2009/07/19 - 2009/07/19
50903位(同エリア59269件中)
ナオさん
礼文島からの帰り、海は時化て、私はぐでんぐでんに船酔いし、稚内港に着いた時はしばらく動けませんでした。
外は暴風雨で、傘のさせない状態です。無理して差そうとして、私は傘を1本だめにしてしまいました。それでも気を取り直して、少しは見ておこうと、北防波堤ドームに行きました。
その後は宗谷岬と宗谷岬公園にドライブです。宗谷岬では暴風雨の中、観光客も記念写真1枚を写すにも苦労していました。
写真に水滴が付いて見苦しいのもあるかもしれませんが、悪しからず!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 自家用車
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ハートランドフェリーで礼文島から帰ってきた私たちがまず行ったところ、それは稚内港のシンボル、北防波堤ドームです。
旧樺太航路時代の歴史遺産であると共に、古代ローマ建築を思わせる美しい半アーチ式ドームは、港湾土木史に残る傑作であると言われています。2001年には北海道遺産に指定されています。
ここは雨をしのげるので、私達も車を止めて歩きました。 -
この花は「アルメリア」です。和名は「ハナカンザシ」と言うのだそうです。稚内では色んな所でこの花を目にしますが、「祈りの塔」の近くに平和を願って植えられたのが初めだそうです。
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これは稚内副港市場の辺りの風景です。大きな船ですが、客船や貨物船やフェリーではなく、どれも漁船のようです。
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稚内から宗谷岬に向けて、国道238号線を走ります。左手は宗谷海峡、右手は稚内空港の辺りです。
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お花畑が広がっていると思って見ると、そこはメグマ原生花園でした。ハマナスやエゾカンゾウの花が見えます。雨でなければ散策したい場所です。
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ここ第二清浜は、間宮林蔵が樺太探検のために出港した地です。ここには間宮林蔵渡樺出港の地の記念碑が建っています。
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これが第二清浜に建つ間宮林蔵渡樺出港の記念碑です。間宮林蔵は江戸幕府の命で樺太探検のため、1808年、伊能忠敬から譲られた羅針盤を手に、ここから樺太に渡ったのだそうです。
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これは宗谷岬に立つ間宮林蔵の像です。間宮林蔵は1年半にも渡る樺太探検によって、樺太が島であることを突き止めました。今でも間宮林蔵の名は、大陸と樺太との間の海峡に、間宮海峡として残っています。
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ここは北緯45°31′、「日本最北端の地の碑」がある所です。
いつもなら観光客が順番待ちをして記念撮影をしているのですが、この日はごらんの通りです。写真に写っている観光客の様子から、この日の天気が想像できると思います。 -
宗谷岬公園に上って来ました。宗谷岬の灯台が見えています。
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これは宗谷岬公園に建てられている「宮沢賢治文学碑」です。
その後ろに見えているのは旧海軍望楼です。明治35年に帝政ロシアとの戦いに備えて建設されたものだそうです。 -
右に見えているのが、2007年に建てられた「ラ・ペルーズ顕彰記念碑」です。ラ・ペルーズはフランス人で、1787年に欧州人として初めて宗谷海峡を通った人です。
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これは1985年に建立つされた「祈りの塔」です。1983年に起こった大韓航空機墜落事件の遭難者の慰霊と、世界の恒久的な平和を願って建てられたものです。
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これは1988年に設置された「世界平和の鐘」です。ニューヨークにある世界平和の鐘を世界中に設置して、恒久平和を広めようとする運動により、サハリンを望むこの地に設置されました。この鐘は世界各国から集められたコインで鋳造されているのだそうです。
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一通り宗谷岬公園を見て、宗谷岬灯台を見ながら、宗谷岬公園のある宗谷丘陵から下ります。
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再び国道238号線にもどり、宗谷岬をぐるりと回れば、見える海は宗谷海峡からオホーツク海へと変わります。
私たちの目に映るのは、白い波の立つ荒れたオホーツクの海ですが、この辺りの人には大したことのない見慣れた光景なのかもしれません。
冬のオホーツク海は一帯どんな様子なのでしょうか!見て見たい気がします!
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