないかと思いますが、どんな時に走らせるんでしょうか。
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さぁ、いよいよ12:30、私たちが乗った登山列車が出発です。トップ・シーズンらしく、一度に二編成くらいが上がって行ってしまいます。
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トンネルの中に入ると二カ所に停まります。それは岩の中から窓を通して外を見ることができるのです。
のんびりしていると置いて行かれるような気がして、こんなボケボケ写真しか、撮れていないんです。 -
こんな景色が見えるんですけれど、なんだか天に唾するようなことをしているような気がしますよ。
ま、そんなことをいったらスイスという国はそこら中に穴をあけちゃって、電線を張っちゃってますからもうとっくに罰が当たってもしょうがないかと。
そんなわけですからABBなんて優秀なエンジニアリング会社だとか、リーファーのようなクレーン会社が発達したりしているんでしょうけれどねぇ。(あ、閑話休題・・) -
ありゃ、二つ目の停車もこんなにボケボケですねぇ。
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もう何がなんだかわからなくなりつつありますが、とにかく、シャッターを押して車両に戻ります。
もう標高は3000mを越えているわけですからちょっとふらふらしてきているのかもしれないです。 -
やれやれ、約1時間かかってようやく13:30頃に最終目的地、ユングフラウ・ヨッホに到着しましたぁ〜!気温氷点下です。そりゃそうでしょう。標高は3454mに達しました。
頭:ボ〜ッ、階段上がるのきつく、動くの鈍く、なんだか歩いているんだか、泳いでいるんだか・・という気分。 -
ウワァ〜、目の前に氷河っ!良いんですかね、こんなに簡単に電車に乗っているだけでこんな景色見せてもらっちゃって。
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遥か下の方に電車が走り始めたクライネ・シャイデックの駅が見えますよ。
え?見えません? -
ほらっ!これがそのクライネ・シャイデックですよ!よく見ると昼飯を食ったティーピィーも見えます。
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さて、それでは究極のスフィンクス展望台に上がります。ここにはエレベーター(これがまた速いんですよ)で一気に上がりますから標高が3573mですからもう富士山に・・・あ、さすがにそこまではいかないですね。
ここまでくるとインド人の家族がやたらといるのに驚きます。なにしろここにはインド料理レストランがあります。
Lonely Planetによるとインド映画でここで撮影したものがあってそれ以来インドではここに来るのが流行っているんだそうですよ。
「どけどけ!」なんていわれちゃって、思わずカッとしたりしましたけれど、無作法な奴ってのはどこの国にもいるわけで。
それにしても女性があのサリーで雪の上に出てこられるのは大変です。
帰りの電車の中でうるさくて参りました。 -
なるほど、これじゃやっぱり気温氷点下で、無理もありませんね。
向こうの方でロープトォーが動いています。標高3000mを越えている遊園地ってところですね。嵐なんか来たらどうなるんでしょうね。 -
ここにも「アイスパレス」なるものがあります。下がつるつるです。どうせなら滑って歩きたい。
しかし、調子に乗るとすぐに息が切れます。 -
なにもこんなところにまでいたずら書きしなくたって良いだろうに。馬鹿ですねぇ。
TANYA!いいかげんにしろ! -
ここには富士山五校目郵便局から持ってきた赤い丸いポストがありますね。
だから、わざわざこっちのスイスのポストから投函しました。(ホント、天の邪鬼なんだ) -
やれやれ、一緒になったインド人家族のエンドレスな大声唄にめげずトンネルからでてからの山を愛でながらクライネ・シャイデックに戻ってきました。
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クライネ・シャイデックから40分ほど電車に乗ってグリンデルワルドに帰ってきたのは17:20でした。
今日は盛りだくさんでした。
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