パキスタンの旅（４）～カラコルムハイウェイ２　フンザ⇔ススト～

1998/04/25 - 1998/05/04

この日はジープをチャーターしてカラコルムハイウェイを北上してスストまでの道のりを往復します。雲ひとつ無い絶好の山日和の下、白銀をまとった峻険な山々が連なるカラコルムハイウェイの絶景を心ゆくまで堪能することができました。

エリア その他の都市(パキスタン)

昨晩から体調を崩し、この日は少しは良くはなりましたが、ジープに乗って遠出をする気分にはなりませんでした。チャーターをお願いしたホテルの支配人にキャンセルの相談をしたところ、彼やドライバーさんの熱心な説得に合ってしまい、フンジェラーブ峠までの道のりの半分のところにあるスストまで行くことになりました。

ホテルの部屋のバルコニーからの風景。今日は朝から雲ひとつない快晴です。

ラカポシ(7758m)も綺麗に見えます。

スストまでの道のりをカラコルムハイウェイを北上します。なぜか、ホテルの支配人とその連れの２人が後部座席に同乗しています。

下痢も止まっていなかったので、何度も車を停めてもらっては、絶景を写真に収めた後、茂みに隠れて用を足していました。

グルミットの村で朝食を取ります。

グルミット村。

グルミット村のフンザ川からの風景。奥にはカテドラルピークがそびえています。

カテドラルピーク（トポップダン）。のこぎり状の峻険な尖塔の山並みがゴシック様式の教会を連想させることからカテドラルピークと呼ばれているそうです。

グルミットを出発し、向かって右側に大展望が開けたところで停車してもらいます。

カラコルムの絶景。

下流側の風景。

バトゥーラ山群。

フンザ川。

パスー村手前から見たトポップダン(6106m)。

トポップダン。

同じ場所からはパスー氷河も見ることができます。その奥にそびえるのがパスーピーク(7284m)。シスパーレ(7611m)は残念ながら雲に隠れて見えませんでした。

パスー村。

トポップダンの山裾。

パスーピーク。

カラコルムハイウェイ。

村と川と白銀の山並み。

村と川と白銀の山並み。

国境の村スストに到着しました。

中国との国境の町だけあって、これまで目にすることがなかった漢字の看板を掲げた店がありました。

大きな荷物を載せた国際バス。

バスの出発を待つウイグル人。

スストの吊り橋。左はドライバーさん。

吊り橋の上からのトポップダン山群と清流。

スストでお昼の休憩をとり、体調も何とか回復してきました。一路フンザに戻ることにします。

トポップダン山群の北面。

白銀を抱いた山頂部分。

山頂を望遠で撮りました。

峠の清流。

トポップダン山群。

険しい山肌を見せるトポップダン山群の山裾。

車一台分の幅しかない橋を渡ります。

パスー村。

カラコルムハイウェイとトポップダン。

険しい山群の中をを道路は縫って行きます。

フンザ川の雄大な風景。

途中寄り道してボリット湖に向かいます。

ボリット湖。

彼らがなぜか今回の遠出につきあったホテルの人々。

フンザに戻ります。カラコルムハイウェイは地盤が緩く崖崩れや落石が頻繁に起こります。落石が無いように祈りながら進んで行きます。

フンザに戻ってきました。ディラン(7273m)の高峰が綺麗に見えます。夕暮れ時のフンザを散策します。

フンザの墓地。

墓地。

ウルタル峰(7323m)は雲に隠れていました。