パキスタンの旅（６）～ペシャワル～

1998/04/25 - 1998/05/04

いよいよ北西辺境州のペシャワルに向かいます。ペシャワルはアフガニスタンまで50kmの国境の街であり、アフガン的な中央アジアの雰囲気が色濃く残っているワイルドな街です。

エリア ペシャワル(パキスタン)

途中我々のバスを無理やり追い抜こうとしたギンギラバスに向かって、車掌さんがバスから身を乗りだして、相手のバスの運転手の顔を棒ではたいていました。事故にならないようにドキドキしながら、このやりとりを間近で見ていました。

３時間ほどでペシャワルに到着しました。

バスターミナルの売店。

旧市街の端にあるROSE HOTELに投宿。お昼ごはんは宿の近くの路上の屋台で肉の鉄板焼きが美味しそうでしたので、ここでいただくことにします。ペシャワル料理はインドマサラを使用しておらず、香辛料を効かせた中央アジア的な料理のため、私の口にとても合いました。

早速、ペシャワルの旧市街に向かいます。

歯医者。看板がわかりやすいです。

ムスリムの礼拝に使用する敷布。お土産に２枚購入しました。

旧市街をさらに進みます。

ペシャワルの人々は皆気さくで、写真撮影は快く引き受けてくれます。

通りを写そうとカメラを向けると、帽子を取って笑顔を見せてくれました。

衣料品のバザールの小道。

写真を撮るよう催促を受けました。

ペシャワルの人々は写真に写るのが大好きなようです。以前旅したウイグルのカシュガルも、そのような雰囲気でしたので、これは中央アジア的な要素なのでしょうか。

ナンを作るかまどにお邪魔しました。

湯沸かし器のサモワールを置いたチャイハナ。

旧市街の通り。

モスクではちょうど礼拝が終わったようで、人々が出て来ていました。。

出入口付近の様子を撮っていたら、出てくる人々ににらまれました。彼らからすると、普通に私に視線を送っただけかも知れませんが、あの強烈に濃い顔で見られると、何かにらまれたかのように感じてしまいます。

馬車が闊歩する旧市街。

通りのチャイハナに誘われました。ペシャワルのチャイは緑茶でとても美味しく、この濃い街中でホッと息をつける瞬間でした。

香辛料売り。

穀物売り。

スコップを使って豆を煎っています。

ＧＴロードの歩道橋からの街並み。ギンギラバスで埋め尽くされています。

歩道橋の下の帽子バザール。

時計塔とバザール。

時計塔とバザール。

道端の子供たち。

古い家並みの残る旧市街。

狭い道を荷台を引いた馬車が行き交います。

帽子バザール。

絨毯バザール。

小鳥屋さん。

小鳥屋さん。

旧市街。

ケバブ屋さん。

チャイハナ。

扇屋さん。おみやげに買って帰りました。

エンジンの修理屋。

ホテルの前の通り。夕食後、部屋に戻ります。

翌日は朝から雨だったので街に出る気もせず、午前中は同じホテルに泊まっていた日本人の女性とロビーで時間をつぶしていました。雨も小降りになってきたので、彼女と一緒に街歩きに出かけます。

街の中心の広場では子供たちがパキスタンでお馴染みのクリケットで遊んでいました。

荷台に立ちながらうまく馬を操っています。

オートリクシャーの海。

ギンギラバスを待つブルカをかぶった女性。ペシャワルでは、ブルカと呼ばれる布を頭からすっぽりかぶった女性が多かったです。ある店の中で、ブルカをかぶった４名の女性が私の間近に近づいて来て、バクシーシを迫られた時は、さすがにビビりました。

ギンギラバスの渋滞。この晩にラホールに向けて飛び立ちました。